校長より[平成30年度]

成果発表会を実施しました       【H30年56回】
 2月22日(金)平成30年度「一人一人が輝く学校づくり推進事業」成果発表会を実施しました。午後、体育館にて、本年度実施した1学年「道徳」、2学年「環境科学」、及びSSH等の各事業の成果を本校生、保護者等に発表し、1年間の取り組みのまとめとしました。
 第1部は代表生徒の発表(グローバルクラブ「グローバル社会に生きる視点、国際教育弁論大会の主張」、「道徳」スタートプログラム(1年)「マリー・キュリー MarieCurie」、環境科学(2年)「Smartphone and Electromagnetic Waves」…英語による発表)。第2部は個人発表で全員がポスターセッションを行いました。第3部はSSHによる海外セミナー報告(「You want to go to America,don't you?」…英語による発表)。
 ステージ発表もポスターセッションも、皆さん堂々としてよい発表だったと思います。ポスターセッションでは、みんな、にこやかに、生き生きと楽しそうな様子が見られました。また、1年生が2年生の発表を聞き、2年生が1年生の発表を聞くといった、異学年交流もよかったです。人前で発表する度胸、表現する力、コミュニケーション力等が鍛えられたのではないでしょうか。失敗を恐れては進歩はありません。どんどん失敗して次につなげてほしいと思います。プレゼンが終わったその日が自分が一番成長できるチャンスだといいます。どうすればわかりやすく伝えられるかといった改善点は見えてきたでしょうか。皆さん、大変お疲れ様でした。

 
 
     
     
     
     
SSH研究成果報告会を開催しました 【H30年55回】
 2月22日(金)、平300年度「SSH研究成果報告会」を開催しました。午前中は、常陽藝文センターにて実施。1年生の自然科学体験学習報告を代表生徒(湖沼環境D班)が行い、続いて、2年SSクラス5グループの課題研究発表(「統計を利用した聴力の差が生まれる原因の分析」「金属葉~有機溶媒境界面に形成される二次元金属結晶の研究~」「積の魔方陣」「陽だまりと布団~太陽光と紫外線ライトの殺菌力の違い~」「幻の水戸ガラス」)、科学系部活動(科学部化学班「閉鎖系BZ反応の窒素気流中における長時間挙動」、生物班「水戸のヒカリモ」)の研究発表(代表生徒)を行いました。
 会場からは多くの質問が出され、受け答えもよかったと思います。講評では、運営指導委員長の茨城大学副学長・折山先生から、「水戸二高のプレゼンテーション力は向上している」、「ジェスチャーも交えて生き生きと楽しく行っており好感がもてる」、「研究では因果関係が大切(データサイエンス)」とのお話がありました。
 午後は、学校にて、2年SSクラスの「サイエンスイングリッシュ」の授業、「課題研究」の各グループによるポスターセッションを実施しました。
 確かに夏休み前に比べると、プレゼン力が数段向上していると思います。内容も整理されて分かりやすくなっていました。これから7月の最終報告会に向けて研究を続け、さらに成長した姿を見せて下さい。

  
 
  
 
  
新聞記事を紹介します(茨城国体カウントダウン) 【H30年54回】
    
        (平成31年2月11日付茨城新聞 1面より)

新聞記事を紹介します(茶道体験)        【H30年53回】

     
 
        (平成31年2月6日付茨城新聞 21面より)

新聞記事を紹介します(家庭クラブ知事賞受賞) 【H30年52回】

 
           (平成31年1月26日付茨城新聞 17面より)

茶道体験を行いました    【H30年51回】
 1月22日(火)、25日(金)、合宿所において、2年生を対象に、茶道体験を行いました。グローバルな視点をもった女性リーダーの素養の基盤となる、日本の文化や歴史に関心を持たせ、理解しようとする心を育てることを目的とするものです。
 1日2クラス、4日かけて全クラスが体験することになりますが(各クラス1時間)、私は2年4組の時間に一緒に体験しました。座礼の時のお席入りのしかた、茶席での作法、お菓子の食べ方、抹茶の点て方等を体験しましたが、今年は立礼の仕方も教えていただき、椅子席の場合の礼儀作法も学びました。季節を感じさせるおいしい和菓子を味わいながら、みんな真剣な面持ちで学習していました。なんとなく柔らかく温かく感じる時間を過ごすことができました。家に帰って体験した話を披露してみると結構盛り上がるのではないでしょうか。
 この後、2月1日(金)、8日(金)にも茶道体験を行います。

 
   
     
     
     
     
家庭クラブ研究発表大会で知事賞を受賞しました    【H30年50回】
 1月23日(水)、東海文化センターにおいて開催された茨城県高等学校家庭クラブ連盟第66回研究発表大会に家庭クラブ員11名が参加し、知事賞及びクラブ員奨励賞を受賞しました。発表内容はスクールプロジェクトで、「Let's eat おいしい茨城! ~茨城の農産物が未来を救う~」の題目で発表しました。
 大会では、各地区の予選を勝ち抜いた8校の生徒が、家庭科の授業の中で学んだことを活用しながら、家庭や学校、地域の生活の中から見いだした課題を解決するために、計画を立て、調査研究をしながら得た成果を発表していました。地域貢献や食、家族をテーマに、みんな見事な研究発表でした。
 本校の発表に対して、審査員の先生からは、「データをとって科学的に検証している。JAや茨城大学等と連携して助言を受け、独りよがりにならずに取り組んでいる。」と高評価を得ました。今後の課題として、全員に対して「まとめる力、伝える力をつけてほしい」との言葉がありました。
 発表した白土さんは原稿なしで見事にプレゼンし、パフォーマンス担当も息が合った演技で彩りを添えていました。参加した皆さんの努力の成果が表れた結果と思います。この後、夏に全国大会へ出場しますが、さらに研究内容やプレゼンに磨きをかけて頑張ってください。
 
 
     
     
     
