「叡智・仁愛・創造」茨城県立水戸第二高等学校 Since1900
本校は「第Ⅳ期 Super Science High School(R5~5年間)」に文部科学省から指定を受けています
令和5年4月12日、3年ぶりに全校生徒で伝統の「校歌」を斉唱しました。どうぞお聴きください。(動画)
いつも,朝早く登校して,すがすがしいあいさつをきちんとすまして,その後,ジャージに着替え始業までの一時間,朝の自主練でチームでひたすら走っています。そのひたむきな姿は,忘れていたものを思い出させてくれると同時に、見るものに勇気と元気を与えてくれていました。
その陸上部が,この子どもたちが,11月3日に行われた関東駅伝茨城県予選で,みごと五位入賞を果たしてくれました。公立高で入賞できたのは,本校だけです。ずば抜けた才能の持ち主たちばかりではありません。恵まれた練習環境でもありません。それでも,ひたむきな努力は,嘘をつかないことを実証してくれました。久しぶりに,心が熱くなりました。まさに雑草のようなチームです。この後,関東大会に出場します。
努力しても,いつもいつも結果が伴うとは限りません。それでも,ひたむきな努力に価値を見出せた人は,人生において必ず勝者になります。この勝者とは,人に比べて自分が幸せであるとか,世間的に認められ偉くなるとかではなく,自分の人生に誇りを持てる生き方ができるようになるということです。
頑張ったのは自分,頑張れた自分を褒めてあげよう,そして,次の頂上をめざして,少しずつでも良いから前進しようと思えるような人になって欲しいと願っています。さあそれぞれの部活動で,それぞれの場所で,場面で,ひたむきな努力をささげてほしいと願っています。そのような君たちにこそ,栄冠は輝くと信じています。
関東大会では,爽やかに暴れてきて欲しいです。みんなでエールを送ろう。
いつも,朝早く登校して,すがすがしいあいさつをきちんとすまして,その後,ジャージに着替え始業までの一時間,朝の自主練でチームでひたすら走っています。そのひたむきな姿は,忘れていたものを思い出させてくれると同時に、見るものに勇気と元気を与えてくれていました。
その陸上部が,この子どもたちが,11月3日に行われた関東駅伝茨城県予選で,みごと五位入賞を果たしてくれました。公立高で入賞できたのは,本校だけです。ずば抜けた才能の持ち主たちばかりではありません。恵まれた練習環境でもありません。それでも,ひたむきな努力は,嘘をつかないことを実証してくれました。久しぶりに,心が熱くなりました。まさに雑草のようなチームです。この後,関東大会に出場します。
努力しても,いつもいつも結果が伴うとは限りません。それでも,ひたむきな努力に価値を見出せた人は,人生において必ず勝者になります。この勝者とは,人に比べて自分が幸せであるとか,世間的に認められ偉くなるとかではなく,自分の人生に誇りを持てる生き方ができるようになるということです。
頑張ったのは自分,頑張れた自分を褒めてあげよう,そして,次の頂上をめざして,少しずつでも良いから前進しようと思えるような人になって欲しいと願っています。さあそれぞれの部活動で,それぞれの場所で,場面で,ひたむきな努力をささげてほしいと願っています。そのような君たちにこそ,栄冠は輝くと信じています。
関東大会では,爽やかに暴れてきて欲しいです。みんなでエールを送ろう。
三人の連携が実に素晴らしく,日頃気がつかないところまで清掃してくれました。特に,マスクを外してもらった彼女は,これまでのお掃除当番が気がつかなかった場所を,さも当たり前のように,雑巾掛けしてくれました。一年半で初めてです。感動しました。
残りの二人も,それぞれ自分の役割を段取りよくこなしています。彼女たちには,段取り力がいかに大事であるか,実は,学ぶ力にもつながっているということを伝えました。
なぜ,誰も気が付かなった所に気が付いたのかと聞くと,始める前に,全体を見渡して,手が届きにくいところはと,当たりをつけて,確かめてみると,とても汚れていたので,雑巾掛けをしましたとのことです。
全体をまず見渡してみて,どこに課題があるか考えをめぐらす。まさに段取り力です。今,自分がどこにつまずいているのかを考え,それを克服するにはどのくらいの時間をかけ,どのように克服していくのかを計画を立てることにつながっていますよね。このような考え方,できるようになると大人になって,仕事を始めたときに大きな武器になります。
*清掃中は,窓と入口のドアをあけ,換気に心がけています。マスクを
外している子は,撮影の一瞬外してもらいました。
文化部の彼女は,昨日は部活動はお休みでした。運動部の友人たちと,つごう3人で校長室前を通過しました。運動部の子が校長室をのぞくようにあいさつをしてくれたので,時間があったらよっていったらと声をかけると,彼女たちは,部活動開始時間まで時間がないので,この子をお願いしますと声が返ってきました。そう言われた彼女に聞くと,バスの時間まで30分以上待ち時間があるとのこと,炎天下で待つのならば,時間をつぶしていくと良いよと校長室へ誘いました。
本校の図書館(ちなみに私が館長です)は,県内でも有数の,使用者の目線に立ち整備された図書館です。司書も常駐です。生徒の身近に,目指すべき大人(=本物)がいます。
