「叡智・仁愛・創造」茨城県立水戸第二高等学校 Since1900
本校は「第Ⅳ期 Super Science High School(R5~5年間)」に文部科学省から指定を受けています
令和5年4月12日、3年ぶりに全校生徒で伝統の「校歌」を斉唱しました。どうぞお聴きください。(動画)
第1部は代表生徒の発表(グローバルクラブ「グローバル社会に生きる視点、国際教育弁論大会の主張」、「道徳」スタートプログラム(1年)「マリー・キュリー MarieCurie」、環境科学(2年)「Smartphone and Electromagnetic Waves」…英語による発表)。第2部は個人発表で全員がポスターセッションを行いました。第3部はSSHによる海外セミナー報告(「You want to go to America,don't you?」…英語による発表)。
ステージ発表もポスターセッションも、皆さん堂々としてよい発表だったと思います。ポスターセッションでは、みんな、にこやかに、生き生きと楽しそうな様子が見られました。また、1年生が2年生の発表を聞き、2年生が1年生の発表を聞くといった、異学年交流もよかったです。人前で発表する度胸、表現する力、コミュニケーション力等が鍛えられたのではないでしょうか。失敗を恐れては進歩はありません。どんどん失敗して次につなげてほしいと思います。プレゼンが終わったその日が自分が一番成長できるチャンスだといいます。どうすればわかりやすく伝えられるかといった改善点は見えてきたでしょうか。皆さん、大変お疲れ様でした。
会場からは多くの質問が出され、受け答えもよかったと思います。講評では、運営指導委員長の茨城大学副学長・折山先生から、「水戸二高のプレゼンテーション力は向上している」、「ジェスチャーも交えて生き生きと楽しく行っており好感がもてる」、「研究では因果関係が大切(データサイエンス)」とのお話がありました。
午後は、学校にて、2年SSクラスの「サイエンスイングリッシュ」の授業、「課題研究」の各グループによるポスターセッションを実施しました。
確かに夏休み前に比べると、プレゼン力が数段向上していると思います。内容も整理されて分かりやすくなっていました。これから7月の最終報告会に向けて研究を続け、さらに成長した姿を見せて下さい。
1日2クラス、4日かけて全クラスが体験することになりますが(各クラス1時間)、私は2年4組の時間に一緒に体験しました。座礼の時のお席入りのしかた、茶席での作法、お菓子の食べ方、抹茶の点て方等を体験しましたが、今年は立礼の仕方も教えていただき、椅子席の場合の礼儀作法も学びました。季節を感じさせるおいしい和菓子を味わいながら、みんな真剣な面持ちで学習していました。なんとなく柔らかく温かく感じる時間を過ごすことができました。家に帰って体験した話を披露してみると結構盛り上がるのではないでしょうか。
この後、2月1日(金)、8日(金)にも茶道体験を行います。
大会では、各地区の予選を勝ち抜いた8校の生徒が、家庭科の授業の中で学んだことを活用しながら、家庭や学校、地域の生活の中から見いだした課題を解決するために、計画を立て、調査研究をしながら得た成果を発表していました。地域貢献や食、家族をテーマに、みんな見事な研究発表でした。
本校の発表に対して、審査員の先生からは、「データをとって科学的に検証している。JAや茨城大学等と連携して助言を受け、独りよがりにならずに取り組んでいる。」と高評価を得ました。今後の課題として、全員に対して「まとめる力、伝える力をつけてほしい」との言葉がありました。
発表した白土さんは原稿なしで見事にプレゼンし、パフォーマンス担当も息が合った演技で彩りを添えていました。参加した皆さんの努力の成果が表れた結果と思います。この後、夏に全国大会へ出場しますが、さらに研究内容やプレゼンに磨きをかけて頑張ってください。
