【令和 2年 12月2日】

 ミライcafe stage11 4回シリーズの最終日です。
 今回のお客様は、水戸ヤクルト販売株式会社の内藤學さん(代表取締役社長)です。
 stage11の統一のテーマは「人はなぜ学ぶのか。なぜ生きるのか」ということを、大学、企業とそれぞれの立場でお話いただきました。内藤さんのお話では、途中、内藤さんが働く意味を再確認したエピソードに、子どもたちが感動して、涙を流しておりました。まずは自分が変わらなければ周りはかわらない。「あいさつは、あ:明るく・い:いつでも・さ:先に・つ:続けて」、夢は世のため・人のためといつも思うことなど、多くの示唆に富む言葉がそこら中に散りばめらていたお話でした。私も不覚にも感動し、涙ぐみました。 今回のシリーズは、将来、教育関係や医療関係に進むことを志している人たちには、アーカイブでも良いので視聴してほしいと思います。ただ、臨場感は何物にも増すと思います。直接役に立つと思う話は、意外とすぐに忘れてしまうものです。心に染み入るお話を心に蓄えてほしいと願っています。まさに、ミライcafeのお客様の来店の意味はそこにあります。さらに、ミライcafeの真骨頂は、質疑応答の時間です。今回も、良い質問が出ました。きちんと自分の進路が決まってなくてはならないという固定観念が、思いのほか皆さんを縛っていますね。その素直な思いを込めた質問に、内藤さんは真摯にご自身の経験からアドバイスをしてくれました。石井さんは、先生を志しこの道一本で… 穴があったら入りたい言葉です。なぜなら、高校時代、私に決まっていたことは、「浪人」という響きでしたね。受験前から、経験として浪人を考えていたのだから、今振り返ると大馬鹿ものですよね。なぜなら、浪人後半は、このまま来年も浪人したらという不安感に縛られていました。だから、今、目の前の現役生にまだまだ伸びるよ。今、続けてやることに意味があるよ。自分でリミットを置くとそれ以上伸びないよと、自分の失敗から語っています。
 終了後、内藤さんから子どもたちにヤクルトのプレゼントがありました。サプライズです。子どもたち大拍手でした。しかし、講師に来ていただいて、謝金も支払わず、逆にプレゼントをいただくなんて、水戸二高、恵まれていますよね。きっと、将来、水戸ヤクルトに就職する子が出てきそうです。なにせ、社長のお話に涙して感動するくらいですから。内藤さんから勧められた鈴木博さんの「自分が源泉」ですが、たまたま校長室に置いてあったのをスタッフが見つけ、貸してくださいということで、5人が回し読みすることになりました。心に着実に灯が点りました。
 さて、令和3年 stage1は誰をお呼びすることになるのでしょうか。楽しみですね。




 

【令和 2年 11月30日】

 子どもたちがWheeLog に参加しました。
 11月29日(日)、水戸特別支援高等学校の宮山敬子校長のご紹介で、織田友理子さんが代表を務めるWheeLog主催の「オンライン実証街歩きイベント」に参加しました。
 これは、車いすで街を探検しながら、訪問するには、その施設が、バリアフリーになっているかどうかということを、実際に通行し検証するものです。子どもたちは、街中で車椅子を使用してみるという経験が初めてであり、校内を出発するときから、自分の思うように進まない状況に、悪戦苦闘しながらもも多くの気づきを得たようです。 多目的トイレを調査したり、旧県庁の昇降機を確認したり、バリアフリーのスロープが実際に車いすで通ってみるとこう配が急であったり、歩道も道路側に微妙に傾斜していたりと、普段は気にも留めないことに気が付く自分に、まさに一つ一つが心に響いたようです。
 終了後の、本部、織田さんとのオンラインによる振り返りでも、今日の経験を大人になる前にできて良かった。自分たちも本当の意味でのバリアフリーをめざして発信していかなくてはならないと、語っておりました。高校生やるなと事務局の人たちも感動していたようです。あらためて、このような機会に誘っていただいた、宮山先生に感謝です。さらに、本校チームは恵まれていました。大子特別支援の蛭田校長、水戸特別支援の寺門先生など専門家がアシストしてくださったのも大きかったです。さらに、子どもたちは、水戸特別支援学校のゆいちゃんとも、お友だちになれて大きな収穫を得た一日となりました。





 

【令和 2年 11月27日】

 11月26日(木)ミライcafe stage11を開催
 今回は、茨城大学人文科学部馬渡剛教授と馬淵先生のゼミの学生さんです。茨城探究の話と大学での学びの話でした。stage11には、隠しテーマがありました。それは、学ぶということは、自ら学びたいという思いに支えられなければならないということと、やらされている、義務でやる学習から一歩高みに上ることが大事だということが裏テーマにありました。そのことに、漠然と気が付いた一年生がおりました。stage11に初めて参加して、一見バラバラな大人たちから、いろいろなお話を伺い、質問することに楽しさを感じ始めたとのことです。そして、自分が何か大切なことを学んだという意識が芽生えたそうです。まさに、大事な気づきです。早速、その子は、店長さんに誘われ、1年生スタッフ第一号となりました。くしくも、馬渡先生から、「失敗という字は、せいちょう と読む。失敗からは多くを学べる」というお言葉をいただきました。まさにそのとおりだと思います。さらに、「学問は問いを立てて、検証すること。自ら問いを立てることが大事」とも続けられました。茨城探究に関わっている学生さんからは、「経験することで多くを学んでいるし、自分の力になっている」という言葉もありました。まさに、ミライcafeの精神と轍を一にします。一歩を踏み出す勇気を持つことが大事ですよね。







 

【令和 2年 11月26日】

  11月25日(水)ミライcafe stage11を開催しました。
 今回のお客様は、茨城トヨタ自動車販売株式会社取締役社長の幡谷史朗様です。お話の内容は、トヨタ創業の思いと、今も受け継がれている理念について、子どもたちの将来につながるようにお話いただきました。お嬢様が本校の卒業生、お母様も卒業生ということで本校とのご縁は深いのですが、それ以上に、子どもたちには何のために働くのか、何のために今学んでいるのかを、つないでいただきました。会社経営は、様々な要素がつながっており、自分が進もうとしている進路について、どのように関わっているのだろうかというアンテナを立てられれば、自分のやっていることと容易に結び付き、心に響いたと思います。
 相手の立場で考える(自分ならこうするかなと考える)、働くうえではコミュニケーションが大事、笑顔があふれる職場であるために、働く意味、志が大事でありその志とはどのようなものか、企業が採用する場合の面接時の観点など、私にも響きました。採用前研修で講師をお願いして以来、お付き合いをさせていただいておりますが、お話をさせていただくだけでも、学ぶことが多いのですが、今回は、今年度入社の本校卒業生もつれてきてくださり、細やかな気遣いに脱帽です。子どもたちからも、質問が多く出ましたが、それにも丁寧にお応えいただき、とても贅沢な時間であったと思います。今回のお話も子どもたちの心に灯を点していただいたと思います。
 最近、このミライcafeのお問い合わせがありますが、学校関係者で視察を希望される場合は、私までご連絡ください。感染症対策(事前の健康観察等)をとっていただければ密にならない程度で対応させていただきます。
 *今回講師の方は、本校の健康観察基準をクリアしたのを確認の上、講演の間、マスクを外していただきました。子どもたちに顔・表情を見て、感じてもらうことも今回のねらいでした。






 

【令和 2年 11月21日】

  11月21日(土)栃木県宇都宮市で開催された関東女子第29回駅伝競走競技会に出場した陸上部の子どもたちが結果の報告に来てくれました。 結果は、参加48チーム中40位ということでしたが、各自が自己ベストを出し、各自が現在のベストを尽くしたとのことで、とても清々しい笑顔で来てくれました。何より、帰校後、すぐに校長室に来てくれました。それにも感動です。
 華々しい結果は、それはそれで価値があります。それよりも、自分より能力の高い選手を認め、それをきちんと報告に来てくれた子どもたちに、何より大切なものを学ばせていただきました。負けを認めること。そこから何かをつかむこと。そして、つかんだことを次回に生かすこと。彼女たちのひたむきな努力は、それらを当たり前に考えさせたのでしょう。これは、大人になっても武器になります。
 世の中には、頼るときだけ調子よく頼ってくるひといますよね。うまく行けば、それは、あたかも自分の力のみで達成したような錯覚を持ち、自慢げに語る人もいますよね。そのような人には、彼女たちの行為は、無駄に、もしくは馬鹿げたように見えるのでしょうか。
 古くから、日本には「お陰様で」という言葉がありますよね。見えないけれど、誰かが手伝ってくれた。だから、今回は、たまたまうまくできたのだという謙譲の精神。そのように考えることができる人の周りには、ステキな人が自然と集まってきます。大事にしたいと思います。陸上部の彼女たちは、まだまだ成長するな。期待しています。 ひたむきな努力に価値を見出せる人に、そして、叡智・仁愛・創造の意味を考えつつ行動のできる人になってほしいですね。








 