     
第9回高校生の科学研究発表会に参加しました    【H30年49回】
 1月12日(土)、茨城大学理学部主催の「第9回高校生の科学研究発表会@茨城大学」が開かれ、2年8組(SSクラス)の生徒が参加しました。16グループのうち、口頭発表参加が4,ポスター発表参加が12。県内は本校の他13校、東京都や福島県、栃木県、千葉県の高校も8校参加していました。
 この大会は、県内外高校生の参加により、プレゼンテーション能力や質疑等における技能の向上を図ること及び研究者や他の発表者からの質問や助言を受けることにより、研究内容の一層の深化を図ることを目的としています。
 ポスター発表において、小野さんと髙野さんの「陽だまりと布団 ~日光と紫外線ライトでの殺菌力の違い~」が優秀賞を受賞しましたが、みんな、プレゼン力が上がっていると感じました。質問の受け答えなど以前より進歩していると思います。とても和やかな雰囲気に包まれていた会場もありました。研究はまだまだ途中ですが、今回の発表を経験し、熱い刺激を受け、何か新たな収穫を得たのではないかと思います。参加した皆さん、大変お疲れ様でした。
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書道パフォーマンス作品展示中 【H30年48回】
 地域連携企画として、水戸オーパ8階アートギャラリー(特設会場)に、書道部の書道パフォーマンス作品2点が2月上旬まで展示されています。この作品は12月29日(土)に、水戸駅南口ペデストリアンデッキにて、寒空の下パフォーマンスしたものです。躍動感ある作品を、お誘い合わせて直接ご覧ください。


 
 
     
     
新聞記事を紹介します(目標へ集中) 【H30年47回】

 
           (平成31年1月1日付茨城新聞 第3部 2面より)

卒業生の活躍を紹介します(レコード大賞)    【H30年46回】
 本校卒業生 鈴華ゆう子さん(和楽器バンド)が「第60回 輝く!日本レコード大賞」において,優秀アルバム賞を受賞しました。
 鈴華さんは今年度の本校スクールガイドにも寄稿いただいております。来年もさらなる活躍を期待しています。
 スクールガイドはこちら




新聞記事を紹介します(地元米粉で蒸しパン作り) 【H30年45回】

           (平成30年12月26日付茨城新聞 15面より)


コーラス部がクリスマスコンサート2018を開きました 【H30年44回】
 12月22日(土)の午後、15:30から音楽室で、コーラス部が「クリスマスコンサート2018」を開催しました。会場は満席で、立ち見客もいるほどの盛況。歌はさすがにコーラス部。ダンスやユニークなトーク、ハンドベル(クワイアチャイム)演奏もあり、クリスマス前の楽しい土曜日のひとときでした。



 
 
     
     
新聞記事を紹介します(国際教育弁論大会県知事賞受賞)【H30年43回】
 

                     (平成30年12月20日付茨城新聞 20面より)


アンサンブル同好会がクリスマスコンサートを開きました【H30年42回】
 12月18日(火)の昼休み、1号館4階の生徒ホールで、アンサンブル同好会が「クリスマスコンサート」を開催しました。曲目は「クリスマス・イヴ」「全力少年」「粉雪」「Paradaise Has No Border」。20分のミニコンサートでしたが、一人一人の演奏力量が高く、寸劇(?)もあって、とても楽しいお昼のひとときを過ごすことができました。
 
 


 
 
 
     
平成30年度SSH海外セミナー報告会を行いました  【H30年41回】
12月1日(土)の午後に、視聴覚室にてSSH海外セミナー報告会を行いました。「科学技術を牽引できる女性の育成の基盤づくり」を研究開発課題として、今年度は7月26日(木)~8月3日(金)の9日間、アメリカでの海外セミナーを実施しましたが、その報告会です。海外セミナーにおける経験や学んだこと等を保護者や生徒を前に発表することにより、研修成果を共有するとともに、プレゼンテーション力の向上を図ることを目的としています。
 「海外セミナーの概要&事前研修」「スミソニアン航空宇宙博物館」「スミソニアン自然史博物館」「タフツ大学」「ハーバード大学」「マサチューセッツ工科大学」「トレーシー高校」「ヘンリー・カウェル・レッドウッド州立公園&事後研修」の8班に分かれてプレゼンテーションを実施。感想を英語で話すなど、研修の成果が出ていたと思います。「今まで見たことがない機械がたくさんあってワクワクさせられた」「ぼんやりしていた自分の将来の夢が見えるようになった」「考え方やものの見方が変わった気がする」等の感想があり、この研修は生徒たちに良い影響を与えてくれたようです。質疑応答では笑いを誘うやりとりもあり、和やかな雰囲気に包まれていました。
 


 
 
     
     
朝の落ち葉清掃(整美委員会・バスケットボール部)  【H30年40回】
 11月21日(水)朝、8時頃から生徒会役員、生活委員が正門前で朝の挨拶運動をしている中、整美委員会が落ち葉清掃の活動をしていました。今月に入って、7時20分頃学校に着いた日には、校門の内外で何人かの生徒が落ち葉を箒で掃いて集めるという作業を繰り返している姿を見かけました。聞けばバスケットボール部の生徒が毎年校内の落ち葉掃きをやってくれていているとのこと。委員会活動もバスケ部のボランティア活動も、とてもさわやかな気持ちにさせてくれた光景でした。今日は朝の挨拶も加わってさわやかなスタートです。

 
 
     
     
「海外研修報告会」を開催しました  【H30年39回】
 11月14日(水)の放課後、視聴覚室にて、「海外研修報告会」を開催しました。これは、夏休みにオーストラリアへ語学研修に行った生徒たちによる報告会です。
 30名が、「BURWOOD GIRLS HIGH SCHOOL」「ホームステイ」「観光・大学視察・企業見学について」の3つのテーマで5班に分かれてプレゼンテーションを行い、最後は30人一人一人が海外研修の所感を述べました。その言葉から、とても充実した研修だったことが分かりました。今後の高校生活や将来を考える時に、この研修で学んだことを生かしてほしいと思います。
 主な所感は次のとおりです。
 「コミュニケーション力の大切さを感じた。」「英語力不足を実感した。もっとスキルを上げたい。」「単語力のなさを実感したが、ジェスチャーでなんとかなった。」「自分もホストファミリーとして、日本で外国人留学生を受け入れてみたい。」「自分を出すことも大事だと学んだ。」「英語が通じた時の喜びを忘れないで学校生活に生かしていきたい。」「英語を話す事への恐怖心がなくなり、会話が楽しいと感じるようになった。」「日本のことをもっとよく学ばねばならないと思った。」「積極的に会話することの大切さを感じた。逃げないで挑戦していこうと思う。」「質問することの大切さを知った。自分から質問しないといけないと感じた。」「英語を話すことは純粋に楽しいと思った。」