来週から,本校では読書週間が始まります。秋の夜長,自粛が続いている中,それを好機ととらえ,読書をすることをお勧めします。そういえば,この後,昼休みに訪れてくれた3年生の二人には,それぞれのステージにあった本を貸し出しました。読後,どのような化学反応を起こしてくれるのか,今から楽しみです。
これは,一年生向けに,一学年の先生方が企画した取り組みです。スタディーマラソンと言います。午前中4時間,午後4時間,一日8時間の三つのコースを設定しています。子どもたちは,自己申告でコースを選定して,参加します。あくまでも自由参加です。基本のスタイルは,自学自習です。それでも,学びは団体戦という二高らしさは,随所に出ています。ここで,自学自習して,疑問に思ったことは,先生方が待機していますので,じっくりと自分が理解できるまで,質問できるシステムです。贅沢な学習です。
私語がなく静寂の中,鉛筆の走る音だけが聞こえてきました。マラソンとは,良いネーミングです。コースをさながら走る子どもたちも,まずは自分と闘う。真剣に取り組むから,疑問点が明らかになってきます。質問する内容が明白になります。そして,頑張っている仲間が視界に入ってきます。みんなも頑張っているから,自分も,もっと頑張ろうと思えます。まさに,相乗効果ですよね。参加している子どもたちに,何かご褒美をあげたくなりましたが,邪魔は禁物です。そそくさと会場を後にしました。
先生方もそんな子どもたちを,陰になって支えてくれています。支えてもらったと実感できる人たちが,今度は自分が支える順番であると理解でき,自分の順番になったときに,果たすべき役割を,さらりとできるようになるのだと思います。
実際に地域と関わり,どのように町おこしを行っているかということを知る大きなヒントをもらったのではないでしょうか。二高生の中には,将来,地域のお役に立ちたいと考え,大学で地域政策などを学びたいと,夢を語ってくれる子もいます。しかし,二高生の場合,高校時代に町づくりのために何かをやってみるということはできません。ですから,今回のミライcafe@大子清流高は,高校生レベルでもできる,町おこしを目の当たりにするという,フィールドワークの初歩を伝えたつもりです。
町cafeのカキ氷美味しかったでしょ。氷にもこだわっていましたが,地産地消のいちご,そのイチゴペーストを活用した「イチゴミルク」でしたよね。笠井オーナーの町起こしにかける熱い想い伝わってきましたよね。ボスの思いは,しなやかでしたたかな女性。したたかなと言うと,ズルイと思うかもしれませんが,私は,一つのことを単純に終わらせるのではなく,こうすると別のこのような効果がでるよねと考える複眼的な視点を持っていることを指します。この夏の,この一瞬の出来事が,二高生と清流高生の心に深く刻まれること期待しています。店長さんたちは,ボスの仕事の流儀を目の当たりにしましたよね。次の戦略に生かしてほしいな。
福祉体験では,ただただ感じて欲しかったという場面です。小瀬高の校長を経験しているだけに,これからの高齢化と多様性を,皆さんが主体的に生きていくために,高齢者とのかかわり方,障害のある方との接し方,広く福祉の心を理解しているだけでも,大きな武器になるはずです。知っていること,体験していることで,思考が深まります。
福祉科の先生方が,熱中症予防のために,冷たいお茶と塩飴を用意してくれていたこと,どのように感じましたか。当たり前のことですか。相手のことを相手の身になって考える。まさに福祉の心ですよね。先生方のちょっとした気遣い,皆さんは真似ができますか。学びはそこら中に転がっていました。気がついていてくれると,このcafeは,成功ですね。学びは真似から始まります。
それにしても,感染症予防対策に,熱中症対策,本当に頭のさがる思いです。人は一人では生きていけない。誰かに支えられて生きている。だから,自分も誰かを支えているのだと感じられる生き方をしたいですよね。そのために日頃,教室で学んでいるのだと思います。
簡単なゲームでアイスブレイクした後,地産地消の食体験です。茨城県は全国有数の農業県でもあります。都会に近いのに,これだけ素晴らしい農業生産物があること,忘れているように思います。常陸大子というば奥久慈軍鶏。今回は奥久慈軍鶏をあますことなく用いたオムライスを堪能しました。容器もスプーンも,土に戻る素材であったこと気が付きましたか。教室で学んだことを確認するための体験学習です。
子どもたちも,密にならない配置で,交流を満喫しています。それにしても,清流の校長先生と教頭先生が心配そうな顔つきで参加です。清流の子どもたちは,そんなこと気にせず,二高生を盛り上げようと頑張ってくれていました。このおもてなしの心意気は,二高生に伝わったはずです。朝ほんの一瞬出逢った子どもたち同士が,旧知の仲のように和気藹々としている姿に,茨城県の可能性を感じました。まだまだ捨てたものではないぞと。体験を通して日頃の学びを再確認し,さらに学ぶ意欲を高めること,今回のミライcafeのねらいです。来年は,企画からすべて子どもたちが行います。楽しみだな。どこへ連れて行ってくれるのかな。
清流高の生徒が実習で活用しているドローンを実際に操縦しました。ドローンを離陸させ,体育館に示された四箇所を回って,着陸させるという,言葉で言うのは簡単ですが,いざ操縦してみると,これが厄介です。二高の子どもたちも,挑戦させてもらいましたが,悪戦苦闘状態です。清流の子どもたちは,普段から実習で,もっと高度なことを行っているので慣れた手つきです。二高の子どもたちが,羨望の眼差しです。上下青のジャージが清流高生です。写真でドローンが飛んでいるの分かりますか。