【令和 2年 11月16日】

  11月16日(月)16:30~18:00、茨城大学人文学部西野由希子教授をお客様にお迎えして、Stage11ミライcafeを開催しました。
 今回も、新しく参加してくれる子どもが増えました。参加した子どもたちのメモを読むと、学問の意味が分かった。自分の進路を考える参考になった。対話が大事であると気付かせてもらった。中国文学の世界も垣間見せてもらい興味をもった。世界史や日本史を嫌がらずきちんと学びたいと思えるようになった。実に前向きな感想がありました。
 西野先生への質問も、良い質問も出てきて、先生もついつい周辺のことまでお話してくださいました。終了後、応接室にまで質問に来てくれた子がいました。その席で、高校生と大学生のコラボ(小瀬高時代に経験)や、茨城大学の図書館見学に来たらなどありがたいご提案をいただきました。さあ、ミライcafeの店長さんとスタッフの皆さん、次の展開はどうする。楽しみですね。
 現在、1年生の参加者やスタッフを求めています。
 次回は、11月25日(水)茨城トヨタ自動車の幡谷史朗さん、11月26日(木)茨城大学人文学部教授の馬渡剛さん、11月30日(月)水戸ヤクルト販売の内藤學さんとお客様をお招きします。多くの刺激を受けるチャンスです。子どもたちが一人でも多く参加してくれると嬉しいですね。何より、参加してくれた子どもたちを見ていると、目がキラキラ輝くのが分かります。学ぶことも積極的になっていくように思います。






 

【令和 2年 11月4日】

  朝,いつものように校門で,子どもたちを出迎えていると,陸上部の子どもたちが,揃って笑顔であいさつにきてくれました。
 いつも,朝早く登校して,すがすがしいあいさつをきちんとすまして,その後,ジャージに着替え始業までの一時間,朝の自主練でチームでひたすら走っています。そのひたむきな姿は,忘れていたものを思い出させてくれると同時に、見るものに勇気と元気を与えてくれていました。
 その陸上部が,この子どもたちが,11月3日に行われた関東駅伝茨城県予選で,みごと五位入賞を果たしてくれました。公立高で入賞できたのは,本校だけです。ずば抜けた才能の持ち主たちばかりではありません。恵まれた練習環境でもありません。それでも,ひたむきな努力は,嘘をつかないことを実証してくれました。久しぶりに,心が熱くなりました。まさに雑草のようなチームです。この後,関東大会に出場します。 
 努力しても,いつもいつも結果が伴うとは限りません。それでも,ひたむきな努力に価値を見出せた人は,人生において必ず勝者になります。この勝者とは,人に比べて自分が幸せであるとか,世間的に認められ偉くなるとかではなく,自分の人生に誇りを持てる生き方ができるようになるということです。
 頑張ったのは自分,頑張れた自分を褒めてあげよう,そして,次の頂上をめざして,少しずつでも良いから前進しようと思えるような人になって欲しいと願っています。さあそれぞれの部活動で,それぞれの場所で,場面で,ひたむきな努力をささげてほしいと願っています。そのような君たちにこそ,栄冠は輝くと信じています。
 関東大会では,爽やかに暴れてきて欲しいです。みんなでエールを送ろう。








 

【令和 2年 11月4日】

  朝,いつものように校門で,子どもたちを出迎えていると,陸上部の子どもたちが,揃って笑顔であいさつにきてくれました。
 いつも,朝早く登校して,すがすがしいあいさつをきちんとすまして,その後,ジャージに着替え始業までの一時間,朝の自主練でチームでひたすら走っています。そのひたむきな姿は,忘れていたものを思い出させてくれると同時に、見るものに勇気と元気を与えてくれていました。
 その陸上部が,この子どもたちが,11月3日に行われた関東駅伝茨城県予選で,みごと五位入賞を果たしてくれました。公立高で入賞できたのは,本校だけです。ずば抜けた才能の持ち主たちばかりではありません。恵まれた練習環境でもありません。それでも,ひたむきな努力は,嘘をつかないことを実証してくれました。久しぶりに,心が熱くなりました。まさに雑草のようなチームです。この後,関東大会に出場します。 
 努力しても,いつもいつも結果が伴うとは限りません。それでも,ひたむきな努力に価値を見出せた人は,人生において必ず勝者になります。この勝者とは,人に比べて自分が幸せであるとか,世間的に認められ偉くなるとかではなく,自分の人生に誇りを持てる生き方ができるようになるということです。
 頑張ったのは自分,頑張れた自分を褒めてあげよう,そして,次の頂上をめざして,少しずつでも良いから前進しようと思えるような人になって欲しいと願っています。さあそれぞれの部活動で,それぞれの場所で,場面で,ひたむきな努力をささげてほしいと願っています。そのような君たちにこそ,栄冠は輝くと信じています。
 関東大会では,爽やかに暴れてきて欲しいです。みんなでエールを送ろう。








 

【令和 2年 11月2日】

 朝,いつものように校門で,子どもたちを出迎えていると,陸上部の子どもたちが,揃って笑顔であいさつにきてくれました。
 いつも,朝早く登校して,あいさつをきちんとすまして,その後,始業までの一時間,朝の自主練でひたすら走っています。そのひたむきな姿は,忘れていたものを思い出させてくれると同時に、見るものに勇気と元気を与えてくれていました。
 その陸上部が,この子たちが,11月3日に行われた関東駅伝茨城県予選で,みごと五位入賞を果たしてくれました。公立高で入賞できたのは,本校だけです。ずば抜けた才能の持ち主たちばかりではありません。それでも,ひたむきな努力は,嘘をつかないことを実証してくれました。久しぶりに,心が熱くなりました。まさに雑草のようなチームです。この後,関東大会に出場します。この笑顔が全てを物語っています。
 努力しても,いつもいつも結果が伴うとは限りません。それでも,ひたむきな努力に価値を見出せた人は,人生において必ず勝者になります。この勝者とは,人に比べて幸せであるとか,偉くなるとかではなく,自分の人生に誇りを持てる生き方ができるようになるということです。
 頑張ったのは自分,頑張れた自分を褒めてあげよう,そして,次の頂上をめざして,少しずつでも良いから前進しようと思えるような人になって欲しいな。あなたがたは,水戸二高の宝物です。あなた方を誇りに思う。
 関東大会では,爽やかに暴れてきて欲しいな。
 










 

【令和 2年 10月29日】

 お昼休みに、なぎなた部代表の子どもたちが、ステキなプレゼントを持って校長室を訪れてくれました。 
 もちろん私へのプレゼントではありません。水戸特別支援学校の子どもたちへのプレゼントです。以前、水戸特別支援学校の宮山校長先生から、オンライン文化祭に、ぜひ水戸二高の子どもたちも映像で参加してくれませんかという、ありがたいお話を頂戴して、依頼のあった部顧問に話をしたところ、子どもたちが工夫しながら作成してくれたものです。内容は、用具の説明、なぎなた競技の説明、その後のリズムなぎなたの映像、そしてメッセージが記載された色紙。どれも彼女たちの心がこもっています。
 競技が上手くなる、強くなることも、競技者としては欠かせないことです。それよりも、人間性を磨くことも大事なことだと私は思います。その基本が、相手を思う気持ちだと考えています。それがさりげなくできるようになると、自然と相手に寄り添うことができるようになります。これは、大人になっても大きな武器になるはずです。
 ある運動部の子たちは、ここのところ毎朝、前庭と校舎前の歩道の落ち葉を掃いてくれています。朝早いことなので気が付かれないことです。彼女たちは、気が付いてほしくて行っているのではないと思います。誰かのことを思い、その人のためにさらりと自分ができることを行う。古くからの日本人が大切にしていることです。それがここのところ、COVID-19が原因なのか、薄れているのではないかなと、感じる出来事が多くあります。紹介した以外でも、それぞれの場面で、二高校生は自分たちにできることで頑張っています。 COVID-19がおさまっていれば、子どもたち同士が直接何かを一緒に行うことができるのですが、このような形でも、工夫して交流を進めていくことが大事であると思います。
 











 

【令和 2年 10月21日】

 4時間目の授業開始前、次の授業中に先生とお話していいですかとのことで校長室に来てくれました。本来の授業である学校設定科目の環境科学は、この時間を生み出すために、プレゼン資料を事前に家でがんばって仕上げたそうです。そのうえで、環境科学の先生に許可をいただいて来たとのことです。そこまで言われると、教師としてはうれしい限りです。
 そこで、どのような話がしたいのと尋ねると、高校卒業した後の進路についてとのことです。私のモットーは「答えは子どもの心にある。ただ言葉にできないだけ」です。質問をしながら、答えに気付かせ、こんなやり方ならできるのではないかなというレベルに押し上げました。たたみかけるように「レジ打ちのビデオ」(講演会用にストックしてあるコンテンツ)を、見せてあげました。ビデオの内容は、若い女性が、大事なことに気が付いて成長していくものです。そういえば、採用前研修でも使ったなと、かつてを懐かしく思いだしました。
 来た時よりも、前向きになったのを確信できたのは、ミライcafeにも参加したいと言ってくれたからです。
 悩むことは良いことなんだよ。生きていれば、思うとおりにならないこともたくさんあるけれど、それが人を成長させるし、経験していること、考えていることが、やがて一つにつながりますよ。無駄に思えることも、時とともに使えるようなるよ。
 ここのところ訪問者が増えているのは、私の存在が、ようやく彼女たちの視界に入ったのかなと思います。セーフティネットになりつつあるのかなと思います。
 今日、あなたと話したこと、つながったことあるよねと言うと、笑顔でうなづいてくれました。そして、貴重な時間をありがとうございましたと言われましたが、私こそあなたから大きな学びを得ました。ありがとう。
 











 