 
     
     
     
「SS課題研究」第2回中間発表会を実施しました  【H30年38回】
 11月14日(水)6時限目、物理実験室にて、2年8組(SSクラス)の生徒が「SS課題研究」の2回目の中間発表会を実施しました。
 来年の課題研究発表会を見据えての中間発表という位置づけで、研究のテーマや目的(仮説)、方法、今後の計画について報告するものです。今回の目的は、どこまで進んだかの確認と分かりやすく伝えること。16のグループが、質疑応答を含んでそれぞれ3分間で発表、伝わるプレゼンを目指しました。
 質問への回答も明確で、プレゼン力も第1回のときより上達していたと思います。これから試行錯誤を繰り返しつつ、さらに上達していくことを期待しています。この後が楽しみですね。
※各グループのテーマは以下の通りです。
 「Biomimetics」「統計を利用した聴力の差が生まれる原因の解析」「金属メッキ」
 「虹の結晶」「金属葉の形態」「シクロデキストリンの包接作用について」
 「リーゼガング現象」「Chemistry of fragrance」「積の魔方陣」「変形菌」
 「組織別プロトプラストを使ったニンジンの再分化」
 「ニワトリ胚を用いた発生初期の仕組みについて」「陽だまりと布団」
 「UMAMI」「水戸のヒカリモ」「幻の水戸ガラス」


 
 
     
     
がん教育講演会を実施しました  【H30年37回】
 11月8日(木)5時限目、第1体育館にて、1年生を対象に、水戸赤十字病院病理部長の堀眞佐男先生を講師にお迎えして、がん教育講演会を実施しました。これは、がんに関する正しい知識やがん患者に対する正しい理解を深めるとともに、健康と命の大切さについて学ぶ機会とすることを目的に実施したものです。最近、テレビのコマーシャルなどで、「万が一がんになったら」「万が一じゃなくて2分の1」という言葉をよく耳にします。2人に1人がかかるということなのでしょう。また、自分が「がん」であることを公表して闘病している著名人も以前より多くなったような気がします。がんは誰もがかかる虞のある病気と認識した方がよさそうです。
 講演のテーマは「がん:Cancer を知る」。「がん」と「癌」の違い、「がん」の特徴、紫外線と発癌、子宮頸がん等について、高齢化や欧米化をキーワードに、論理的にわかりやすくお話いただきました。本日の講演会を通して、生徒たちは、命と健康の大切さについて学びを深められたものと思います。私も大変勉強になりました。

 
     
     
     
放送部に感謝状が贈呈されました  【H30年36回】
 10月30日(火)放課後、茨城県警察本部交通部交通総務課の方が来校され、放送部に対し、「大型ビジョンを利用した広報活動」に係る感謝状が贈呈されました。
 現在、水戸駅南口の大型ビジョンに、交通安全を呼びかける映像が流されていますが(15:00~19:00)、このナレーションを担当したのが、本校の放送部(2年生の臼井さん、戸井田さん、中野さん)です。大変評判が良いとのことで、県警の方も喜んでおられました。この映像を見た人、ナレーションを聞いた人たちに交通安全の意識が高まることによって、生徒たちの活動が事故防止に貢献できたら幸いです。

 
     
     
     
国際理解教育講演会を開催しました  【H30年35回】
 10月25日(木)午後、立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科・社会学部教授の長(おさ)有紀枝先生を講師にお招きして、全校生徒を対象とし、体育館において国際理解教育講演会を開催しました。長先生は、東京生まれで茨城育ち。土浦一高を経て早稲田大学に進まれ、同大大学院修士課程を修了されました。その後、難民を助ける会(AAR)の事務局長、東京大学で博士号取得、AAR理事長を経て現職です。この間、難民支援を始めとする国際協力や地雷廃絶活動等に携わってこられました。
 講演のテーマは「グローバルな社会に生きる私たちの視点」。難民問題をみる視点から、ご自身の体験を交えてのお話。今まで気付かなかった視点に気付いて、ハッとさせられることがしばしばありました。「心のシャッターをおろさないでください」「一人の人の小さなことでも大きなことの一歩になっている。私がしても何も変わらないとは思わないでほしい」とのメッセージが印象に残りました。
 質疑応答での「日本国民が難民になる確率は?」の問いに「ゼロではない。あるかもしれないという想像力が大事」との回答。考えさせられました。
 講演後は、応接室でグローバルクラブの生徒たちとの懇談会も行われ、活発な意見交換で、出席した生徒たちは貴重な示唆をいただいていたようです。

 
     
     
     
「水戸二高環境科学フォーラム2018」を開催しました  【H30年34回】
 10月20日(土)の午後、会議室にて、「水戸二高環境科学フォーラム2018」を開催しました。これは、本校のスーパーサイエンスハイスクール事業の一環として、4年前から開催しているもので、環境教育を通じて、未来の持続可能な社会を担う人材を育成することを目的としています。
 最初に水戸ユネスコ協会の林和男先生から「ESDと環境教育」というご講演をいただいた後、市内の小中学生(6グループ)、本校生(4グループ)及び水戸市歴史文化財課からの発表を実施。研究発表の後は、「キッズサイエンスカフェ」というワークショップ。「研究をさらに深めるための課題」というテーマで、4班に分かれ、本校生がファシリテーターとなって行いました。最後は、研究を進めるにあたって工夫したこと、困っていること等を各自が書いた付箋を模造紙にマッピングし、「みんなの木」を完成させました。お菓子をつまみながらの和気藹々とした雰囲気がさわやかでした。
 
 
     