私も挑戦しましたが,子どもたちの上達にはついていけません。最後は,プロの操縦を目の前で見ました。上空からの撮影映像は,テレビ番組の「ぽつんと一軒家」状態でした。上空からの記念写真も撮影していただきました。この最先端の技術に触れたことで,彼女たちの視野が広がったと思います。
農場では梨狩りを体験しました。自分でもぎいた梨はお土産です。家族にどれだけ語ることができたかな。お土産に付加価値を付けて家族と共有すること,これも大きな学びです。
珍しい品種で,長持ちしないため,市場に出回ることがないそうです。農場の先生の説明しっかりと聞いていたかな。収穫後は,試食です。暑さの中の,涼となりましたよね。瑞々しくて美味しかったですね。カブトムシに出遭うは,アブに追われるは,なかなか経験できないことがいっぱいだったと思います。それぞれ思い出に残るシーンがあったと思いますが,命を感じてくれていたら良いなと思います。
受験生・受検生(中学生で水戸二を目指してくれている人たち)の皆さん,今,頑張っていることが,秋風が吹く頃に成果になってあらわれます。まだまだ,挽回がききます。諦めない,焦らない,勝機はこれからです。ちょっとサボり気味かなと思う人,まだまだ間に合います。ここから再度,計画を見直してみよう。いくらでもお手伝いします。
今回の実施についても,顧問をはじめ多くの人たちが知恵を振り絞り,できうる限りの感染症対策を施して開催に漕ぎつけました。部員たちが,毎日の健康観察(検温,味覚嗅覚の異常の有無,倦怠感,風邪の症状の有無),手洗い,うがい,手指消毒に,こまめな水分補給,不特定多数の人が集まり密の場所でのマスク着用義務などを励行し,さらに,当日も,密にならないようお客様にご協力をいただくなど,部員たちも頑張ってくれていました。
書道パフォーマンスでは,COVID-19に負けないというメッセージを込め,一人一人が一字一句に魂を込めて,書き上げてくれました。メッセージは,見ている人にきちんと伝わったと思います。ここでも,困難と馴れ合って生きるのではなく,敢然と挑戦している二高生の姿に,感動しました。笑顔で,最後まで発表してくれたこと,誇りに思います。子どもたちを見ていて新たな仕掛けを思いつきました。書道部の部長さんと相談してみます。
この部活動との両立は,大人になったときに大いに役に立つはずです。なぜなら,大人になると複数のことを軽重付けて,その都度優先順位を決めて行う場面が増えてくるからです。高校時代に優先順位を付ける経験をしている人にとっては,仕事の段取りの付け方が分かります。その証拠に,部活動を引退した後,両立させることに腐心した子は,自分の希望する進路に進むケースが多いように思います。この経験も武器になります。慣れるまでは大変かもしれませんが,そこをクリアすれば大丈夫です。応援します。
さて,ここに来て,COVID-19 が猛威を奮っています。感染症対策には万全を期しましょう。秋の新人戦開催も,どのようになるか分かりませんが,それでも,目の前のことに集中して,目標と計画を立てて,心身ともに鍛えていきましょう。これは,やがて大きな武器となって自分たちに戻ってきます。
この笑顔素敵ですよね。会場でも,この笑顔に会えると思いますよ。
この取材は,来年,和歌山県で実開催される,高等学校総合文化祭への出場権を得るために,その予選会として実施される県大会への出品を目指して行いました。子どもたちの質問に,市長さんが丁寧にお答えくださりました。水戸駅前の景観や現代アートのこと,伝統芸能や民間芸能のこと,芸術が街づくりだけでなく,人づくりや人々の健康増進にもつながること,新しい政策についても一つ一つ,子どもたちにも分かるようにご説明くださいました。子どもたちは,大きな学びを手に入れたようです。終了後,彼女たち一人一人が上気した顔つきで,口々に感動の言葉を述べていました。
今回,市長さんとの面会が実現できたのは,志田晴美水戸市教育長さんのお骨折りがありましたので,市長さんにお会いする前に,子どもたちとお礼のご挨拶に伺いました。
関係者の皆様方に感謝申し上げます。吉報を合報告できるよう,がんばらせますので,今後ともご指導,ご協力をよろしくお願いします。
しかし,キャプテンの思い,志は後輩たちに,必ず受け継がれているはずです。彼女は,自分が出場した場面で,気迫に満ちた技を繰り出してくれていました。大会後,涙を堪えて,報告にきてくれた子どもたちに,県大会で勝つことが,君たちの目標ではないはず。全国で勝つことが目標のはず。ならば,明日からどうすれば良いのか,答えは出ていると伝えました。
悔しさを知るものは,必ず成長します。自分の弱さを誤魔化すものには,成長は望めないでしょう。ここで逃げることを覚えたら,全ての場面で楽な逃げ道を探す人になってしまいます。困難に立ち向かうのを勇気といいます。あなたがたは,一人で立ち向かうのではありません。あなたたちには,信頼できる仲間がいるはずです。この夏,3分間動き回っても,鋭い一手がいつでも繰り出せる力を身につけることです。
厳しいことを述べましたが,実に清々しい戦いぶりでした。
キャプテン本当にお疲れ様でした。この代のチームは,あなたの名前を被せ...