【令和 2年 10月19日】

 10月18日(日)のステキな笑顔たちです。17日・18日と本校を会場にバスケットボール2020ウインターカップ県予選会が開催されました。どのチームも地区大会を勝ち抜けてきたチームです。
 金曜日の夕方,一回戦vs下妻一,二回戦vs土浦日大とのチケットをもって,応援に来てくださいとお誘いを受けました。会場が密にならないように入場制限をかけての実施です。団体競技は,私が応援に行くと勝てないのではという思いから,校長室で応援するよと約束しました。どの部活動であっても,子どもたちから応援や見学のお誘いがあれば,都合のつく限り行くようにしています。ですから今回も,2日間とも校長室から応援していました。
 17日(土)も試合後,勝てた報告と応援のお礼に来てくれて,明日は絶対王者の土浦日大との試合,彼女たちの意気込みを聞くこともできました。さらに,日曜日も応援お願いしますと屈託のない笑顔で頼まれました。そのときに,彼女たちに伝えたのは,相手も高校生,つけいるスキはあるはず。試合前から相手に飲むこまれる必要はないこと。自分の学校での開催という地の利があること。向こうは初戦,こちらは2試合目であることと暗示をかけました。
 18日(日)の試合は,第3ピリオドまで相手をリードする展開だったそうです。彼女たちの心に,一瞬勝てるかもしれないという気持ちが,スキを生んだのか,最後は,61対80で負けてしまったそうです。しかし,この笑顔がすべてを物語っています。試合直後はおそらく,大いに悔し涙にくれ泣いたことと思います。おそらく顧問の先生も大泣きしたことと思います。それでも,この笑顔であいさつに来てくれました。
 ここは,私の出番です。一人一人に思いを述べてもらいました。彼女たちからは,どんな相手であっても挑むことは大事。仲間と出会えてきずなが深まったこと。途中でつらくてやめたいと思ったこともあったけれど続けてきたことで得られたものがあったこと。大柄な選手であっても当たり負けしなかったこと。ファールをされてもひるまなかったこと。次の舞台でここまでの経験を生かすことなどを述べてくれました。自分の思いを振り返ること,そこからは大きな学びが得られます。
 この代のキャプテンは,COVID-19の中,他の運動部キャプテンと一緒に,校長室に部活動再開,早朝や昼休みの自主練習の許可など,交渉に来ました。多くの困難と真摯に向き合ってくれました。バスケットボール部のキャプテンは,早朝の練習において,短い時間に充実した練習ができるように,誰よりも早く登校し,換気を十分に行うために,体育館のすべての窓を一人で開け,仲間が来た時には,すぐにでも練習ができるようにしてくれていました。彼女は,さりげなく校門も開けてくれていました。将来は教師になると決意を述べてくれています。いい教師になる素養はあると思います。
 17日(土)は勝利の報告。18日(日)は負けた報告。都合の悪い報告であっても,きちんとできるということ,そこにこそ価値があります。校長の仕事は,校長という職だからできることがある,それは,子どもたちへの言葉による教育だと尊敬する先輩から教わりました。 彼女たちには,魂を込めてお話をしました。彼女たちは,私の宝物です。キャプテン本当に素晴らしいキャプテンシーを発揮してくれました。ありがとう。二高の誇りです。素晴らしいチームに育ってくれたと思います。顧問の先生にも感謝です。
 











 

【令和 2年 10月16日】

 職員会議が終わり,校長室に戻ると,折しも下校の時刻になっていて,子どもたちが帰宅する場面に遭遇しました。ふと廊下を見ると,二人の子たちが仲良く帰る場面です。「ガマガエルあげるよ。校長室に寄っていかないか」と伝えると,見事に反応して入ってきてくれました。詳しく話を聞くと,科学部生物班の一年生だそうです。なるほど,だからがまがえるという言葉に反応したのかと思いました。彼女たちの意に反して,手渡したのは,筑波高校の近所で売っているガマガエルの形をしたお煎餅です。
 これは,昨日,本校で会議があった時に,知り合いの先生がお土産として持ってきてくれた頂き物です。持ってきてくれた先生も,私のfacebookのお友達であり,子どもたちが校長室によく訪ねてくれているのを知っていて,これは面白いかもと思って持ってきてくれたものと思います。 子どもたちは,実に美味しそうに食べてくれました。せっかく校長室に来てくれたのですから,すかさず,将来,自分たちが活躍したい舞台を尋ねると,「高校の現代社会の教師」と「看護師さん」と,目標を話してくれました。校長室に入るのは初めてであり,最初は緊張していた様子でしたが,腰を下ろしたソファーにも,ふかふかだと感動してくれ和んでくれました。
 目標が決まっているのならば,ミライcafeのスタッフでもやってみたらと誘いました。ミライcafeも気になっていたけれど,敷居が高くて興味はあるものの,遠めに眺めていたようです。この後は,店長さんたちが,彼女たちを見つけ出して,cafeに誘い込んでくれるでしょう。
 彼女たちと話していて,最初の一歩がなかなか踏み出せないことがよくよく分かりました。この一歩は,踏み出してしまうと,たいした一歩ではなく,さらに,世界が広がるような思いになるのですが,子どもたちにとっては,困難な一つなのでしょうね。私も,もっと子どもたちの視界に入り,声をかけやすいように仕掛けないとならないなと決意を新たにしました。校長室で,おせんべいを食べさせるということで批判も有るかもしれませんが,どんなきっかけでも良いから,子どもたちには安心できる場所が,学校はもとより校外においても,多くなくてはならないと思っています。彼女たちの笑顔が全てを物語っていますよね。だから自分の夢を語ることができるし,それをベースに学びの話ができるのだと思います。 彼女たちも,先輩たちがいつも居ることなどから気にはなっていたようです。校長室に入りたいと思っていたけれど,なかなか入れなかったとのことです。これでいつでも入れるねと聞くと,嬉しそうにうなづいてくれました。 せっかくの高校生ライフです。校長室も気軽にきて欲しいですね。そして,たわいもない雑談をしましょう。そこにも,大きな気づきがあり,きっと学びにつながりますよ。その学びは,自分たちがやがて輝く舞台で大いに役に立つはずです。いつでも待っています。
 











 

【令和 2年 10月15日】

 現在、本校では教育実習を行っています。COVID-19が猛威を振るっておりますが、本校の卒業生が、大学での学びの成果の一つとして、戻ってきて次の舞台を目指して、実習を行っております。当然、取りうる感染症対策を大学側にも、実習に来ている学生にもお願いしての実施です。
 さて、教育実習も終盤戦を迎え、研究授業ということで、指導にあたられた先生、担当教科の先生方が、授業を参観します。今回は、スペシャルゲストとして、高校教育課主任指導主事の塚田先生にもお越しいただきました。
 なぜ、高校教育課の人がと思われるかもしれません。授業を担当した学生は、校長室に足を運んでくれた時に、「なぜ英語の先生を目指しているの」と私が尋ねたところ、高校時代、当時、学校で学習していた英語に対して、英語は好きだけれど受験勉強のためにだけ学習していて良いのかなと漠然とした疑問を抱いていたそうです。そのようなときに、担当の先生に背中を押され、県の事業である「国連グローバルセミナー」に参加したそうです。 その事業では、私も少し関わりましたが、主にALTの先生方と、オールイングリッシュで、子どもたちがそれぞれで設定した課題を調べ、英語でアウトプットすることを行いました。研修の最後に国連大学において研究者と議論するという事業です。主担当であった塚田指導主事の「英語で話すことをもっと楽しんで」という一言に研修の中で出遭い、「英語で話すことを楽しもう」と決意したそうです。
 その話を塚田主任指導主事に伝えたところ、本当に多用なところ、足を運んでいただいたうえ、研究授業を参観していただく機会を得ました。
 まだまだ、授業のレベルとしては素人、それも初心者です。しかし、授業というものは、子どもたちと指導者が創るものであり、指導者が上手くなりたい、子どもたちとともに自分も学び成長したいと思い、精進すれば伸びていくものです。そのような指導者の姿に触発され、子どもたちの学ぶ意欲も向上します。
 研究授業後、校長室で授業の反省会を行いました。残り2日間のこと、大学に戻ってからのこと、私自身が授業が上手くなるために、今でも心がけていることを伝えました。
 学校として、教育実習を受け入れて、本当に良かったと思える瞬間に立ち会えました。おそらく彼女は、「教師」から「教志」へと成長することを目指して精進してくれると信じております。
 










 

【令和 2年 10月15日】

 昼休みの一コマです。よく学校では、学業を「文」に、部活動を「武」に、それぞれ喩えて「文武両道」とか「文武不岐」などと言います。言葉のもつ意味としては、「どちらも頑張る」ということで、それはそれで大事なことであり、良いことなのですが、それをあまりにも前面に押し出すことには、個人的に戸惑いがあります。
 まだ、担任をしていたころのことです。ある子どもに、良かれと思い何のきはなしに「まだまだ頑張れるぞ」と言ったことがあります。彼は、みるみるうちに興奮し、切れてしまいながら「これ以上何を頑張れというのですか」と興奮冷めやらぬ状態になりました。何とかおさえ(子どもたちの何人かが手伝ってくれたと思います)、別室へ移動して、クールダウンさせて、話を聞き出しました。彼から出てきた言葉は、私が知っている彼の事情とは大きく異なり、このようなことがある中、ぎりぎりのところで彼は頑張っていたのだなと反省させられました。その子どもの表面だけをとらえた発言だったのです。少しばかりの自分の自信から、彼のことを真から思っての言葉ではなく、気軽に発した言葉の空虚さに恥じ入るばかりでした。
 人は、それぞれがそれぞれにもつ、精神と肉体のバランスの上で生きています。こうのようにあるべきという言葉や態度が、ときにその人にとって刃のように突き刺さります。あのこと以来、心地良く聞こえる言葉ほど、怖さを持っていると言い聞かせています。
 さて、昼休みの一コマの彼女たちには、何と言ったでしょうか。彼女たちの「こんにちは」というあいさつに対して、「ごめんね。じゃましたね」という言葉を返しました。この年齢になり、ただ見守ることの大切さを感じています。
 大げさなことではなく、子どもたちの視界にそれとなく入るということも大事なのではないでしょうか。
 