     
生に関する講演会を開催しました  【H30年33回】
 10月10日(水)の2・3時限目に、2年生を対象に、「生に関する講演会」を実施しました。講師の先生のご意向で、「性」に関する正しい知識を習得するとともに、「自分や他者を尊重し、相手を思いやる心」を育て、「生」そのものについて考える機会としてほしいとの思いから、「性に関する講演会」ではなく、この名称としています。
 講師の先生は、龍ヶ崎済生会病院・産婦人科医の陳央仁先生。「自分(いのち)を生きる~愛し愛されるために~」とのテーマのもと、命の誕生、障害者の生き方、男女の性に関する相違点、人工妊娠中絶・避妊、等のお話があり、みんな熱心に聞き入っていました。「命はどうして大切なのですか。命の価値は平等じゃないですよね。」との質問に、「命のリレー」があるとの回答が心にしみました。自分が生きていることは、数え切れない先祖が今をつないでくれた結果であり、自分の果たすべきことを果たす(命をつなぐ)使命をつないでいくことにおいては平等であるということです。
 今日の講演を契機に自分の将来や生き方、「生」そのものについて、改めて考えてほしいと思います。
 
     
     
     
「道徳」マナー講演会を実施しました   【H30年32回】
 9月25日(火)から27日(木)にかけて、1年生「道徳」の時間に各クラス単位で、マナー講演会を実施しました。これは、本校の「道徳」(スタートプログラム)の最後の時間に、各人が調べた人物についてプレゼンを行うため、発表の際に求められる態度・マナーを学ぶことを目的に実施しているものです。
 講師の小澤先生(茨城県立図書館読み聞かせ講座講師)のご指導のもと、生徒たちは真剣に取り組んでいました。私が参観したクラスは、体育の授業の後で疲れているにもかかわらず、筋肉が痛くなるほど学んでいました。授業の最後の方が、最初の頃の座り方より美しくなっていることがよくわかりました。
 「一番大切なことは聞く心構え」「お辞儀は、するものではなく、相手に差し上げるもの」「足の付け根から頭のてっぺんまで1枚の板にして」のお話が印象に残っています。
 「道徳」の発表だけでなく、面接やその他のプレゼン場面にも応用できると思います。頑張ってマナーを身に付けましょう。今年も大変勉強になりました。
 
     
     
     
「第2回SSH講演会」を開催しました    【H30年31回】
 9月25日(火)の午後、1年生を対象に、体育館にて、「第2回スーパーサイエンスハイスクール講演会」を開催しました。これは、さまざまな分野で活躍されている方から、直接研究のことやその道に進まれるまでの過程を聞くことで、科学に対する興味・関心を深めるとともに、科学的素養の向上を図ることを目的とするものです。これから進路を決めていく生徒にとっても貴重な機会となると考えています。
 講師は武仲能子先生(産業技術総合研究所 機能化学研究部門 主任研究員)。「研究職ってなんだろう? 研究所勤務の立場から見る研究・開発・社会貢献」のテーマでご講演いただきました。
 グループワークも取り入れて、楽しい講演会になったと思います。先生が現在の職を得るまでの苦労話や高校生の時に考えていた「世界にも出ていきたい」という思いをこれから実現させていくというお話の中での「いくつになっても挑戦」、「今日が一番若い」という言葉が印象に残っています。今日の講演が生徒の皆さんの将来について考える一助になってくれることを期待します。
 
 
     
     
クラスマッチを実施しました          【H30年30回】
 9月19日(水)、青柳公園市民体育館をお借りして、クラスマッチを実施しました。種目は、大縄跳び、リレー、バスケットボール、バレーボール、インディアカ、ドッヂボールの6種目。最後まであきらめない全力疾走、競技者と応援者が一体となった応援風景に感動!
 今年のスローガンは「闘いのち晴れ~君はシンデレラガール~」。接戦で勝負がついたチームが、試合後にたたえ合っている風景を目にしました。非常にさわやかで清々しい気持ちになりました。まさに「闘いのち晴れ」ですね。
 みなさん、大変お疲れ様でした。
 
 
 
     
第3回女子高生サイエンス&テクノロジーコンテストを開催しました
 9月15日(土)の午前中、県内高校生女子生徒(希望者)34名(10チーム)の参加のもと、本校2号館を使って、「女子高生サイエンス&テクノロジーコンテスト」を開催しました。これは、工学系の実験課題を設定して、理工系領域を志すきっかけを提供する内容として実施するもので、生徒の発想力・問題解決力の向上を目指し、理工系領域を志す女子を育成する事を目的としています。
 競技課題は「ペーパードロップで滞空時間と正確さを競う」。
 まず、用意されたA4用紙10枚と製作道具を使って、決められた時間内(90分)に、落下させる機体を作成します。その後、機体を8.6mの高さから、真下にある「的」に向けて実際に投下するコンテストを行います。コンテストでは、着地までの時間と目標までの距離を点数化し、その合計点を競います。
 各チームとも工夫を凝らしたペーパードロップを作って投下。製作に時間がかかったりして慌てていたグループもあったようですが、みんな楽しそうにコンテストに参加していました。
 
 
 
     
「環境科学」講演会を実施しました    【H30年28回】
 9月12日(水)午後、視聴覚教室において、2年生を対象に、「環境科学」講演会を実施しました。これは、「環境科学」の授業の一環として開催するもので、プレゼンテーション能力を身に付け、情報発信力を高めることを目的としています。
 東京大学工学系研究科上席研究員の森村久美子先生をお招きし、「情報発信力を高めるプレゼンテーションの心得と技法」について講演をいただきました。
 東京オリンピック(2020年)の招致プレゼンの映像を通して、視覚的印象や伝え方の大切さについて、また、服装や姿勢・動作の善し悪し等について、具体的な動画を通してのわかりやすい説明がありました。
 先生のアメリカ生活での話(部屋が汚くなるので靴を脱いで生活していたら、風邪をひくからスリッパを履いた方がよいと言われた)から、これからはグローバルコミュニケーションの時代になるので、「みんなが基本的に異なる(ダイバーシティ)という前提」に立たねばならないというお話が印象的でした。
 生徒の皆さんには、今日学んだことを意識して、今後、わかりやすいプレゼンテーションができるようになることを期待しています。
 
     
     
     
新聞記事を紹介します(Oh!マイキャプテン  水戸二高かるた部)
 昨年、かるた部は、2名(現3年生)が茨城県代表として関東大会に出場しました。12人で切磋琢磨し、楽しみながら腕を上げていってほしいと思います。
 頑張れ、水戸二高かるた部!