ちなみに,7月のシメは,龍ケ崎済生会病院の方々でした。看護師を希望する子どもたちにとって,COVID−19の影響は大きく,例年だと,病院などで行われる看護体験実習が,のきなみ中止となりました。
今回のcafeでは,龍ケ崎病院で,実際に新人ナースたちの研修がどのように,行われているのか,その様子を収めたDVDを視聴しました。まさにバーチャル看護体験実習となりました。質疑応答も活発に行われ,さらに,参加した人たちの看護師になりたい,医療系の道に進みたいというモチベーションが,高まったことと思います。
今回の参加者は,3年生が中心となりましたが,1・2年生向けに,zoomを用いての,病院関係者とのcafeを行う予定です。店長から依頼のお電話を差し上げますので,その折はよろしくお願いします。
緑陰寸暇を惜しまず。秋には,読書。読書にいそしむと自分の発する言葉に重みが出てきます。時間は,隙間時間で十分です。
勝っても負けても,後輩たちにその魂を伝える試合にして欲しいと伝えました。ここまで頑張ってきたことは無駄ではありません。進路に向けては,私も微力ながらお手伝いします。
それぞれの部活動には,そこで頑張った子どもたちの思いが込められています。その思いは,大会がなくても,やがて自分を突き動かすエネルギーになります。出場を諦めた子どもたちも,同じです。これまで精進したことは,無駄にはなりません。結果も大事ですが,そこに到達するまでの過程にこそ,大事なものが隠れています。自信と矜恃を心に秘めて欲しいと思います。
教員は,とかく,子どもたちの進路を決めてあげたいという,独自の視点が一番で,そのことが何より大事だと思いがちです。その視点を大事にして企画を考えてしまいがちです。それも大事な視点ですが,そのような企画を実施した時は,子どもたちは役に立った,指導者側も企画がうまく行った,良かった良かったで終わってしまうのですが,それで終わってしまうことが往々にしてあります。
ここまで登場してくれたcafeのお客様を,そのお話などを通して考えると,私の仕掛けに気が付く子もいます。問いかけというヒントを与えると,堰を切ったように,子どもたちの視野が広がります。思考ツールなどでは届かない領域です。本来の意味の探究につながります。型を与えることを考えている人には,私が語る感覚的な領域は難しいだろうな。ヒントは,私たちの相手はさまざまな感情をもった人なのです。
今回のお客様は,子どもたちを揺さぶってくれました。素敵なお客様を連れてきてくれた小沼先生の優しさに感謝します。
担当の先生と,校内を見て回った後に,自分が一番お気に入りの木や植物をあげ,「なぜその木なのか。その木のどこに魅力があったのか」を,まとめるという授業だそうです。
生物の授業に,国語の要素が入っています。どのような力をつけたいのかが指導者に明確にあるので,こどもたちへの指導も分かりやすいです。ここで指導者が意識した,付けたい力のための仕掛けがある学びは,生涯にわたって,使える力になるでしょう。子どもたちが,気が付き,一文一文を書き上げ,その後,推敲の段階で主語と述語のかかり受けを意識すると,英語に直すのはたやすくなるし,難しければ翻訳ソフトを用いてみるのもありだと思います。そして,出来上がった文を自分で読み返して,分かるかどうかを吟味して,ネィティブチェックを受けると,どこがネイティブには分かりにくいのか,そのような表現は今は用いないなど多くのことを知ることができます。それらを用いて直すと,次回から役に立つだろうし,自分で行った学びなのだから,力がつきますよね。うちには,アンディ先生がいるではないですか。二高の学びは,皆さんが考える以上に深いですよ。でも,自ら考えなくては,スタートラインにも立てませんよ。学びに迷いが生じたらいつでも校長室へ。
3年生は,卒業アルバムの個人写真撮影の大詰めです。COVID-19 の影響で,様々な行事がなくなってしまいました。命が優先なのは当たり前です。しかし,通常ならば,1日ホームルーム,文化祭、部活動の大会など,大きな行事の写真がたまっているころです。卒業アルバムには掲載されない,日常の一コマを,「校長より」のコーナーで,紹介することで,子どもたちが振り返ってみたときに,こんなこともあったよねと思ってもらえればと思います。
2年生は,進路のことなど思い悩む時期です。授業を持っていないから,話しやすいのだと思います。校長室に話に来てくれる子たちは,帰るときに本当にステキな笑顔をくれます。話を聞いて,お互いの考えを尊重し合いながら,話を聞いて考えを伝えてよかったと感じる一瞬です。私にとっても,自分自身を見つめ直す良い機会を,子どもたちからいただいています。当然,子どもたちが帰るときには,「校長のつぶやき」と「ミライcafe」の案内を渡しています。もちろん,入室記念の名刺も忘れずに渡しています。お昼休みには,中庭でお弁当をとってくれている子どもたちもいます。この何気ない一瞬一瞬が大事ですよね。今,これまで当たり前にできていたことが,若干の制約は受けているものの,何とかできることに感謝しています。水戸二高の自由な校風が,子どもたちの日常から,うかがい知ることができることに喜びを感じています。