 

【令和 2年 10月13日】

 放課後,訪れてくれた子です。部活動のことで相談がありますとのことでした。何かなと校長室へ誘うと,自分は現在写真部に所属しているけれども,JRC部と二つの部活動を掛け持ちしたいとのことです。 本校では,同好会と部活動は二つ所属しても良いのですが,部活動を二つ兼ねることはできません。それを認めてくださいとのお願いでした。もう少し理由を聞こうと思い,なぜと質問すると,ボランティア活動をしたいとのことです。JRC部は,ボランティア活動を活発に行っているからとの理由で,入部したいとのことです。ボランティア活動は,JRC部でなくてもできること,自分が本当に行ってみたいとアンテナを立てると,部活動に所属していなくても出来るよと伝えました。
 かつて,日本人のボランテイア観と欧米人のボランティア観について,リンゴを用いた,たとえ話で聞いたことがあります。 それによると,日本人は,リンゴを2個持っていれば,すなわち余計に持っていれば,1個を困っている人に差し出すことができる。一方,欧米人は,たとえ1個のリンゴしか持っていなくても,困っている人がいれば,1個を半分に分けてあげられる。自分も本当は,まるまる1個食べたいけれど,半分で我慢するから,あなたも半分で我慢してとの話です。この話を聞いたのは,冷害によりコメ不足に陥り,タイから緊急にタイ米を輸入したときです。当時,そのお米は,日本人が食べなれた品種と異なり,市場で売れ残りました。その折,食糧危機で飢饉に陥っていたアフリカへ援助米として活用しようと話が盛り上がりました。その際に,この話が戒めとして話題になりました。言い得て妙だと思いませんか。 余っているからではなく,心からということが大事だということだと思います。ボランティア活動は,こうあるべきとか,時間が余っているからではなく,出来る範囲でいいか,できることからまずは始める,というスタンスで構わないのではないかなと伝えました。
 現在,水戸特別支援学校の校長先生と,オンラインで,子どもたち同士が一緒に遊んだり勉強したりすることをしましょうと話しています。小学校の学童クラブでお手伝いすることもできます。自分が心から求めていれば,見つかりますよと伝えました。 ここのところ,うちの子どもたちに積極性がでてきたなと思います。訪ねてくれた子には,ミライcafeのスタッフになることを勧めました。心に灯をともすことができれば,学びが深まります。当然,普段の学習の意味がより高次に昇華します。それには,まず,なぜ自分が学ぶのか,学ぶことで人生がどのように変わるのか,子どもたちのこころを育てていきたいなとあらためて思いました。

 











 

【令和 2年 10月11日】

 10月11日(日)県立水戸農業高等学校を会場に第49回茨城県秋季弁論大会が開催されました。県内10校の弁士、総勢25名、本校からは1年生が挑戦しました。会場校校長早瀬昌良先生のご配慮のもと、取りうる感染症対策を実施し、弁論を始める前後での手指消毒、うがいの励行とcovid-19が猛威を振るう中で通常とは異なる方法での開催です。 競技弁論とは、持ち時間7分、原稿用紙の分量で4枚半程度、起承転結の基本形で、自分の主張を述べるものです。6分・6分30秒を知らせるベルがなり、7分になるとベルが乱打されます。私もかつては指導者として、全国大会に子どもたちを連れて行きました。その縁で今回も審査員として、高校生の弁論を拝聴しました。 休校や自粛生活が高校生に大きな影響を与えたなということを強く感じさせられました。しかし、その困難を困難に終わらせずに、自分を成長させたものとしてとらえ、要旨としてくれていました。その姿に、元気と勇気、学びを得る思いでした。 弁論の世界では「言動一致」を大事にしています。参加した高校生も、自分の言動に責任をもって行動してくれるものと確信しております。本来ならば、この大会の上位2名を、日本弁論連盟主催「文部大臣杯全国青年弁論大会」に推薦するところですが、残念ながら大会が中止となったため、全国大会への出場につながりませんでしたが、弁論普及のため、日本弁論連盟片岡武司会長より、会長賞をいただきました。ご厚意に感謝申し上げます。ちなみに、本校の1年生は、第2位(茨城県議会議長賞)に輝きました。審査員の方と記念撮影。審査員の彼女も、高校生弁士として全国大会で優勝、各地の大会を総なめにした実績をもっています。現在は、企業を辞め、弁論ガールとして団体を立ち上げ、全国大会を主管したり、高校生や企業向けの研修を構築して活躍しています。
 











 

【令和 2年 10月8日】

 放課後、ミライcafeを実施しました。今回は、茨城県労働政策課とNPO法人雇用人材協会とのコラボレーションです。茨城県内には、子どもたちにとって、魅力を感じられる企業が多くあること、そこで、いききと活躍している女性と有意義な時間を過ごすことで県内に戻って働くことも、視野に入れさせる目的のもと実施しました。
 「ミライcafe」自体は、本校が昨年から行っていることです。今回は、この形で実施させていただきました。本来は、飲み物やお菓子を用意して、お客様とcafeにいるような形式で、気軽にお話をし、疑問に思うことをざっくばらんにお伺いすることで、自分の将来に思いを寄せ、学ぶ意欲を高めることや、質問力を高めることなどを主眼としています。
 本校図書館で、飲食を行いながら実施したいところなのですが、covid-19が猛威を振るう中ですので、換気を十分に行い、自由にスペースを活用できる会議室で、対面であっても距離を保ちつつ、さらに密にならない配置のもと行いました。
 今回のお客様は、ホテルテラスザガーデン水戸の千葉はづきさんです。彼女は、宮城県の出身ですが、教師を目指し茨城大学で学んでいる中、在学中のNGO法人での活動や留学経験などから、教師の道から一転、英語を用いての仕事を選んだそうです。そして、何より茨城の魅力に魅せられたので、本県での就職を志した方です。彼女の真摯な態度は、子どもたちに魅力的な大人に見えたようです。ぶれない軸の作り方、仕事をするやりがい、仕事を通して学んだことなどは、心に響いたようです。お話を自分の為に役に立てるように、関連した内容の質問が多く出ました。終了後も、控室で、千葉さんにミライcafeのスタッフたちが、会場で聞けなかった質問を、ぶつけていました。
 お見送り後、校長室に戻ってきたスタッフの目は、輝いていました。本当に勉強がしたくなったなど、前向きな感想を聞くことができました。今回は、1年生も参加してくれて、徐々にですが、参加する子どもたちが増えています。スタッフになりたいという子も増えています。一回参加すると中毒のようにはまるようです。3年生のある子たちは、いつも一番前で真剣に参加してくれています。さらに毎回良い質問をしてくれています。私も得るものがありました。3年生の姿から、この取組みが、探求から探究へとつながる橋渡しに有効であることを確信しました。それにしても、うちの子たちすごいな。毎回、子どもたちから学ばせてもらっています。
 










 

【令和 2年 10月5日】

 本校は部活動が盛んです。運動部だけが部活動ではありません。文化部も頑張っています。本日は,写真部の活動風景をご紹介します。 全国総合文化祭(文化部のインターハイと呼ばれています)への出展を目指して,県予選会へ出品した作品が,選考会を経て返却されているところです。同時に,県大会の予選を通過した作品も発表があり,子どもたちは悲喜こもごもです。 しかし,どの作品も,ステキな一瞬を切り取っています。このような一瞬を切り取ることができる子どもたちの瑞々しい感性に驚くばかりです。そのような彼女たちの作品を見ていて,国語科教師としての思いがむくむくと沸き起こり,ある国語の授業がひらめきました。単純なものは,他者の作品を評価して,その作品の情景や作者の思いをくみとり,他者へ紹介することを前提に評論家風にまとめること。もう一つは,無作為に4枚の作品を選び,起承転結を意識した物語を作成するというものです。どちらも,高等学校学習指導要領国語科解説編に掲載されている内容ですので,授業にすることは可能ですよね。あとは,その授業によって,目の前の子どもたちにどのような力をつけさせるのかを,明確にすることだと思います。それには,どのような資質・能力を育成するのか,そのための指導事項を構築して,指導した内容が満足する状況にあるのかを評価することになると思います。 このようなことを考えたのも,本校の部活動が盛んであること,また,その活動には学びの要素がたくさん含めれていて,部活動を通して学ぶことがあるからだと思います。
 











 