この大会は、県内外高校生の参加により、プレゼンテーション能力や質疑等における技能の向上を図ること及び研究者や他の発表者からの質問や助言を受けることにより、研究内容の一層の深化を図ることを目的としています。
ポスター発表において、小野さんと髙野さんの「陽だまりと布団 ~日光と紫外線ライトでの殺菌力の違い~」が優秀賞を受賞しましたが、みんな、プレゼン力が上がっていると感じました。質問の受け答えなど以前より進歩していると思います。とても和やかな雰囲気に包まれていた会場もありました。研究はまだまだ途中ですが、今回の発表を経験し、熱い刺激を受け、何か新たな収穫を得たのではないかと思います。参加した皆さん、大変お疲れ様でした。
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鈴華さんは今年度の本校スクールガイドにも寄稿いただいております。来年もさらなる活躍を期待しています。
スクールガイドはこちら。
30名が、「BURWOOD GIRLS HIGH SCHOOL」「ホームステイ」「観光・大学視察・企業見学について」の3つのテーマで5班に分かれてプレゼンテーションを行い、最後は30人一人一人が海外研修の所感を述べました。その言葉から、とても充実した研修だったことが分かりました。今後の高校生活や将来を考える時に、この研修で学んだことを生かしてほしいと思います。
主な所感は次のとおりです。
「コミュニケーション力の大切さを感じた。」「英語力不足を実感した。もっとスキルを上げたい。」「単語力のなさを実感したが、ジェスチャーでなんとかなった。」「自分もホストファミリーとして、日本で外国人留学生を受け入れてみたい。」「自分を出すことも大事だと学んだ。」「英語が通じた時の喜びを忘れないで学校生活に生かしていきたい。」「英語を話す事への恐怖心がなくなり、会話が楽しいと感じるようになった。」「日本のことをもっとよく学ばねばならないと思った。」「積極的に会話することの大切さを感じた。逃げないで挑戦していこうと思う。」「質問することの大切さを知った。自分から質問しないといけないと感じた。」「英語を話すことは純粋に楽しいと思った。」
来年の課題研究発表会を見据えての中間発表という位置づけで、研究のテーマや目的(仮説)、方法、今後の計画について報告するものです。今回の目的は、どこまで進んだかの確認と分かりやすく伝えること。16のグループが、質疑応答を含んでそれぞれ3分間で発表、伝わるプレゼンを目指しました。
質問への回答も明確で、プレゼン力も第1回のときより上達していたと思います。これから試行錯誤を繰り返しつつ、さらに上達していくことを期待しています。この後が楽しみですね。
「Biomimetics」「統計を利用した聴力の差が生まれる原因の解析」「金属メッキ」
「虹の結晶」「金属葉の形態」「シクロデキストリンの包接作用について」
「リーゼガング現象」「Chemistry of fragrance」「積の魔方陣」「変形菌」
「組織別プロトプラストを使ったニンジンの再分化」
「ニワトリ胚を用いた発生初期の仕組みについて」「陽だまりと布団」
「UMAMI」「水戸のヒカリモ」「幻の水戸ガラス」
講演のテーマは「がん:Cancer を知る」。「がん」と「癌」の違い、「がん」の特徴、紫外線と発癌、子宮頸がん等について、高齢化や欧米化をキーワードに、論理的にわかりやすくお話いただきました。本日の講演会を通して、生徒たちは、命と健康の大切さについて学びを深められたものと思います。私も大変勉強になりました。
現在、水戸駅南口の大型ビジョンに、交通安全を呼びかける映像が流されていますが(15:00~19:00)、このナレーションを担当したのが、本校の放送部(2年生の臼井さん、戸井田さん、中野さん)です。大変評判が良いとのことで、県警の方も喜んでおられました。この映像を見た人、ナレーションを聞いた人たちに交通安全の意識が高まることによって、生徒たちの活動が事故防止に貢献できたら幸いです。