あるとき,生徒会の子どもたちが,映像配信を行うために教師が行っていることを,何やら真剣に見ているのが分かりました。子どもたちは,しっかり学んでいたのですね。それが,今回の文化祭につながっていることを実感しています。何よりすごいことは,文化祭実行委員会が,各部に指示を出し,各部が決められた時間内に仕上げていることです。教師が教えるのではなく,自分たちが調べて確実なものにしていくという,学び本来の姿,本質がそこにはあります。これこそ「主体的で,対話的で,深い学び」であると思います。途中で子どもたちが悩めば,それとなく助言をする。それも,指示するのではなく,あくまでさりげなくです。これが当たり前にできるところが,教師集団と子どもたちの間に信頼関係が構築されているからだと思います。
最近,子どもたちが教えてくれたことです。まさにここに「探究」のエッセンスが隠れているように思います。「ソッタクドウジ」と「シュハリ」の概念が大事だと思います。これこそ「探究」の極意ではないでしょうか。
今年は,それをもう一歩進めて,子どもたちが会いたい人を決め,自分たちでアポを取って,ミライcafeの内容を伝え,ご協力をお願いするという形にしました。子どもたちにとって見ず知らずの大人と,電話で会話することは,キャリア教育としても成果が期待できます。
今回は,7/28~7/31に実施する「ミライcafe」のお客様を戦略会議で決め,早速,子どもたちが電話連絡を差し上げた後の一コマです。当日は,どのようなお話が聴けるか楽しみです。大人にとっても,異業種の人たちのお話は,興味深いし,勉強になります。子どもたちにとっては,なおさらです。,緊張しながら電話していましたが,大きな学びを得たはずです。ご協力いただく皆様方に感謝申し上げます。これからも,多くの方にお声がけしていきますので,趣旨にご賛同いただければ幸いです。未来を託す人材を一緒に育てていきませんか。
「一張一弛」これは「礼記」が出典ですが,この精神が生かせる環境ということで,彼女たちの場面が印象に残っていたためか,わがままを言って整備してもらいました。枝を落としてもらい,対面にならないように木の周りにベンチを配置してもらうなど,いろいろな工夫がなされています。この場所を彼女たちの工夫で,様々な用途に使ってもらえると嬉しいですね。読書する子どもたちが,出てくるのも期待しています。新型コロナウイルスによって,人々の心が穏やかでない中,ほっとする場面に出逢えました。
本来ならば,小諸市で表彰式が行われるはずでしたが,新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止になっていました。彼女たちは,文学を志しています。ですから,島崎藤村など,文学ゆかりの小諸の町を散策してきて欲しかったですね。きっと彼女たちも,小諸の町の良さに感動したと思います。受賞した盾を持たせていただきましたが,ずっしりと重かったですよ。まずは校長に報告ということとで,校長室に来てくれました。このご時世,予防のため,マスク着用で写真を撮影しましたが,本校の健康観察シートで,朝夕の検温結果,食事時の味覚嗅覚の異常の有無,風邪症状の有無,倦怠感の有無など,多岐にわたる健康観察シートに,毎日欠かさず記載している子どもたちです。健康であり,罹患している可能性が低いため,撮影のほんの一瞬マスクを外しました。大人になったとき,郷愁に誘われ母校のwebページを閲覧したとき,若い頃の自分に再び邂逅し,力を得てくれればという思いがあります。
最優秀の作品は,「リボン解くように剥かれる林檎かな」,優秀賞の作品は,「制服もあと僅かだけ雪の花」です。いかがですか。瑞々しい感性がうかがえませんか。ちなみに応募した高校生も俳句は,1978句(599名)です。多数の応募があってのこの結果です。教室での学びだけでなく,様々な場面で学ぶことができる。水戸二の学びは,いたるところに隠れています。その学びに気が付き,自分のものにしていってほしいですね。
それにしても快挙です。久しぶりに,明るい話題です。校長室へ報告に来てくくれた彼女たちに感謝です。本当にありがとう。下級生,先輩に続くことができるよう精進してくださいね。
何より素敵だったのは,先輩や顧問の先生のアドバイスをそっとメモしている子がいたことです。この姿勢は,部活動以外でも,自分を成長させてくれます。水戸二高は,至る所に学びが隠れていると,日頃言っていたのが,目の前で発見できると嬉しさ倍増です。当たり前のことようにできることに,成長を確信します。何か事をおこせば失敗することもあります。そのような失敗はしても良いのです。それも大事な学びであると,自信を持って言える強さを身に付ければいいだけです。
今回の取組みから,二高生,本がもっと身近にあってほしいと願います。普段の生活で,文庫本か新書本を一冊持っていること,教養のオシャレにも気を遣える大人になってほしいですね。
部活動を引退した三年生の子どもたちもやってきます。これまでは部活動で時間が取れなかったそうです。三年間やり通したこと大きな財産を得たはずですが,そこに気が付かない子どももいます。だから魔法をかけます。ここから,自分が輝けるステージを見つける精進を心がけよう。訪問してくれた子どもたちとは,小さな約束をすることにしています。訪問してくれた子どもたちが笑顔で,また来てくれることを信じています。