【令和 2年 10月1日】

 10月1日は,令和2年度後期始業式と,令和2年度後期生徒会役員の認証式を映像配信(生徒は教室で視聴)で実施しました。前期生徒会役員は,これまで経験したことのない困難と闘いながらの生徒会活動を余儀なくされました。彼女たちは,最初からできないとあきらめるのではなく,議論しながら最適解を模索していきました。あなたがたの頑張りを見ていて,主役となって活躍する舞台では,ステキな物語が紡がれ,そこに関わる人々を幸せにしてくれることが実感できました。何より前期生徒会役員が,困難に果敢に挑戦した姿は,後期生徒会役員やフォロワーであるその他の生徒たちに受け継がれています。 大人と交渉し,納得してもらうという経験は,何物にも勝る大きな学びを得たはずです。人を説得するための論理展開,自分たちの主張を支えるための根拠となるデータの収集,集めたデータの精選そして活用など,やがてそれぞれの舞台で輝くための武器になります。
 始業式と認証式は,会議室で最低限の人数,換気に配慮した上で,健康観察をクリアしている人たちだけが会しての実施です。映像を見ている生徒たちに,顔を覚えてもらうために,マスクは外してもらっています。
 写真は,前期・後期の両方の生徒会役員たちです。大きな仕事を終えた安ど感と,これから先輩の築いた生徒会をさらに発展させるという気概が感じられますよね。お互いを認め合い,さらに協力し合って成長できる,ときには相手を真剣に思い,支えてあげられる集団,それが水戸二高の子どもたちの気質であると思います。そのプロトタイプが生徒会の子どもたちです。女子だけの学校であるから,自分の主張を堂々と発言できるし,周囲もそれを認めてあげられる,だから高校生活で周囲を気にすることなく,遠慮なく自分を高められるのだと思います。水戸二高が求めているもの,それは,大人になったとき,それぞれの舞台で,輝くために精進できるよう,ベースとなる力を付けることです。受検で迷っている中学生にも,この良さが伝わると良いと思います。前期と後期の会長同士が誓いの指切りをしています。
 











 

【令和 2年 10月1日】

 9月30日は,前期最終日でした。前期生徒会役員の3年生が退任のあいさつに来てくれました。この子たちは,COVID-19のために,これまでにない学校休校を経験しました。そのため,予定されていた文化祭やクラスマッチなどの行事が,全て流れてしまいました。 それでも彼女たちは,休校期間中に定期的に生徒会役員同士がオンライン会議を行い,生徒会として今やらなくてはならないことを討議し,知恵を振り絞りました。手始めに休校明けに向けて生徒会ができることをテーマに大子清流高校とのオンライン懇談会,これは読売新聞に取り上げていただきました。そして休校明けには,「頑張れ水戸二高ウイーク」と称して,オンラインでの部活動紹介や,生徒目線で作成した中学生向け水戸二高紹介ビデオなど,困難に立ち向かってくれました。そう言えば,事務長さんと交渉して,交通カードで飲料水が購入できる自動販売機も交渉の末,導入を果たしました。制服改正も「ニコプロジェクト」として,生徒有志の委員会も立ち上げてくれました。君たちはすごいですよ。 今日のあいさつも,誰に言われるでなく,来てくれたとのこと。自慢の子たちです。それなのに,私はあえて「君たちの青春はこれで終わったね」と,聞きようによってはひどいこと言いました。しかし,笑顔でまだまだこれからですと返してくれたのには,一本取られました。 あなた方に伝えた「人のやる気を削ぐことに全力を傾ける嫌な大人になるな。頑張っている人を,さりげなく支えられる本物の大人になりなさい」と伝えました。この写真を撮る時に,マスクをさりげなく外してくれましたね。私の言葉に覚悟を決めてくれたと確信しました。辛くなったときこのwebページを読み返してほしい。確かに頑張った,頑張ることができた自分がいたことを確認してほしい。あなたがたは,確実に学校を動かしていました。それもリーダーとして。大きな財産です。 人は出逢うべく人に必ず出逢える。それも一瞬早すぎず,一瞬遅すぎないときに。あなた方と出逢えた人生に感謝しています。それぞれのステージで輝く大人になってほしい。後輩が憧れる大人に。 約束を達成するために,それぞれの場所で,それぞれの方法で精進してください。私もあなた方に負けないように精進します。 今年の卒業式も泣くな,きっと。

 











 

【令和 2年 9月23日】

 先週は一週間、中学生と保護者向けの説明会&見学会を実施しました。教務部学校案内委員会の先生方は、受付、校内案内プラス通常の授業とまさに大活躍でした。プログラムは、校内を案内しながら、1年生・2年生の6時間目授業を参観、その後、学校概要説明、質疑応答、解散でした。一回当たりの参加者を少なくし、校内案内も密を避けるために、少人数のグループとし、期間も一週間としました。
 本校は、学校をあげて授業改善に取り組んでいます。一人一人の教師が、各教科における探求型授業&付けたい力を明確に示しての授業実践に努めています。それは、大学受験だけでなく、生涯にわたって活用できる力のベースを身に付けさせることと、取りこぼしと吹きこぼしのない教育活動を目指してくれているからです。 理想実現のためには、私自身も含めて、まだまだ発展しなくてはなりません。春休みから休校期間中における、授業の映像配信数が、200をはるかに超えている教師集団です。確かに、昨年度から映像配信による始業式や終業式などの集会は経験していました。しかし、授業となるとさらに細かな配慮が必要です。例えば、子どもたちが集中できる配信時間、興味を引く授業内容、既習事項の確認方法などです。様々な試行錯誤を繰り返し、各教師が技を獲得し、各自が学び合う形で、今ではすべての教師が共有しています。このような教師集団ですから、必ずや達成できると信じています。 現在は、そのコンテンツをアーカイブすることを勧めています。うまく整理してアーカイブできれば、部活動や病気欠席などで授業に参加できなかった子どもたちのフォローができるようになります。基礎事項は、オンライン課外にも実施できます。病気入院など長期欠席者の学びの保証にもなります(現在は、単位認定するためには、受け手側に教師がいなくてはなりませんが…) covid-19による困難を、困難で終わらせない本校の教職員に感謝です。と同時に、このような教師集団は県内どこの学校にも負けないはずです。まだまだ発展する余地が残っていますが、学校の名前ではなく、その学校における教育活動や教師集団で選ばれる時代がすぐそこまで来ています。
 










 

【令和 2年 9月17日】

 ミライcafe店長とスタッフ頑張っています。相手は,フィンランドに住んでいる田中さんご夫婦です。このときは,パートナーは大学院で授業を受けていて,途中,大学院から参加してくださいました。Zoomを用いてのバーチャル修学旅行の企画会議です。ここで話し合っているプログラムは,2年生を中心に参加者を求める予定です。彼女たちは田中さんと議論しながら,真剣に修学旅行の企画を練っています。  なぜフィンランドなのか。本校生は,教職関係と英語を活用した仕事に就きたいという子どもたちが大勢います。言葉では,フィンランドの教育は素晴らしいと知っています。しかし,自分自身が感じたことではないのです。真理と言われていることも,まずは,本当なのと疑うこと,次にどうしてなのかと考えること,その連続がこれからの学びに大切だと思います。それが,主体的で,対話的で,深い学びにつながります。彼女たちは,まさにその学びを体感し実践しています。 もう少し大きなモニターを用意してあげたいですね。田中さんが,ファシリテーターとして,子どもたちをかき混ぜてくれています。きっと,今,彼女たちの脳は最高に活性化しています。ここから学びが深まるはずです。同時に,企画が練られていきます。オーナーは彼女たちの深化を見守っていきます。手を出さないことも教育だと思っています。しかし,任せっきりにしては行けないですよね。視界の範囲にはいなくては。
 頑張れ二高生。

 











 

【令和 2年 9月14日】

 先週のお掃除当番の子どもたちです。
三人の連携が実に素晴らしく,日頃気がつかないところまで清掃してくれました。特に,マスクを外してもらった彼女は,これまでのお掃除当番が気がつかなかった場所を,さも当たり前のように,雑巾掛けしてくれました。一年半で初めてです。感動しました。
 残りの二人も,それぞれ自分の役割を段取りよくこなしています。彼女たちには,段取り力がいかに大事であるか,実は,学ぶ力にもつながっているということを伝えました。
 なぜ,誰も気が付かなった所に気が付いたのかと聞くと,始める前に,全体を見渡して,手が届きにくいところはと,当たりをつけて,確かめてみると,とても汚れていたので,雑巾掛けをしましたとのことです。
 全体をまず見渡してみて,どこに課題があるか考えをめぐらす。まさに段取り力です。今,自分がどこにつまずいているのかを考え,それを克服するにはどのくらいの時間をかけ,どのように克服していくのかを計画を立てることにつながっていますよね。このような考え方,できるようになると大人になって,仕事を始めたときに大きな武器になります。
 *清掃中は,窓と入口のドアをあけ,換気に心がけています。マスクを
  外している子は,撮影の一瞬外してもらいました。

 











 