(平成30年8月31日付茨城新聞 21面より)


書道部の「汲古展」で書道パフォーマンスを行いました  【H30年26回】
 8月17日(金)から23日(木)13時まで、偕楽園公園センター(徳川博物館隣)において、本校書道部が汲古展(第4回水戸二高書道部書道展)を開催し、2年生10名、1年生15名の力作を展示しました。18日(土)には書道パフォーマンスを実施。真夏の午後3時半からのパフォーマンス。この日は、日差しは強いものの久しぶりに30℃まで達せず、秋を感じさせる空でした。見事なパフォーマンスで、見ている人たちに爽快感というか、一服の涼を届けてくれました。

 

 

 


 
 
 
 
ミニスーパーサイエンスコース「目指せ!未来の科学者」Part1
 8月10日(金)、17日(金)、21日(火)、22日(水)の4回にわたり、今年もSSH(スーパーサイエンスハイスクール)事業における「小・中学校サイエンスサポート」の一環として、水戸市内の小・中学校の生徒を対象に科学への夢を育むための理科教育支援を、本校の理科実験室等において行いました。これは水戸市の学力向上推進事業「さきがけプラン」における「次世代エキスパート育成事業」とタイアップして実施したものです。
 第1回(10日)でテーマ及び実験計画を設定し、第2回(17日)で実験、第3回(21日)で実験・考察・まとめを行い、第4回(22日)でまとめと発表の準備をしました。(発表は平成31年2月23日[土])
 10名の小中学生を3グループに分け、生物1班、化学2班で、各グループで決めたテーマに基づいて実験を行い、本校生徒が交代で支援にあたりました。
 
 
 
     
新聞記事を紹介します(先輩の体験…1945年8月2日富山大空襲)
 8月15日(水)の茨城新聞に、昭和31年本校卒業の植野多恵子さんの体験談が掲載されていましたので紹介します。
 同日付けの茨城新聞4面には、『語り残す』という特集記事に秋田市で空襲にあった女性(当時5歳くらい)の体験談がありました。「…午後10時半ごろ、突然警報が鳴った。……急いで裏の畑につくった防空壕に入ったが、祖母が“ここでは危ない”と言ったため、約2㌔離れた松林まで祖父に背負われて逃げた。」「翌日に戻ると、何もかもなくなっていた。……近所では22人が亡くなり、そのうち8人は小学生や赤ちゃんだった。顔見知りの子どももいた。私も防空壕にいたら、生きてはいなかった。」
 生死は紙一重。だから生き残った者が将来を担う子どもたちに体験を伝えて、平和を考えるきっかけにしてほしいと、語り始めた方々が増えているようです。
 戦争体験者が日に日に少なくなっている今、身近に体験者がいたら是非聞いておいてほしいと思います。教科書に載っている戦争はどこか遠くの世界のことのように感じるかもしれませんが、我々の身近で、足下で、戦争が行われていたのです。
                       (平成30年8月15日付茨城新聞 23面より)
「水戸二高学校説明会」を開催しました    【H30年23回】
 7月31日(火)、朝8時、1年生の「自然科学体験学習」希望生徒52名が、日光に向けて出発しました。この事業は第1学年を対象にSSH(スーパーサイエンスハイスクール)事業の一環として実施しているものです。
 2泊3日で実施しますが、初日は日光自然博物館の見学、湯滝周辺の自然観察、夜は天体観測。今年は天気がよさそうなので、満天の星空に感動してきてほしいですね。2日目は3班(動植物コース、湖沼・環境コース、火山・地質コース)に分かれて、戦場ヶ原や湯の湖周辺、中禅寺湖周辺での自然科学体験活動。最終日は栃木県立博物館を見学して帰途につきます。
 生徒たちは、班別に調査対象の絞り込みと仮説の設定等の事前学習をしてきました。この活動を通して、自然に親しみ、自然に対する興味や感動する心が高まること、そして自然の仕組みを正しく理解し、自然保護に対する意識が高まることを期待しています。
 
     
     
     
「水戸二高学校説明会」を開催しました    【H30年22回】
 7月28日(土)、本校体育館等において、980名を超える中学生・保護者の参加をいただき、学校説明会を実施しました。
 生徒会が中心となって企画したもので、開会前のアンサンブル同好会の吹奏で癒された後、挨拶に続いて1年生代表による中学生へのメッセージ、SSHに関する発表、部活動発表(ダンス部、コーラス部)、生徒会企画(制服等のファッションショー、学校生活の寸劇、二高体操、クラスマッチや修学旅行等の紹介)と進みました。その後、班ごとに各教室へ移動して、二高生による学校説明と質疑応答を実施しました。
 今回は、台風接近に伴う悪天候の中での実施で、例年行っている「おもしろ体験講座」は中止。午前中で切り上げて台風対策としました。悪天候の中参加していただいた中学生・保護者の皆様、引率の先生方、本当にありがとうございました。
 企画・実施に携わってくれた皆さんにも感謝いたします。
 水戸二高は「笑顔」がいっぱいです。本日参加してくれた中学生の皆さんが、水戸二高をよく理解し、本校を志望してくれることを期待しています。
 
 
     
     
     
     
全国家庭クラブ研究発表大会に出場しました    【H30年21回】

 7月26日(木)、東京都の文京シビックホールにおいて全国高等学校家庭クラブ第66回研究発表大会が開催され、「ホームプロジェクト」の関東ブロック代表として出場した2年4組の川又さんが「近くて安心、いきいき家族! ~今、三世代家族が新しい」のテーマで発表しました。