講演のテーマは「グローバルな社会に生きる私たちの視点」。難民問題をみる視点から、ご自身の体験を交えてのお話。今まで気付かなかった視点に気付いて、ハッとさせられることがしばしばありました。「心のシャッターをおろさないでください」「一人の人の小さなことでも大きなことの一歩になっている。私がしても何も変わらないとは思わないでほしい」とのメッセージが印象に残りました。
質疑応答での「日本国民が難民になる確率は?」の問いに「ゼロではない。あるかもしれないという想像力が大事」との回答。考えさせられました。
講演後は、応接室でグローバルクラブの生徒たちとの懇談会も行われ、活発な意見交換で、出席した生徒たちは貴重な示唆をいただいていたようです。
最初に水戸ユネスコ協会の林和男先生から「ESDと環境教育」というご講演をいただいた後、市内の小中学生(6グループ)、本校生(4グループ)及び水戸市歴史文化財課からの発表を実施。研究発表の後は、「キッズサイエンスカフェ」というワークショップ。「研究をさらに深めるための課題」というテーマで、4班に分かれ、本校生がファシリテーターとなって行いました。最後は、研究を進めるにあたって工夫したこと、困っていること等を各自が書いた付箋を模造紙にマッピングし、「みんなの木」を完成させました。お菓子をつまみながらの和気藹々とした雰囲気がさわやかでした。
講師の先生は、龍ヶ崎済生会病院・産婦人科医の陳央仁先生。「自分(いのち)を生きる~愛し愛されるために~」とのテーマのもと、命の誕生、障害者の生き方、男女の性に関する相違点、人工妊娠中絶・避妊、等のお話があり、みんな熱心に聞き入っていました。「命はどうして大切なのですか。命の価値は平等じゃないですよね。」との質問に、「命のリレー」があるとの回答が心にしみました。自分が生きていることは、数え切れない先祖が今をつないでくれた結果であり、自分の果たすべきことを果たす(命をつなぐ)使命をつないでいくことにおいては平等であるということです。
今日の講演を契機に自分の将来や生き方、「生」そのものについて、改めて考えてほしいと思います。
講師の小澤先生(茨城県立図書館読み聞かせ講座講師)のご指導のもと、生徒たちは真剣に取り組んでいました。私が参観したクラスは、体育の授業の後で疲れているにもかかわらず、筋肉が痛くなるほど学んでいました。授業の最後の方が、最初の頃の座り方より美しくなっていることがよくわかりました。
「一番大切なことは聞く心構え」「お辞儀は、するものではなく、相手に差し上げるもの」「足の付け根から頭のてっぺんまで1枚の板にして」のお話が印象に残っています。
「道徳」の発表だけでなく、面接やその他のプレゼン場面にも応用できると思います。頑張ってマナーを身に付けましょう。今年も大変勉強になりました。
講師は武仲能子先生(産業技術総合研究所 機能化学研究部門 主任研究員)。「研究職ってなんだろう? 研究所勤務の立場から見る研究・開発・社会貢献」のテーマでご講演いただきました。
グループワークも取り入れて、楽しい講演会になったと思います。先生が現在の職を得るまでの苦労話や高校生の時に考えていた「世界にも出ていきたい」という思いをこれから実現させていくというお話の中での「いくつになっても挑戦」、「今日が一番若い」という言葉が印象に残っています。今日の講演が生徒の皆さんの将来について考える一助になってくれることを期待します。
今年のスローガンは「闘いのち晴れ~君はシンデレラガール~」。接戦で勝負がついたチームが、試合後にたたえ合っている風景を目にしました。非常にさわやかで清々しい気持ちになりました。まさに「闘いのち晴れ」ですね。
みなさん、大変お疲れ様でした。
競技課題は「ペーパードロップで滞空時間と正確さを競う」。
まず、用意されたA4用紙10枚と製作道具を使って、決められた時間内(90分)に、落下させる機体を作成します。その後、機体を8.6mの高さから、真下にある「的」に向けて実際に投下するコンテストを行います。コンテストでは、着地までの時間と目標までの距離を点数化し、その合計点を競います。