【令和 2年 9月9日】

   放課後,写真の二人が訪ねてきてくれました。職員打ち合わせの間,待っていてくれたようです。待たせてしまったからには,話を聞きましょうというのが,私のスタンスです。相談は,何かなと聞くと,進路についてですとのことです。
 希望を聞いてみると,英語が好きで,語学を生かした仕事につきたいとのこと,外国の文化にも興味があることなどを教えてくれました。そこまでしっかりとしているならば,大丈夫だと思うけれど,さらに何を相談したいのと聞くと,少しためらいつつ,ここのところ模擬試験の英語の成績が伸び悩んでいるとのことです。どんな勉強をしているのか尋ねると,しっかりと取り組んでいることがわかりました。ここまで情報を聞き出せば,あとはマジックをかけるだけです。
 二人は得意技であるマジックにかかりました。この後,このまま帰るのではなく,早速学習室に行って,教えていただいた気持ちでやってみますと,二人ともこの笑顔で校長室を後にしました。   
 なぜ学んでいるのですか?点数や順位を上げるためですか?確かに目に見える結果によって達成感を感じるのは否定しませんよ。
 でもね,私は,今の自分よりもっと成長したいと思うから,人は学ぶのだと思います。学びたいと思うから学びがはかどるのです。義務感で行っているうちは,将来,仕事についても良い結果は出てこないでしょう。私も,純粋に今以上に成長したいと思っています。もっと子どもたちに寄り添う指導ができるようになりたい,心や言葉を磨いて,もっとマジックにかけられるようになりたいと願っています。
 本校は,読書週間が始まっています。若いときに,魂を揺さぶられるような本と出逢うこと。これも大きな学びです。大人でも同じです。この年齢になって,素晴らしい本に出遭いました。この「であう」という言葉も,日本語には様々な意味がこめられ,それに応じて漢字が使い分けられています。私もここで使い分けています。分かりましたか? 出逢った本の話をする,そのような遊びができると嬉しく思います。

 











 

【令和 2年 9月3日】

    国際美術展・書道で奨励賞を獲得した子が,校長室へ作品展示するために持って来てくれました。 作品は、三筆の一人、橘逸勢の伊都内親王主願文です。「三筆」は、日本史で学習していると思います。彼の字体を模写したものだそうです。筆の運びも良いです。また一字一字見ると、微妙な墨のかすれ、それにも意識したとのことです。彼女は、素晴らしい武器を持っています。この書道を自分のやるべきことの中心に据えて、今の様々な学びをつなげると、武器がさらに輝きをまして、オンリーワンになるだろうな。 例えば、作品制作の動機や橘逸勢の業績などを英語で説明、その説明の中に歴史で学んだことを入れ込むなど、つながっていくはずです。そうなれば、様々な学びに意味が見出せるようになり、やらされている感じややらなければならないという自分を追い込む気持ちから解き放たれ、とにかく学びたい・分かるようになりたいという純粋な思いに昇華すると思います。そうなるとステキですよね。
 











 

【令和 2年 9月1日】

    試験最終日の昨日,運動部は部活動が始まりました。
 文化部の彼女は,昨日は部活動はお休みでした。運動部の友人たちと,つごう3人で校長室前を通過しました。運動部の子が校長室をのぞくようにあいさつをしてくれたので,時間があったらよっていったらと声をかけると,彼女たちは,部活動開始時間まで時間がないので,この子をお願いしますと声が返ってきました。そう言われた彼女に聞くと,バスの時間まで30分以上待ち時間があるとのこと,炎天下で待つのならば,時間をつぶしていくと良いよと校長室へ誘いました。
 彼女と学校生活のことなど聞いていると,小学校の頃から抱いていた夢の話をしてくれました。本が大好きで本と関わる仕事に就きたいとのことです。さらに聞いていくと,図書館司書に憧れているとのことです。
 本校の図書館(ちなみに私が館長です)は,県内でも有数の,使用者の目線に立ち整備された図書館です。司書も常駐です。生徒の身近に,目指すべき大人(=本物)がいます。
 来週から,本校では読書週間が始まります。秋の夜長,自粛が続いている中,それを好機ととらえ,読書をすることをお勧めします。そういえば,この後,昼休みに訪れてくれた3年生の二人には,それぞれのステージにあった本を貸し出しました。読後,どのような化学反応を起こしてくれるのか,今から楽しみです。
   

 











 

【令和 2年 8月31日】

  夏休みが明けました。いよいよ本格的に授業が始まります。とはいえ,本校では例年と異なり,今年度第一回の定期考査です。休業期間があったので,変則的な日程です。ですから,校長室を訪れてくれる子どもも,ここのとこと減っています。試験勉強に追われているのでしょう。そのような中にあって,訪れてくれた三年生の子どもたちです。まさに,飛んで火に入る夏の虫状態です。早速,最近の様子など私からの質問攻めです。それらに丁寧に応じてくれました。将来,活躍したいステージをしっかりと持っています。そのために,自分たちで考え,計画を立ててステージに向かって学んでいます。
 この子たちは,7月のミライcafeにも参加してくれています。そこから,大いなる刺激を受けてくれました。それが,今の学びにつながっているのだと思います。やらされる勉強,やらなくてはならないという思いでやる勉強,そこから脱却し,自分のキャリア(私はステージと呼びます)を意識して,もっと知りたい,もっと分かるようになりたいという欲求から始まり,次から次へと学ぶことが出てきて,それらがつながっていく,学びの世界を回遊すような学びに出会って欲しいですね。この子たちならそれができると思います。自分の中に眠っている学びへの欲求を呼び覚ましましょう。そのお手伝いをしますよ。いてでも立ち寄ってください。今度は,お茶とお菓子を用意しておきます。
 

 











 

【令和 2年 8月24日】

 夏季休業,最終日です。それなのになぜ,このように子どもたちがいるのか,疑問を持たれる方も多いかと思います。
 これは,一年生向けに,一学年の先生方が企画した取り組みです。スタディーマラソンと言います。午前中4時間,午後4時間,一日8時間の三つのコースを設定しています。子どもたちは,自己申告でコースを選定して,参加します。あくまでも自由参加です。基本のスタイルは,自学自習です。それでも,学びは団体戦という二高らしさは,随所に出ています。ここで,自学自習して,疑問に思ったことは,先生方が待機していますので,じっくりと自分が理解できるまで,質問できるシステムです。贅沢な学習です。
 私語がなく静寂の中,鉛筆の走る音だけが聞こえてきました。マラソンとは,良いネーミングです。コースをさながら走る子どもたちも,まずは自分と闘う。真剣に取り組むから,疑問点が明らかになってきます。質問する内容が明白になります。そして,頑張っている仲間が視界に入ってきます。みんなも頑張っているから,自分も,もっと頑張ろうと思えます。まさに,相乗効果ですよね。参加している子どもたちに,何かご褒美をあげたくなりましたが,邪魔は禁物です。そそくさと会場を後にしました。
 
 





 

【令和 2年 8月24日】

 ここのところの猛暑,暑さに慣れてきたとは言うものの,身体にはこたえますよね。それでも暑い中,頑張っている人たちにスポットをあててみました。少しでも,学校の環境を良くしようと,額に汗して黙々と頑張ってくれている人。環境が人を育てるとよく言われます。このような人たちに,子どもたちは有形無形に支えられているのです。
 それを目の当たりにして,思いを感じているからこそ,自分が今やるべきことに,迷わずに集中しながら汗する,子どもたちが本校には大勢います。運動部や文化部が,県大会・関東大会・全国大会と,上位大会に出場を果たしながらも,自分たちの夢の実現に向けて,大学進学をあくまでも将来に向けての通過点ととらえ,へこたれずに頑張ることができる一因だと思います。二高マジックと言っても良いのではないでしょうか。外部の人にはなかなか伝わらない良さだから,マジックなのだと思います。中学生には伝わってほしいですね。
 先生方もそんな子どもたちを,陰になって支えてくれています。支えてもらったと実感できる人たちが,今度は自分が支える順番であると理解でき,自分の順番になったときに,果たすべき役割を,さらりとできるようになるのだと思います。
 
 






 

【令和 2年 8月21日】

 ミライcafe@大子清流高、最後のプログラムは,大子町を知ることを目的に,地域おこしの取組みを体感することです。地元のラジオFMダイゴに出演し,今回のミライcafe@大子清流高について取材を受けました。この番組は,清流の子どもたちがパーソナリティを務めています。
 実際に地域と関わり,どのように町おこしを行っているかということを知る大きなヒントをもらったのではないでしょうか。二高生の中には,将来,地域のお役に立ちたいと考え,大学で地域政策などを学びたいと,夢を語ってくれる子もいます。しかし,二高生の場合,高校時代に町づくりのために何かをやってみるということはできません。ですから,今回のミライcafe@大子清流高は,高校生レベルでもできる,町おこしを目の当たりにするという,フィールドワークの初歩を伝えたつもりです。
 町cafeのカキ氷美味しかったでしょ。氷にもこだわっていましたが,地産地消のいちご,そのイチゴペーストを活用した「イチゴミルク」でしたよね。笠井オーナーの町起こしにかける熱い想い伝わってきましたよね。ボスの思いは,しなやかでしたたかな女性。したたかなと言うと,ズルイと思うかもしれませんが,私は,一つのことを単純に終わらせるのではなく,こうすると別のこのような効果がでるよねと考える複眼的な視点を持っていることを指します。この夏の,この一瞬の出来事が,二高生と清流高生の心に深く刻まれること期待しています。店長さんたちは,ボスの仕事の流儀を目の当たりにしましたよね。次の戦略に生かしてほしいな。
 









 