今回の大会も,例年行い,卒業生も含めた参加したい人すべての個人戦も面白いのではないかなと思います。見せ方・やり方,工夫の余地はたくさんあると思います。そのような試合,裏方を経験するのも子どもたちにとって大きな学びを得ることになるのではないでしょうか。
さらに,各部活動を引き継ぐ2年生・1年生には,まずは感染症予防を徹底し,時間の使い方や優先順位を考えながらの行動など,大人になっても使える学びを得てほしいと考えています。
本校では,今週から「頑張ろう水戸二高ウィーク」として,新入生の部活動見学週間を設けて部活動加入を奨励しています。それは,教室以外の仲間,先輩・後輩の関係から学ぶことも多く,学業と部活動の両立を目指すことで時間の使い方が上手くなることを期待しています。当日,なぎなた部,ダンス部,コーラス部がNHKの取材を受け,県域デジタルで放送されました。子どもたちがいきいきとした笑顔で応えていることを見るにつけても,平常に戻りつつあることを喜べます。ただ,様々な事情から罹患を不安に思っている子どもたちもおります。県内の罹患者はおりませんが,安心は出来ません。校内は安全であるかなと思えるのは,うちの子どもたちが登校にあたって,「健康観察」の全ての項目にパスしているという事実です。朝夕の検温で平熱以下。食事も時に味覚や嗅覚に異常がないこと。倦怠感や風邪の症状がないこと。登校はこれにパスしていることを基本にしています。その上で家族に一人でもこのような症状がある場合は,学校に登校することを相談するように伝えています。
この約束を当たり前に守ってくれていることを信じていますし,市民教育として,最も大事な民主主義の根幹であると子どもたちに教育しています。子どもたちも,換気すること,換気が難しい活動は,インターバルをとって換気とうがいを適宜入れてくれています。
どの活動も始まる前と終了後の「手洗い・うがい・手指消毒」はルーチンになっていますし,お互いに忘れないように,声を掛け合っている姿を誇りに思います。何もしないというのが最大の感染症対策なのは,そのとおりですが,学校の学びは個々で学ぶ部分と,集団で切磋琢磨して学ぶ部分とがあります。県内に感染者が出てくれば,話は別ですが,今はできるというのが私の判断です。私も見て回りながら気になることがあれば教育しますし,本校の部活動顧問は,子どもたちをよく見て指導にあたってくれています。だから学校再開・部活動再開を今の状態で行うことは,私の責任であります。ご理解とご協力をお願いします。
これまでは,1日3時間の授業が,週に3日ありました。これからは,6時間の授業で毎日あることが不安になったようです。確かに,3時間ならば余裕で学習についていけたと思います。ところが,1日6時間で,部活動や委員会活動なども始まります。これまで経験したことのない領域です。自分たちがついていけるか,不安を抱えてもおかしくありません。不安は,人それぞれですが,早いうちに吐き出してしまうことで,小さくなっていきます。
私たちが思う以上に,子どもたちにとって,休校後の学校生活には,大きな負担を覚えていることが理解できました。写真は相談に乗った後の笑顔です。これから,校長室の役割も全開です。ここから担任の先生の邪魔をしないように,子どもたちの相談に乗ってあげようと思います。校長室で,雑談しましょう。話すことで楽になりますよ。さらに,校内には,ちょっとしたスペースがあります。写真の場所分かりますか。お昼休みにお弁当をもって外に出てみよう。気が晴れるよ。
本校の先生方,映像配信授業,その技術はどんどん進んでいますが,子どもたちも真剣です。先生と子どもたちが互いに競い合って学び合う,まさに啐啄ですよね。私もうかうかとはしていられないな。
ただ,平井先生から「ローランド」と言われて,テレビに出ている人ですか?と子どもたちが回答そたのは,びっくりしました。単純に楽器のメーカーと思う,私は遅れていますね。
来週から通常どおりになる可能性があります。掲載した写真は,校内のどこかです。このような場所で,密にならないよう,対面にもならないように気を付けながら,語り合ったり,昼食を摂ったりしてくれたらなと思います。構内を吹き抜ける風は,清々しいですよ。
本校は、現在は分散登
本校は、現在は分散登
当日は,読売新聞の取材が入りました。学校再開に向けてというタイトルで5月22日(土)朝刊の茨城版に掲載されています。確認していただけると幸いです。子どもたちが,学校再開後,地域の人たちに応援されるよう,科学的にみて根拠のあるデータを参考に作ったルールを守るなど,お互いの子どもたちが,新型コロナウイルスとの長期戦を,見据えて色々考えてくれていることが伝わってくれればと思います。両校の子どもたちに,改めて勇気をもらいました。大人である自分たちが,子どもたちに負けるわけにはいきません。
両校の子どもたち,自分の身は自分で守る,さらに,自分たちで決めたルールを守るという相手のことも思いやるという,大事なことをさらりとこなしてくれています。権利を声高に主張するのではなく,まずは果たすべき義務を大事にするという,真の民主主義精神に通じるものが,その行動に表れています。そのような子どもたちを校長として誇りに思います。
分散登校により生徒はまばらな学校ですが,国旗・県旗・校旗と久しぶりに,三旗を掲揚してもらいました。このご時勢,お祝い事はとも思いましたが,せめてもの校旗ぐらいは許してください。