 大会では、各ブロック代表(北海道、東北、関東、北陸・中部、近畿、中国・四国、九州)7校の生徒が、家庭科の授業の中で学んだことを活用しながら、家庭や学校、地域の生活の中から見いだした課題を解決するために、計画を立て、調査研究をしながら得た成果を発表していました。家族のために何ができるか、健康や食をテーマに、みんな見事な研究発表でした。
 惜しくも賞は逃しましたが、川又さんは1月の県大会の時よりも数段プレゼン力が向上していました。パソコン操作のアシスト2人とも息が合っていました。練習の成果が表れていたのですが、この努力、無駄にはならないはずです。この後、学習の成果発表やいろいろな機会に、ここで学んだことを活かしてほしいと思います。
 

 

 

 

 

新聞記事の紹介(水戸の「ヒカリモ」 水戸二高生、調査重ねる)
 
 
                        (平成30年7月23日付茨城新聞 23面より) 
新聞記事の紹介(第42回全国高等学校総合文化祭 出場校紹介 [放送部])

 

 

 

                      (平成30年7月20日付茨城新聞 14面より) 

3年に一度の体育祭を開催しました    【H30年18回】
 7月18日(水)、青柳町の水戸市民体育館において、「体育祭」を行いました。
 本校は、文化祭→文化祭→体育祭のローテーションなので、体育祭は3年に一度の開催となります。したがって、生徒達は直接には体験しておらず、どんな行事なのか、前回のビデオを参考にしながらの準備でした。かなり綿密に計画を練っていた努力が報われて、予定通り円滑に実施することができました。生徒会役員や実行委員の尽力は大きかったと思います。
 室外は34~35℃ありましたが、体育館の中は空調が効いていて、涼しく感じました。形式は四色対抗(赤・黒・黄・水色)。各学年2クラスずつ同色となり、1色に6クラスが割り当てられます。今回のスローガンは「No Girls No Life ~女の果てまでイッテQ~」。鼓膜が破れるのではないかと思われるような大歓声と敗者への思いやりに女子だけの良さが出ていたと思います。百足競争での教員チームが3周遅れになり、最後の班がゴールを目指す時に、「イチ・ニ、イチ・ニ」と、会場中が声を合わせて応援していた光景には、とても感動しました。
 優勝は黒チーム(1年3組・4組、2年7組・8組、3年5組・7組)。みんなで頑張った今日一日が高校生活の良い思い出となることでしょう。
 演技種目は次のとおりです。
 「急がば回れ!キャタピFUN2018」「背中越しのチャンス」「綱引き」
 「デカパンリレー」「二高生よムカデになれ」「五列、左に円を描いて進め」
 「集団行動発表」「障害物競走」「玉入れ」「BとJK~棒引いちゃって~」
 「大玉運び」「騎馬戦」「4色対抗リレー」
  
 
  
 
  
 
  
「SS課題研究発表会」を開催しました    【H30年17回】
 7月14日(土)、駿優教育会館において、「SS課題研究発表会」を行いました。
 3年生SSクラス13組の研究の集大成といえるものです。冒頭の要旨説明は全組英語で、また3つの組はプレゼンすべてを英語で行いました。どの組も堂々と楽しそうに生き生きと発表していたことに、さらに質問に対する即座の回答に、とても感激しました。まさに、国際的に活躍できる研究者の育成というSSHの理念に合致するものだったと思います。また、失敗した実験であっても、そこからどう考え、今後どうしていくのかが盛り込まれていて、前向きな姿勢がとてもさわやかで、クリアでクレバーな対応に“スッキリ感”を持ちました。
 SSH運営指導委員長の折山剛先生(茨城大学副学長)からは、「楽しんで発表しているのがすばらしい」「研究を通して課題が抽出される。それを解決するためにどう工夫するかが大切」「流されずに自分で考えることが大切。考えるヒントは身近にある」「身近なテーマ(“ダンス”や“ネジ”や“エコ染料”等)で考えているのがよい」「達成感があると思うが、身に付けた思考力・判断力・表現力や主体性を活かして勉強してほしい」との講評をいただきました。
 新しい大学入試では、まさにこの課題研究で求められているような学力を見ようとしています。発表後に行われた運営指導委員会では、水戸二高生のプレゼン技術は確実に上がっているとの評価を受けました。1・2年生は、素晴らしい発表をした先輩にあこがれをもって“学び”を続けてほしいと思います。
     
環境科学「環境・エネルギーセミナー」を実施しました  【H30年16回】
 7月10日(水)、第2学年の学校設定科目「環境科学」選択者を対象に、「地球環境とエネルギー」をテーマとして、「環境・エネルギーセミナー」を実施しました。これは、日本原子力研究開発機構の研究員の講義(「地球環境とエネルギー資源及び原子力と放射性廃棄物の処分等について」)及び研究員との意見交換を通して環境問題に対する意識向上を図ることを目的としたものです。
 参観したクラスの授業では、事前に提出した質問への回答を盛り込んだスライドや説明、放射線の測定器や除染服などの実物を回覧したりして進めていました。
 現在の高校2年生が小学校3年生の時に福島の原発事故が起こりましたが、覚えているでしょうか。日本で最初の原子力発電が行われた茨城県に住んでいる我々としては、原子力への理解をさらに深めたいですね。
 
 
     
サイエンスイングリッシュ講演会を実施しました     【H30年15回】
 6月19日(火)2~4時間目、会議室にて、「サイエンスイングリッシュ講演会」を実施しました。これは、SSクラスで行うサイエンスイングリッシュの授業の内容に合わせ、英語を通して科学的思考力を伸ばし、国際的な情報発信力を高めることを目的としています。講師は、昨年に引き続きヴィアへラー幸代先生です。
 最初の時間に「英語によるプレゼンテーションの心得と技法」についての講演を聴き、残り2時間で「英語によるグループ発表」の演習指導を受けました。
 私は8チームによる「チームプレゼンテーション」を参観しましたが、“ウォーキングトーク”、“アイコンタクト”、“ジェスチャー”を駆使して、どのチームもみんな楽しそうにプレゼンをしていたのが印象的でした。
 “人間は失敗から学ぶ”もの。小さな失敗は気にせず、そこから学んで次につなげていってほしいと思います。