【令和 2年 8月20日】

  ミライcafe@大子清流高校のプログラム4は,福祉科とのコラボによる福祉体験です。清流高の福祉科で学ぶ子どもたちが,自分たちが日頃,学習していることをプレゼンテーションしてくらました。福祉のエッセンスを丁寧に教えてもらいました。プレゼンが何のために存在するのか。聞き手をきちんと意識して行うこと,まさに本来プレゼンテーションがもつ意味を体感してくれたと思います。自分たちがプレゼンテーションを行うときに,どのようなことを考えながら行えば聞きやすいか,理解できたのではないかな。
 福祉体験では,ただただ感じて欲しかったという場面です。小瀬高の校長を経験しているだけに,これからの高齢化と多様性を,皆さんが主体的に生きていくために,高齢者とのかかわり方,障害のある方との接し方,広く福祉の心を理解しているだけでも,大きな武器になるはずです。知っていること,体験していることで,思考が深まります。
 福祉科の先生方が,熱中症予防のために,冷たいお茶と塩飴を用意してくれていたこと,どのように感じましたか。当たり前のことですか。相手のことを相手の身になって考える。まさに福祉の心ですよね。先生方のちょっとした気遣い,皆さんは真似ができますか。学びはそこら中に転がっていました。気がついていてくれると,このcafeは,成功ですね。学びは真似から始まります。
 それにしても,感染症予防対策に,熱中症対策,本当に頭のさがる思いです。人は一人では生きていけない。誰かに支えられて生きている。だから,自分も誰かを支えているのだと感じられる生き方をしたいですよね。そのために日頃,教室で学んでいるのだと思います。
 







 

【令和 2年 8月20日】

 ミライcafe@大子清流高校のプログラム3は,昼食交流会です。
 簡単なゲームでアイスブレイクした後,地産地消の食体験です。茨城県は全国有数の農業県でもあります。都会に近いのに,これだけ素晴らしい農業生産物があること,忘れているように思います。常陸大子というば奥久慈軍鶏。今回は奥久慈軍鶏をあますことなく用いたオムライスを堪能しました。容器もスプーンも,土に戻る素材であったこと気が付きましたか。教室で学んだことを確認するための体験学習です。
 子どもたちも,密にならない配置で,交流を満喫しています。それにしても,清流の校長先生と教頭先生が心配そうな顔つきで参加です。清流の子どもたちは,そんなこと気にせず,二高生を盛り上げようと頑張ってくれていました。このおもてなしの心意気は,二高生に伝わったはずです。朝ほんの一瞬出逢った子どもたち同士が,旧知の仲のように和気藹々としている姿に,茨城県の可能性を感じました。まだまだ捨てたものではないぞと。体験を通して日頃の学びを再確認し,さらに学ぶ意欲を高めること,今回のミライcafeのねらいです。来年は,企画からすべて子どもたちが行います。楽しみだな。どこへ連れて行ってくれるのかな。
 







 

【令和 2年 8月19日】

 ミライcafe@大子清流高校のプログラム2は,会場を体育館に移しての,森林科学科とのコラボです。
 清流高の生徒が実習で活用しているドローンを実際に操縦しました。ドローンを離陸させ,体育館に示された四箇所を回って,着陸させるという,言葉で言うのは簡単ですが,いざ操縦してみると,これが厄介です。二高の子どもたちも,挑戦させてもらいましたが,悪戦苦闘状態です。清流の子どもたちは,普段から実習で,もっと高度なことを行っているので慣れた手つきです。二高の子どもたちが,羨望の眼差しです。上下青のジャージが清流高生です。写真でドローンが飛んでいるの分かりますか。
 私も挑戦しましたが,子どもたちの上達にはついていけません。最後は,プロの操縦を目の前で見ました。上空からの撮影映像は,テレビ番組の「ぽつんと一軒家」状態でした。上空からの記念写真も撮影していただきました。この最先端の技術に触れたことで,彼女たちの視野が広がったと思います。
 






 

【令和 2年 8月19日】

 ミライcafe@大子清流高校,最初のプログラムは,農場体験です。文字どおりフィールドワークです。ここから始まるミライcafe@大子清流高は,学びがたくさん仕掛けられています。さあいくつの学びに気が付くかな。きっと皆さんの心の中にある学びたいという灯に火が付くことと思います。
 農場では梨狩りを体験しました。自分でもぎいた梨はお土産です。家族にどれだけ語ることができたかな。お土産に付加価値を付けて家族と共有すること,これも大きな学びです。
 珍しい品種で,長持ちしないため,市場に出回ることがないそうです。農場の先生の説明しっかりと聞いていたかな。収穫後は,試食です。暑さの中の,涼となりましたよね。瑞々しくて美味しかったですね。カブトムシに出遭うは,アブに追われるは,なかなか経験できないことがいっぱいだったと思います。それぞれ思い出に残るシーンがあったと思いますが,命を感じてくれていたら良いなと思います。
 






 

【令和 2年 8月14日】

 JRCの子どもたちが,三の丸小学校で,放課後クラブのボランティアに出かけました。彼女たちが欠かさず記録している健康観察シートのコピーを持って出かけました。小学校の先生を目指している子どもたちです。最初は,戸惑うかもしれませんが,大きな学びが待っているはずです。最初から,無難に乗り越えるのではなく,一つ一つ感じたこと,考えたことを大事に心にしまっておいて欲しいな。それらに意味づけができるようになれば,大きな武器になります。1・2年生は,経験から学ぶことの大切さに気が付いて欲しいと思い,夏休みをなるべく削らないようにしました。じっくりと読書に挑戦するのも良いでしょう。部活動に汗を流すのも素晴らしいことです。苦手だった教科に思いきって挑戦するのもステキなことです。一日一日を無為に過ごすことがないように頑張りましょう。私も,厚めの本に挑戦しています。
 受験生・受検生(中学生で水戸二を目指してくれている人たち)の皆さん,今,頑張っていることが,秋風が吹く頃に成果になってあらわれます。まだまだ,挽回がききます。諦めない,焦らない,勝機はこれからです。ちょっとサボり気味かなと思う人,まだまだ間に合います。ここから再度,計画を見直してみよう。いくらでもお手伝いします。

 








 

【令和 2年 8月11日】

 偕楽園公園センターで,本校の書道部が,汲古展&書道パフォーマンスを実施いたしました。文化部も,COVID-19 の影響で,活動が制限されているなかでの実施です。
 今回の実施についても,顧問をはじめ多くの人たちが知恵を振り絞り,できうる限りの感染症対策を施して開催に漕ぎつけました。部員たちが,毎日の健康観察(検温,味覚嗅覚の異常の有無,倦怠感,風邪の症状の有無),手洗い,うがい,手指消毒に,こまめな水分補給,不特定多数の人が集まり密の場所でのマスク着用義務などを励行し,さらに,当日も,密にならないようお客様にご協力をいただくなど,部員たちも頑張ってくれていました。
 書道パフォーマンスでは,COVID-19に負けないというメッセージを込め,一人一人が一字一句に魂を込めて,書き上げてくれました。メッセージは,見ている人にきちんと伝わったと思います。ここでも,困難と馴れ合って生きるのではなく,敢然と挑戦している二高生の姿に,感動しました。笑顔で,最後まで発表してくれたこと,誇りに思います。子どもたちを見ていて新たな仕掛けを思いつきました。書道部の部長さんと相談してみます。
 







 

【令和 2年 8月7日】

 夏季休業中でも,秋の大会を目指して,各運動部頑張っています。どこの部活動も,2年生が1年生の指導を行なってくれています。だから,勉強と部活動の両立ができるようになるのでしょう。
 この部活動との両立は,大人になったときに大いに役に立つはずです。なぜなら,大人になると複数のことを軽重付けて,その都度優先順位を決めて行う場面が増えてくるからです。高校時代に優先順位を付ける経験をしている人にとっては,仕事の段取りの付け方が分かります。その証拠に,部活動を引退した後,両立させることに腐心した子は,自分の希望する進路に進むケースが多いように思います。この経験も武器になります。慣れるまでは大変かもしれませんが,そこをクリアすれば大丈夫です。応援します。
 さて,ここに来て,COVID-19 が猛威を奮っています。感染症対策には万全を期しましょう。秋の新人戦開催も,どのようになるか分かりませんが,それでも,目の前のことに集中して,目標と計画を立てて,心身ともに鍛えていきましょう。これは,やがて大きな武器となって自分たちに戻ってきます。
 






 

【令和 2年 8月7日】

 書道部の子たちが,4日から開催されている汲古展の案内と同時に,藝文センターで,8月19日から9月4日まで開催される「ちょこっと高校生文化祭」のポスターを持って来てくれました。
 明日は,書道パフォーマンスが予定されています。お時間のある方は,是非,見に来てください。時間は,10時からと11時からの2回予定されています。私も,マスク着用,健康観察をきちんと行なった上で,見に行くつもりです。
 この笑顔素敵ですよね。会場でも,この笑顔に会えると思いますよ。

 

【令和 2年 8月7日】

 放送部の子どもたちが,水戸市の高橋靖市長を訪問し,自分たちの作品を仕上げるために,取材活動を行なって来ました。水戸市の芸術館をシンボリックに展開されている,芸術と街づくりについて市長のお考えを取材しました。
 この取材は,来年,和歌山県で実開催される,高等学校総合文化祭への出場権を得るために,その予選会として実施される県大会への出品を目指して行いました。子どもたちの質問に,市長さんが丁寧にお答えくださりました。水戸駅前の景観や現代アートのこと,伝統芸能や民間芸能のこと,芸術が街づくりだけでなく,人づくりや人々の健康増進にもつながること,新しい政策についても一つ一つ,子どもたちにも分かるようにご説明くださいました。子どもたちは,大きな学びを手に入れたようです。終了後,彼女たち一人一人が上気した顔つきで,口々に感動の言葉を述べていました。
 今回,市長さんとの面会が実現できたのは,志田晴美水戸市教育長さんのお骨折りがありましたので,市長さんにお会いする前に,子どもたちとお礼のご挨拶に伺いました。
 関係者の皆様方に感謝申し上げます。吉報を合報告できるよう,がんばらせますので,今後ともご指導,ご協力をよろしくお願いします。
 