各チームとも工夫を凝らしたペーパードロップを作って投下。製作に時間がかかったりして慌てていたグループもあったようですが、みんな楽しそうにコンテストに参加していました。
東京大学工学系研究科上席研究員の森村久美子先生をお招きし、「情報発信力を高めるプレゼンテーションの心得と技法」について講演をいただきました。
東京オリンピック(2020年)の招致プレゼンの映像を通して、視覚的印象や伝え方の大切さについて、また、服装や姿勢・動作の善し悪し等について、具体的な動画を通してのわかりやすい説明がありました。
先生のアメリカ生活での話(部屋が汚くなるので靴を脱いで生活していたら、風邪をひくからスリッパを履いた方がよいと言われた)から、これからはグローバルコミュニケーションの時代になるので、「みんなが基本的に異なる(ダイバーシティ)という前提」に立たねばならないというお話が印象的でした。
生徒の皆さんには、今日学んだことを意識して、今後、わかりやすいプレゼンテーションができるようになることを期待しています。
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2泊3日で実施しますが、初日は日光自然博物館の見学、湯滝周辺の自然観察、夜は天体観測。今年は天気がよさそうなので、満天の星空に感動してきてほしいですね。2日目は3班(動植物コース、湖沼・環境コース、火山・地質コース)に分かれて、戦場ヶ原や湯の湖周辺、中禅寺湖周辺での自然科学体験活動。最終日は栃木県立博物館を見学して帰途につきます。
生徒たちは、班別に調査対象の絞り込みと仮説の設定等の事前学習をしてきました。この活動を通して、自然に親しみ、自然に対する興味や感動する心が高まること、そして自然の仕組みを正しく理解し、自然保護に対する意識が高まることを期待しています。
7月26日(木)、東京都の文京シビックホールにおいて全国高等学校家庭クラブ第66回研究発表大会が開催され、「ホームプロジェクト」の関東ブロック代表として出場した2年4組の川又さんが「近くて安心、いきいき家族! ~今、三世代家族が新しい」のテーマで発表しました。
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(平成30年7月23日付茨城新聞 23面より)
(平成30年7月20日付茨城新聞 14面より)
本校は、文化祭→文化祭→体育祭のローテーションなので、体育祭は3年に一度の開催となります。したがって、生徒達は直接には体験しておらず、どんな行事なのか、前回のビデオを参考にしながらの準備でした。かなり綿密に計画を練っていた努力が報われて、予定通り円滑に実施することができました。生徒会役員や実行委員の尽力は大きかったと思います。
3年生SSクラス13組の研究の集大成といえるものです。冒頭の要旨説明は全組英語で、また3つの組はプレゼンすべてを英語で行いました。どの組も堂々と楽しそうに生き生きと発表していたことに、さらに質問に対する即座の回答に、とても感激しました。まさに、国際的に活躍できる研究者の育成というSSHの理念に合致するものだったと思います。また、失敗した実験であっても、そこからどう考え、今後どうしていくのかが盛り込まれていて、前向きな姿勢がとてもさわやかで、クリアでクレバーな対応に“スッキリ感”を持ちました。
最初の時間に「英語によるプレゼンテーションの心得と技法」についての講演を聴き、残り2時間で「英語によるグループ発表」の演習指導を受けました。
私は8チームによる「チームプレゼンテーション」を参観しましたが、“ウォーキングトーク”、“アイコンタクト”、“ジェスチャー”を駆使して、どのチームもみんな楽しそうにプレゼンをしていたのが印象的でした。
“人間は失敗から学ぶ”もの。小さな失敗は気にせず、そこから学んで次につなげていってほしいと思います。