       
れんか祭(ミニ文化祭)を開催しました     【H30年14回】
   6月14日(木)5・6時間目、第一体育館にて、れんか祭(ミニ文化祭)のステージ発表を実施しました。これは、文化祭(みやび祭)が開催されない年度において、文化部等に全体発表の機会を確保することを主な目的として開催するもので、今年が初開催となります。(本校は、文化祭→文化祭→体育祭のローテーション。)
 「れんか祭」の名称は、恋夏、恋歌、練(習の成)果などの意味を兼ねています。今年のテーマは「桜梅桃李~魅せよ、乙女の序章(プロローグ)~」。“それぞれが独自の花を咲かせる”という意味ですが、プロローグとあるので、これから3年後、6年後と続けてほしいとの願い、春だけでなく夏も秋も独自の花を咲かせてほしいという願いもこめられているのかと思います。
 書道部のパフォーマンスで幕を開け、放送部の司会で進行。3月のダンス選手権優勝チーム(カズノコ☆パラダイス)の発表、コーラス部、ダンス部、アンサンブル同好会、軽音楽同好会のステージ発表と続きました。放課後には、茶道部のイベントや演劇部の公演も行われました。
 また、6月22日(金)まで3階と4階のホールで、文芸部、漫画研究同好会、美術部、史学同好会、写真部の展示が行われます。
 楽しみながら各自の“感性”を磨くことができたでしょうか。







 
新聞掲載記事を紹介します(関東大会第3位…アーチェリー)
     
    
                           
                                                                                                           (平成30年6月10日付茨城新聞 6面より) 
ミニ講演会を行いました        【H30年12回】
 6月8日(金)放課後、本校図書館にて、ミニ講演会を実施しました。これは、図書委員会の主催で毎週金曜日に実施している、ALTを囲んでの「グローバルカフェ」の拡張版で、他国の文化の理解を深めることを目的とするものです。
 希望生徒が参加し、ALTのリンダ先生の英語(時々日本語)のプレゼンに熱心に耳を傾けていました。日本に来る前のアメリカでの生活や日本に来てからの生活についてのユーモアを交えながらの話に、笑いも出ていて和やかに進行していきました。終了後には質問も出て、さらにはお菓子を食べながらの懇話会になっていました。
 リンダ先生の話で、改めてわれわれ日本の生活や文化を考える機会となったと思います。


      
三女子大学進学説明会を開催しました    【H30年11回】
 
 6月7日(木)放課後、視聴覚室にて、3年生の希望生徒・保護者を対象に3つの女子大学(東京女子大学・日本女子大学・津田塾大学)の合同説明会を実施しました。これは、本校生の多くが受験、進学する3つの女子大学の説明を聞くことで、進路選択のための情報収集と受験に対する意識の高揚を図ることを目的とするもので、毎年恒例となっています。
 各大学からお越しいただいた担当者からの説明をみんな熱心に聞き入り、終了後の個別相談でも質問している姿がありました。
 自分の進路をじっくり考えて、本格的な受験勉強に突入し、最後まで頑張り続けてほしいと思います。

     


  
「SS課題研究」第1回中間発表会を実施しました  【H30年10回】

   6月5日(火)6時限目、物理実験室にて、2年8組(SSクラス)の生徒が「SS課題研究」中間発表会を実施しました。
 来年の課題研究発表会を見据えての中間発表という位置づけで、研究のテーマや目的(仮説)、方法、今後の計画について報告するものです。16のグループが、質疑応答を含んでそれぞれ3分間で発表しました。
 質問されても考え込んで時間を浪費することなく、分かっていることと分からないことを明確に整理して回答しているのを見て、さわやかさを感じました。梶山先生からの講評では、質問をすることは相手を困らせる事ではなく、うれしいことなので、もっと質問をしようとの話がありました。小さな疑問を大事にしていってほしいと思います。この後が楽しみですね。

※各グループのテーマは以下の通りです。
 「Biomimetics」 「リーゼガング現象」 「陽だまりと布団」 「虹の結晶」
 「水戸のヒカリモ」 「幻の水戸ガラス」 「溶液中の金属による無電解メッキ」
 「Chemistry of fragrance」 「積の魔方陣」 「変形菌を追う」 「UMAMI」
 「シクロデキストリンの包接作用について」
 「Secret Convesations~モスキート音を使って~」
 「金属塩水溶液/有機溶媒界面における金属葉の形態」
 「ニワトリ胚を用いた発生初期の仕組みについての研究」
 「組織別プロトプラストを使ったニンジンの再分化能の比較」

                   


 
水戸市環境フェア2018<千波湖のめぐみ>に参加しました 【H30年9回】
  6月3日(日)、千波公園ふれあい広場で行われた「水戸市環境フェア2018」に、本校生徒が参加し、ポスター発表(ブースで終日)をしました。
 本校生は「私たちが調べた環境問題」のテーマで7つの作品を出展し、3年生2人が対応しました。学校設定科目「環境科学」で学習した環境問題について、「日本はごみであふれるのか?」、「ゴミか宝か」、「地域の食材を食べよう」、「シックハウスについて」、「異常気象~変化する地球~」、「発酵の世界~ミクロの巨人たち~」「肉より高価な野菜の秘密」のテーマでの出展でしたが、参考文献も提示されていて信頼性の高い作品となっていました。
 担当の皆さん、お疲れ様でした。また、水戸二高ブースにご来場いただいた市民の皆様に感謝申し上げます。


                 


                
第2学年白百合講演会         【H30年8回】
 5月31日(木)、2年生8クラスを4クラスづつに分け、2時間目と4時間目に視聴覚室において白百合講演会を実施しました。この講演会は、「一人一人が輝く活力ある学校づくり推進事業」の一環として実施しており、グローバルな視点をもったリーダーの育成を目指し、その基盤として日本(茨城)の文化や歴史を理解することを目的としています。
 お招きした講師は元水戸市立博物館長の玉川里子先生で、本校の卒業生でもあります。「ふるさとを探ろう『地元学』ノススメ」のテーマでご講演をいただきました。地元の歴史や文化を知ることは、自分の“拠って立つべきもの”は何なのかを知ることができ、自ずとアイデンティティの確立につながり、それがグローバルな視点をもつことの出発点になるとの指摘から始まり、〈なぜ歴史を学ぶのか〉、〈歴史を見る視点〉、〈『地元学』のススメ〉、〈自分の頭で考えよう〉、そして最後に『地元学』ミニガイドとして「水戸城」についてのお話がありました。
 時間内で質問できずに控え室まで質問に来る生徒もいるほどでした。先日のSSH講演会に引き続き、主体的に質問する姿勢に再び頼もしさを感じました。身近な歴史や文化を理解して、世界に飛び出す、またはグローカル(Global+Local)に活躍できることを期待しています。

