第2学年白百合セミナー茶道体験
  一人一人が輝く活力ある学校づくり推進事業の一環として,日本文化の一つである茶道を2年生全員が体験しました。緊張の中,講師の先生方が柔らかな物腰で接して下さったので,リラックスした状態で学ぶことができました。先生の「茶道は楽しむもの」というお言葉通り,整えられた和室,落ち着きのあるお香,先生方の凛とした着物姿の全てが合わさって,生徒たちは美しい空間と時間を堪能することができました。お辞儀の仕方,お茶菓子やお茶を頂く時の「お先に」という隣の人への声掛け,お茶碗の向きなど,あらゆるところで他人への配慮がなされていることを知ることができました。今回は立礼(りゅうれい)という,御園棚を使ったお点前も拝見しました。
  生徒たちからは,「先生方の点てて下さったお茶は,実際に自分で点てたお茶よりも泡が細かく,ふわっとしていてお茶が甘かった。」との感想が聞かれました。日本人ならではの「おもてなしの心」の素晴らしさを改めて感じることができ,また「気遣いの文化」が日本にあることを改めて誇らしく思えた茶道体験となりました。