「れんか祭」の名称は、恋夏、恋歌、練(習の成)果などの意味を兼ねています。今年のテーマは「桜梅桃李~魅せよ、乙女の序章(プロローグ)~」。“それぞれが独自の花を咲かせる”という意味ですが、プロローグとあるので、これから3年後、6年後と続けてほしいとの願い、春だけでなく夏も秋も独自の花を咲かせてほしいという願いもこめられているのかと思います。
書道部のパフォーマンスで幕を開け、放送部の司会で進行。3月のダンス選手権優勝チーム(カズノコ☆パラダイス)の発表、コーラス部、ダンス部、アンサンブル同好会、軽音楽同好会のステージ発表と続きました。放課後には、茶道部のイベントや演劇部の公演も行われました。
また、6月22日(金)まで3階と4階のホールで、文芸部、漫画研究同好会、美術部、史学同好会、写真部の展示が行われます。
楽しみながら各自の“感性”を磨くことができたでしょうか。
(平成30年6月10日付茨城新聞 6面より)
希望生徒が参加し、ALTのリンダ先生の英語(時々日本語)のプレゼンに熱心に耳を傾けていました。日本に来る前のアメリカでの生活や日本に来てからの生活についてのユーモアを交えながらの話に、笑いも出ていて和やかに進行していきました。終了後には質問も出て、さらにはお菓子を食べながらの懇話会になっていました。
リンダ先生の話で、改めてわれわれ日本の生活や文化を考える機会となったと思います。
6月7日(木)放課後、視聴覚室にて、3年生の希望生徒・保護者を対象に3つの女子大学(東京女子大学・日本女子大学・津田塾大学)の合同説明会を実施しました。これは、本校生の多くが受験、進学する3つの女子大学の説明を聞くことで、進路選択のための情報収集と受験に対する意識の高揚を図ることを目的とするもので、毎年恒例となっています。
各大学からお越しいただいた担当者からの説明をみんな熱心に聞き入り、終了後の個別相談でも質問している姿がありました。
自分の進路をじっくり考えて、本格的な受験勉強に突入し、最後まで頑張り続けてほしいと思います。
6月5日(火)6時限目、物理実験室にて、2年8組(SSクラス)の生徒が「SS課題研究」中間発表会を実施しました。
来年の課題研究発表会を見据えての中間発表という位置づけで、研究のテーマや目的(仮説)、方法、今後の計画について報告するものです。16のグループが、質疑応答を含んでそれぞれ3分間で発表しました。
質問されても考え込んで時間を浪費することなく、分かっていることと分からないことを明確に整理して回答しているのを見て、さわやかさを感じました。梶山先生からの講評では、質問をすることは相手を困らせる事ではなく、うれしいことなので、もっと質問をしようとの話がありました。小さな疑問を大事にしていってほしいと思います。この後が楽しみですね。
※各グループのテーマは以下の通りです。
「Biomimetics」 「リーゼガング現象」 「陽だまりと布団」 「虹の結晶」
「水戸のヒカリモ」 「幻の水戸ガラス」 「溶液中の金属による無電解メッキ」
「Chemistry of fragrance」 「積の魔方陣」 「変形菌を追う」 「UMAMI」
「シクロデキストリンの包接作用について」
「Secret Convesations~モスキート音を使って~」
「金属塩水溶液/有機溶媒界面における金属葉の形態」
「ニワトリ胚を用いた発生初期の仕組みについての研究」
「組織別プロトプラストを使ったニンジンの再分化能の比較」
本校生は「私たちが調べた環境問題」のテーマで7つの作品を出展し、3年生2人が対応しました。学校設定科目「環境科学」で学習した環境問題について、「日本はごみであふれるのか?」、「ゴミか宝か」、「地域の食材を食べよう」、「シックハウスについて」、「異常気象~変化する地球~」、「発酵の世界~ミクロの巨人たち~」「肉より高価な野菜の秘密」のテーマでの出展でしたが、参考文献も提示されていて信頼性の高い作品となっていました。