今年は,創立120周年の記念すべき年にあたります。在校生は,新型コロナウイルスにより,日常とは異なる学びを経験しています。ただ,これまで先輩方が築いてこられた水戸二高にとっては,それぞれの時代に幾多の危機や困難があったことと思います。その危機や困難に果敢に立ち向かい乗り越えてきたからこそ,今の水戸二高があると信じています。困難を乗り越えるDNAは在校生である皆さんにも引き継がれているはずです。生徒会の人たちも,様々な工夫を凝らして学校を盛り上げようとしてくれています。その一つに,学校休校明けに向け,映像配信による学校紹介や,休校明けで登校・下校時や校内で守るべきことを考えてくれています。先日も,生徒会と協議しました。どのような提案をしてくれるのか楽しみです。
OGの皆様,頑張って伝統を引き継ごうとしている水戸二高生へあたたかい応援をよろしくお願いします。
仲野徹先生は、大阪大学医学部医学科を卒業後、内科医から研究の道に進んでいます。大阪大学大学院・医学系研究科病理学の教授です。「ひとは一生の間、一度も病気にならないことはありません。ひとは必ず病気になって、死ぬんです。だとすれば、病気の成り立ちをよく知って、病気とぼちぼちつきあって生きるほうがいい」という姿勢で、学生相手に行っている「病理学総論」の内容を「近所のおっちゃん・おばちゃん」に読ませるつもりで書き下ろした本です。医学部で話されている内容ですが、高校の「生物」「化学」で出てくる「ATP」「アルコール発酵」「ヘモグロビン」や、世界史のテリトリーである「シュリーマン」など高校生にもわかる内容です。出てきた事項をそれぞれの教科書で確認するという読み方を勧めます。仲野先生は、学生に相手に「広辞苑」を調べることを課しています。私はみなさんに高校の教科書で確認することを勧めます。まずは読みながら、この言葉は、教科書で「見たな」、先生から「聞いたな」という箇所にマーカーを入れてください。同時にそのページに付箋を入れましょう。例えば生物の教科書ならば、イエローの付箋、世界史の教科書ならば、ピンクなど、色分けしておくと後で調べるときに楽ですよね。これも高等な学習になると思います。
水戸二高が目指す学びのコンパスともいうべき,冊子が出来上がりました。これまでスタートプログラムとして、これまで1年生の「総合的な学習の時間」(茨城県では「道徳」として実施)で行っていますが、さらに「総合的な探究の時間・道徳」として、これまでの資料を新たにテキストにまとめ上げたものです。各教科で付ける資質・能力いわゆる身に付けるべき力を意識し、それらを探究の一つのツールとして活用できるようになることを狙っています。当然、図書館の活用法、レポートや論文にまとめる手法、プレゼンのお作法(発表へ)、参考文献の用い方など生涯にわたって使えるテキストを目指しています。私も巻頭言で「探求から探究へ」へというお題で文をしたためております。初版本は、一年生に配布するとともに、今年一年かけて、SSH4期目申請へ向け、バージョンアップを重ねる予定です。これから残部を有識者等へ送付させていただく予定です。配布させていただいた皆様方のご指導ご助言をいただきながら、より良いテキストを目指していきます。
新たな学びの確立へ向けて教職員が挑戦します。
先生方の思い,水戸二高の皆さんに伝わっているでしょうか。先生方は,少しでも,みんなの学びが進むことを祈っています。学校の静けさを感じると,当たり前に行われていたことが,特別なことであったように思います。確かに,皆さんは,学校に来て,一日を決められたカリキュラムとおりに授業を受けていました。このような日々が来るとは思わず,毎日,そのことが当たり前のように規則的に学んでいました。その時は,そのことがあまりにも普通のことで,なくなってしまうことなど考えたこともなかったと思います。ところが,今は,いつあけるのか分からないくらい時間が永遠にあるように思われているかもしれません。皆さんの前にある時間は,やはり限りがあります。配信される授業を見るのも,自分で決めて見ているのだと思います。明日があるからあとでというような気持ちになっているかもしれません。元来,学びは自分で工夫して,手を尽くして獲得するものです。分からないことを,自分が分かっているところまで戻ることも,今なら可能です。時間に限りがあるから今がチャンスなのです。毎日1時間分からないことの復習に当てることができれば,休校明けには,かなりの力が付いているはずです。2・3年生なら、これまでの模試や苦手な教科の学び直し,1年生ならば中学校の学び直しを行うことが,それにあたります。学ぶ材料はたくさん持っているはずです。自分の不得意なものの中から,見つけ出すのも学びです。私も学んでいます。皆さんとZoomもしくはMeetを用いて面談ができるようにとその手段を考えています。皆さんがどのような学びをしているのかまずはメールで教えてください。
雨の学校。休校中のため校内は,余計にひっそりとしています。先生方は,今週から本格的に始めるオンライン授業の準備に余念がありません。録画も順調に進んでいます。先週は、2学年が導入したスタディーアプリの講習会を実施してくれました。生徒の皆さんも,教育情報ネットワークのログインIDと初期のパスワードを手にしたはずです。パスワードは,使い出したら変更してくださいね。私も,かつての仲間にZoomでできることを教えていただきました。校長室に来なくても,Zoomを用いてミライcafeができそうです。