 
     
     
第1回SSH講演会を実施しました    【H30年7回】
 5月28日(月)午後、自然科学研究機構国立天文台教授・副台長の渡部潤一先生を講師にお招きして、全校生徒を対象とし、体育館においてSSH講演会を開催しました。渡部先生は、国際天文学連合の惑星定義委員の一人として準惑星という新しいカテゴリーを作り、冥王星の惑星からの除外を決定した最終メンバーの1人となった有名な先生です。また、本校のSSH運営指導委員もお引き受けいただいており、大変お世話になっています。
 「宇宙生命は存在するか?―天文学からのアプローチ―」のテーマでご講演をいただきました。宇宙はまだまだ謎に満ちており、予想外のことが起こったりわからない現象があったりするので、そこに面白さがあり、天文学者を目指すきっかけになったという話からテーマに迫っていきました。最後は「美しい星空を眺めよう」と、自然に想いを馳せる時空間としての“星空浴”を薦めていらっしゃいました。
 講演後の質問がいつもより多く、時間内で質問できずに控え室まで質問に来る生徒が多数いました。天文学に興味を抱く生徒がこんなにいるのかという驚きとともに、自分から主体的に質問する姿勢を頼もしくも感じました。星空を眺めるという心と時間の余裕を持ちたいですね。大変有意義な講演会でした。




 
     
     
おはようございます・・・・明るく元気にさわやかに  【H30年6回】
 5月16日(水)~18日(金)の3日間、登校指導期間でした。例によって8時過ぎから校門前で先生方が立ち始めると、生活委員、生徒会役員も加わって、あいさつ運動を展開していました。
 6~7割の生徒がJRを利用しており、絶えず生徒が登校してきます。安全を配慮して、道路を横切らずきちんと横断歩道を渡っている姿、自転車登校の生徒が、校門前で降車して自転車小屋に向かう姿に改めて感心しました。お母さんと一緒に歩く幼稚園生(?)に「おはようございます」とさわやかに挨拶している様子にほのぼのとしてしまいました。
 とても清々しい朝のひとときでした。




 
     
     
茨城県高等学校総合体育大会総合開会式に出席しました  【H30年5回】
 5月10日(木)、県高校総体総合開会式が笠松運動公園体育館で開催されました。県内131校から約1700人の選手が参加。本校からは運動部の主将10人が参加し入場行進を行いました。また、なぎなた部が優秀学校賞(県高校総体5年連続種目別優勝校)の表彰を受けました。
 本校は、昨年度女子の部総合3位で、3年連続優勝はなりませんでしたが、公立高校では1位でした。今年度も優勝を目指し、栄誉を奪還できるよう、みんなで頑張りましょう。頑張れ!水戸二高運動部。



 
     
     
なぎなた部が関東大会出場を決めました      【H30年4回】
 4月29日(日)に、茨城県武道館において、平成30年度関東高等学校なぎなた競技大会茨城県予選会があり、私は大会副委員長として出席しました。
 今回は参加高校数が増え、なぎなた経験者である先生方の努力が形になってきて、大変嬉しく思いました。1年生は全員初心者ですので、試合は2・3年生を中心に行われました。新人戦の頃と比べると、良い技も出て、接戦の多い試合内容で、大会全体は盛り上がっていたと思います。
 本校は、団体試合で優勝、個人試合で2位、3位、4位、6位に入り、団体と個人4人が関東大会出場を決めました。
 優勝したとはいえ、まだまだ課題は多いとのこと。課題を克服し、得意技を伸ばして、関東大会で活躍してくれることを祈っています。3年生はインターハイ、1・2年生は来年の国体を目標に頑張ってください。



 
     
     
茨城大学理学部研究室訪問《サイエンスツアー①》    【H30年3回】
 4月21日(土)に、新2年のSSクラス全員と理系の希望者で、今年もサイエンスツアーを開始しました。茨城大学理学部での講義を受講後、各グループごとに研究室を訪問し、大学での研究内容や研究手法等を学ぶことにより、理数系学習に対する意欲の向上を図ることを目的としたものです。
 最初に、SS課題研究について、中村麻子教授から「わくわく!ドキドキ!科学研究」と題した講義を受けました。「研究は人間的に非常に成長させてくれるもの」「人間として未知の課題を解決する能力をつけてほしい」との言葉が印象に残っています。質問も出て、生徒の前向きな態度に頼もしさも感じました。
 その後、班に分かれて各研究室を訪問。午後は“茨城大学サイエンステクノロジーフェスタ2018”に参加。みんな、楽しく興味・関心を深められたようです。
 科学研究に必要な力をつけながら、また、さらに伸ばしながら、各自の研究に取り組んでいってください。


 
     
     
新入生歓迎会……部活動紹介等          【H30年2回】
    4月12日(木)午後、体育館にて、対面式の後、新入生歓迎会を実施。生徒会役員による学校行事紹介寸劇の後、部活動紹介を行いました。32団体がステージ上でパフォーマンスを繰りひろげ、爆笑あり、感動あり、顧問の先生のチョイ役ありで、楽しい歓迎会となりました。1年生には早く学校生活に慣れて、部活動に、勉強に、学校行事に、頑張ってほしいと思います。そして、全員の高校生活がより充実したものとなるよう、期待しています。

         

         
離任式の日    書道部メッセージ           【H30年1回】
 4月4日(水)午後、体育館にて、離任式を行いました。今年は10人の先生方とお別れすることになりました。生徒たちに素敵な思い出をたくさん作ってくださり、本当にありがとうございました。
 朝、昇降口の上方を見ると、2階から、離任される先生方へのメッセージが吊されていました。書道部が書いてくれたものです。先生方も教え子の成長を楽しみにしていると思います。またどこかで会えるといいですね。