担当の皆さん、お疲れ様でした。また、水戸二高ブースにご来場いただいた市民の皆様に感謝申し上げます。
お招きした講師は元水戸市立博物館長の玉川里子先生で、本校の卒業生でもあります。「ふるさとを探ろう『地元学』ノススメ」のテーマでご講演をいただきました。地元の歴史や文化を知ることは、自分の“拠って立つべきもの”は何なのかを知ることができ、自ずとアイデンティティの確立につながり、それがグローバルな視点をもつことの出発点になるとの指摘から始まり、〈なぜ歴史を学ぶのか〉、〈歴史を見る視点〉、〈『地元学』のススメ〉、〈自分の頭で考えよう〉、そして最後に『地元学』ミニガイドとして「水戸城」についてのお話がありました。
時間内で質問できずに控え室まで質問に来る生徒もいるほどでした。先日のSSH講演会に引き続き、主体的に質問する姿勢に再び頼もしさを感じました。身近な歴史や文化を理解して、世界に飛び出す、またはグローカル(Global+Local)に活躍できることを期待しています。
「宇宙生命は存在するか?―天文学からのアプローチ―」のテーマでご講演をいただきました。宇宙はまだまだ謎に満ちており、予想外のことが起こったりわからない現象があったりするので、そこに面白さがあり、天文学者を目指すきっかけになったという話からテーマに迫っていきました。最後は「美しい星空を眺めよう」と、自然に想いを馳せる時空間としての“星空浴”を薦めていらっしゃいました。
講演後の質問がいつもより多く、時間内で質問できずに控え室まで質問に来る生徒が多数いました。天文学に興味を抱く生徒がこんなにいるのかという驚きとともに、自分から主体的に質問する姿勢を頼もしくも感じました。星空を眺めるという心と時間の余裕を持ちたいですね。大変有意義な講演会でした。
6~7割の生徒がJRを利用しており、絶えず生徒が登校してきます。安全を配慮して、道路を横切らずきちんと横断歩道を渡っている姿、自転車登校の生徒が、校門前で降車して自転車小屋に向かう姿に改めて感心しました。お母さんと一緒に歩く幼稚園生(?)に「おはようございます」とさわやかに挨拶している様子にほのぼのとしてしまいました。
とても清々しい朝のひとときでした。
本校は、昨年度女子の部総合3位で、3年連続優勝はなりませんでしたが、公立高校では1位でした。今年度も優勝を目指し、栄誉を奪還できるよう、みんなで頑張りましょう。頑張れ!水戸二高運動部。
今回は参加高校数が増え、なぎなた経験者である先生方の努力が形になってきて、大変嬉しく思いました。1年生は全員初心者ですので、試合は2・3年生を中心に行われました。新人戦の頃と比べると、良い技も出て、接戦の多い試合内容で、大会全体は盛り上がっていたと思います。
本校は、団体試合で優勝、個人試合で2位、3位、4位、6位に入り、団体と個人4人が関東大会出場を決めました。
優勝したとはいえ、まだまだ課題は多いとのこと。課題を克服し、得意技を伸ばして、関東大会で活躍してくれることを祈っています。3年生はインターハイ、1・2年生は来年の国体を目標に頑張ってください。
最初に、SS課題研究について、中村麻子教授から「わくわく!ドキドキ!科学研究」と題した講義を受けました。「研究は人間的に非常に成長させてくれるもの」「人間として未知の課題を解決する能力をつけてほしい」との言葉が印象に残っています。質問も出て、生徒の前向きな態度に頼もしさも感じました。
その後、班に分かれて各研究室を訪問。午後は“茨城大学サイエンステクノロジーフェスタ2018”に参加。みんな、楽しく興味・関心を深められたようです。
科学研究に必要な力をつけながら、また、さらに伸ばしながら、各自の研究に取り組んでいってください。
朝、昇降口の上方を見ると、2階から、離任される先生方へのメッセージが吊されていました。書道部が書いてくれたものです。先生方も教え子の成長を楽しみにしていると思います。またどこかで会えるといいですね。