ただ,便利なICTを活用しないのは,勿体ないですが,始業式や入学式でお勧めした「手紙屋 蛍雪編」は,読んでいただけたでしょうか。どんなに優れた教育コンテンツも,受け手であるみなさんが,学ぶ意欲が高まっていないと成果は出ません。本を読むことは,大きな学びを得ます。
なぜ学ぶのか。やらされる勉強から,自らの意思で獲得する学びへ,一歩を踏み出してほしいですね。Zoomを用いたミライcafeは,準備が整い次第,連絡します。参加してみようかなと思う人は,まずは,無料版のZoomをスマートフォンかカメラ付PCにダウンロードしてください。その後に,私のメールアドレスに学年と氏名と自分のメールアドレスを記載したメール本文を送信してください。おって,開催時間とログインIDなど招待メールとして送信します。
昨日から休校になっています。主役のいない舞台はひっそりとしています。しかし、主役を引き立てる脇役である担任・副担任の先生方,舞台全体の構成を考える演出家である各部長の先生方,そして全体の指揮を執る監督・助監督である副校長・教頭が,各部・各所で話し合ってくれて,素晴らしい原案を出してくれています。具体的には,総合プロヂューサーである私のところに,ICTを駆使した連絡方法や教科の指導方法,課題の提供,子どもたちの心や身体の安定を図る,相談体制や活動などの様々なセーフティーネットの構築などを提案してくれました。学校が子どもたちの学びを保障するということと,心の平安を保つということで、教職員が中心となって一体化しています。ただ,心配なのは,教師集団は,失敗は許されないと,とても真面目に考えてしまうことです。トライ&エラーで構わないと思います。それも,子どもたちのエールになると思います。子どもたちは,私たちの姿勢を見ています。失敗しても,それを良くなるために挑戦するべきものと考え,工夫してやがて克服すれば,生きた見本ですよね。
生徒の皆さんには,緊急掲示板等で,お知らせしています。こちらも,水戸二高webページ校長からにもアップしていきます。確認してくださいね。友達にも知らせてあげてください。
ここまで準備できたのだから,先生方も少し安心して,テレワークなどを活用して,罹患を抑えることも大事な使命と考えてください。体調は,日々刻刻と変化します。怪しいと少しでも思うことがあれば,私たちに気軽に相談して,自宅で様子を見てくださいね。まだまだ長期戦です。
本日,無事に入学式を挙行することができました。新型コロナウイルスという感染症との闘いの中,体育館を目一杯に使って出席者が密接になることを避け,窓を全開にしての換気に努め,式の簡素化による長時間の密集を避け,参加者には原則マスク着用をお願いしました。儀式は,学習指導要領特別活動にも定められた教育効果の極めて高いものです。命あっての教育ということは重々承知しており一番大事にしておりますが,子どもたちの心の教育も重要であると考えております。エビデンスから考え,今回はうつさないうつらないという最適解を模索することを大事に考えました。新入生は担任の呼名にマスク越しながら大きな声での返事,その後の私の式辞についても真剣に聞いてくれていました。生徒代表の誓いの言葉も,ほぼ暗記してくれていたのか,自信をもって宣誓してくれました。私の式辞の中でも,民主主義の大切さと関連させ,自ら責任を果たす行動を求めました。式終了後,校内を巡回しているとグラウンドの桜の木のもとで,写真を撮影している親子の集団を見かけました。声をかけて近づくと,向こうから校長先生と声をかけていただきました。せっかくなので写真を撮っていいですか,私のfacebookに掲載しても良いですかと頼んでみました。それまでマスクをしていましたが,撮影ということでマスクを外してステキな笑顔をこちらに向けてくれました。式辞をしっかり受け止めてくれていて,水戸二の学びに頑張ってついていきますと約束してくれました。自分たちが目指すべき舞台を,早く見つけて,その舞台で輝きを放てるように,学びを深めてほしいですね。校長室は,水戸二高すべての子どもたちにwelcomeです。かつての子どもたち(卒業生)も遊びに来ます。ですから雑談をしに来てくださいね。雑談を重ねるうちに,自分の舞台が見えてくるかもしれませんよ。こんなにステキな笑顔の持ち主たちです。相対的な順位に惑わされることなく,自分の舞台を見つけられるように学び続けよう。応援しています。頑張れ二高生.。
会議室からの,YouTube配信で各教室に,新任式・始業式・生徒会役員信任式を流して行いました。撮影は,放送部の子どもたちが担当してくれました。手際の良い仕事ぶりです。ついつい私の話は、長くなってしまうのが,反省点ですね。前期生徒会役員の子どもたち堂々としていました。水戸二高を良い方向へ導いてくれる,と確信した瞬間です。前期生徒会長は,公約であった電子マネー対応の自動販売機導入を,事務室長と交渉をして勝ち取ってくれました。きっと次の一手を考えてくれていると信じています。新入生は,18歳成年年齢の該当学年です。民主主義の大切さを後輩に伝えてくれるものと思います。