 

【令和 2年 8月3日】

 なぎなた競技,代替の大会が開催されました。COVID-19 のために県大会,関東大会,全国大会と,子どもたちが目指していた目標,その全てが中止になりました。しかし,競技役員の先生方のおかげで,小さいながらもけじめの大会を開催することができました。個人戦は,キャプテンが優勝,団体戦は,残念ながら水戸三高に負けてしまい,2位に終わりました。

 しかし,キャプテンの思い,志は後輩たちに,必ず受け継がれているはずです。彼女は,自分が出場した場面で,気迫に満ちた技を繰り出してくれていました。大会後,涙を堪えて,報告にきてくれた子どもたちに,県大会で勝つことが,君たちの目標ではないはず。全国で勝つことが目標のはず。ならば,明日からどうすれば良いのか,答えは出ていると伝えました。
 悔しさを知るものは,必ず成長します。自分の弱さを誤魔化すものには,成長は望めないでしょう。ここで逃げることを覚えたら,全ての場面で楽な逃げ道を探す人になってしまいます。困難に立ち向かうのを勇気といいます。あなたがたは,一人で立ち向かうのではありません。あなたたちには,信頼できる仲間がいるはずです。この夏,3分間動き回っても,鋭い一手がいつでも繰り出せる力を身につけることです。
 厳しいことを述べましたが,実に清々しい戦いぶりでした。
 キャプテン本当にお疲れ様でした。この代のチームは,あなたの名前を被せ...

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【令和 2年 8月1日】

 7月ミライcafeも最終日を迎えました。店長たちが,大きく成長しました。お客様との名刺交換も板についてきました。何より,参加者に意を配り,cafeをきちんと仕切ってくれています。お話に来てくれたお客様も,彼女たちの真剣さを褒めてくださいました。
 ちなみに,7月のシメは,龍ケ崎済生会病院の方々でした。看護師を希望する子どもたちにとって,COVID−19の影響は大きく,例年だと,病院などで行われる看護体験実習が,のきなみ中止となりました。
 今回のcafeでは,龍ケ崎病院で,実際に新人ナースたちの研修がどのように,行われているのか,その様子を収めたDVDを視聴しました。まさにバーチャル看護体験実習となりました。質疑応答も活発に行われ,さらに,参加した人たちの看護師になりたい,医療系の道に進みたいというモチベーションが,高まったことと思います。
 今回の参加者は,3年生が中心となりましたが,1・2年生向けに,zoomを用いての,病院関係者とのcafeを行う予定です。店長から依頼のお電話を差し上げますので,その折はよろしくお願いします。
 







 

【令和 2年 8月1日】

 中庭も有効に活用され始めています。梅雨が明けたので,これまで以上に使われるといいな。昼食での使用後は,弓道部が活用してくれています。テーブルが欲しいとの声もありました。ここで勉強もするのでしょうか?
緑陰寸暇を惜しまず。秋には,読書。読書にいそしむと自分の発する言葉に重みが出てきます。時間は,隙間時間で十分です。
 









 

【令和 2年 7月31日】

 なぎなた部の子どもたちです。代替の大会が開かれるのに伴い,校長室へあいさつに来てくれました。3年生の部長は,一旦引退を考えましたが,大会が開かれると聞くと,キャプテンシーを発揮し,自分も出場することにしてくれました。
 勝っても負けても,後輩たちにその魂を伝える試合にして欲しいと伝えました。ここまで頑張ってきたことは無駄ではありません。進路に向けては,私も微力ながらお手伝いします。
 それぞれの部活動には,そこで頑張った子どもたちの思いが込められています。その思いは,大会がなくても,やがて自分を突き動かすエネルギーになります。出場を諦めた子どもたちも,同じです。これまで精進したことは,無駄にはなりません。結果も大事ですが,そこに到達するまでの過程にこそ,大事なものが隠れています。自信と矜恃を心に秘めて欲しいと思います
 
 









 

【令和 2年 7月31日】

 ミライcafeも3日目。
 店長さんたちも慣れてきました。彼女たちも私が考える到達目標をクリアしてくれています。スタッフという名の聴衆も増えています。ここまで全て参加してくれている子は,なぜ参加しているのか理由を聞くと,「深い学びが隠されていてそれに気が付くことが楽しいし,スタッフは終了後のミィーティングで,種明かしをされると,自分たちが気が付かなかったオーナーの仕掛けを教えてもらえて,自分の気付きにオーナーの仕掛けが理解できて,自分が少しずつ成長していることを実感できる。本当に勉強しよう,オーナーが語る学びが大切なんだという,意欲とそのような気持ちが湧いてくると」話してくれます。この領域は,私が異業種の人たちのお話を拝聴して,何とか到達した領域です。むむ,やるな二高生。すごいぞ二高生。
 教員は,とかく,子どもたちの進路を決めてあげたいという,独自の視点が一番で,そのことが何より大事だと思いがちです。その視点を大事にして企画を考えてしまいがちです。それも大事な視点ですが,そのような企画を実施した時は,子どもたちは役に立った,指導者側も企画がうまく行った,良かった良かったで終わってしまうのですが,それで終わってしまうことが往々にしてあります。
 ここまで登場してくれたcafeのお客様を,そのお話などを通して考えると,私の仕掛けに気が付く子もいます。問いかけというヒントを与えると,堰を切ったように,子どもたちの視野が広がります。思考ツールなどでは届かない領域です。本来の意味の探究につながります。型を与えることを考えている人には,私が語る感覚的な領域は難しいだろうな。ヒントは,私たちの相手はさまざまな感情をもった人なのです。
 今回のお客様は,子どもたちを揺さぶってくれました。素敵なお客様を連れてきてくれた小沼先生の優しさに感謝します。
  








 

【令和 2年 7月31日】

 生物の授業の一コマです。昇降口が賑やかなので出てみると,子どもたちから生物の授業ですと声が返りました。よくよく先生の話を聞いていると,校内の植生について学ぶということが分かりました。先生は提出するレポートについて説明していくれています。
 担当の先生と,校内を見て回った後に,自分が一番お気に入りの木や植物をあげ,「なぜその木なのか。その木のどこに魅力があったのか」を,まとめるという授業だそうです。
 生物の授業に,国語の要素が入っています。どのような力をつけたいのかが指導者に明確にあるので,こどもたちへの指導も分かりやすいです。ここで指導者が意識した,付けたい力のための仕掛けがある学びは,生涯にわたって,使える力になるでしょう。子どもたちが,気が付き,一文一文を書き上げ,その後,推敲の段階で主語と述語のかかり受けを意識すると,英語に直すのはたやすくなるし,難しければ翻訳ソフトを用いてみるのもありだと思います。そして,出来上がった文を自分で読み返して,分かるかどうかを吟味して,ネィティブチェックを受けると,どこがネイティブには分かりにくいのか,そのような表現は今は用いないなど多くのことを知ることができます。それらを用いて直すと,次回から役に立つだろうし,自分で行った学びなのだから,力がつきますよね。うちには,アンディ先生がいるではないですか。二高の学びは,皆さんが考える以上に深いですよ。でも,自ら考えなくては,スタートラインにも立てませんよ。学びに迷いが生じたらいつでも校長室へ。
  









 

【令和 2年 7月29日】

 面談期間に入り,午前中の授業が終了すると,部活動へ,課外へと急ぐ子どもたちを校長室前の廊下で見かけます。その後ろ姿から,元気をもらっています。しばしの感慨に浸る時間です。ホッとしていると、二人の子どもたちから相談したいことがありますと,声をかけられました。二人を校長室へ招き入れると、部活のことで相談を受けました。内容は,なるほど、しっかり考えてくれているなと,うなずくことばかりです。挑戦しよう。取り掛かることが大事なこと、うまく行くかどうかは後からのことで,そのような評価を気にする必要はないよとアドバイスしました。さらに、真剣に挑戦するなら,一番の応援団になることを伝えました。できるできないよりも,戦略を立てて,やってみようと挑戦すること,大事にしてあげたいですよね。なぜなら,これから彼女たちが生きていく時代に,求められる力ですよね。上手くいっても,いかなくても彼女たちには大きな学びになって残ります。私には,一緒に考えることくらいしかできないけれど,三人寄れば文殊の知恵と言いますよね。頑張れ二高生!
 
 









 

【令和 2年 7月20日】

 学校は,基本的には,いろいろなことを楽しむ場所だと思っています。その中で,やってみたもののまずかったかなと思う失敗や,今回は,何とかうまくできたかなという成果を繰り返すことで,子どもたちは,学び,成長し,社会にとって有為な大人になっていくのだと思います。休校が明けたことで,学校の時間も平常にもどりつつあります。
 3年生は,卒業アルバムの個人写真撮影の大詰めです。COVID-19 の影響で,様々な行事がなくなってしまいました。命が優先なのは当たり前です。しかし,通常ならば,1日ホームルーム,文化祭、部活動の大会など,大きな行事の写真がたまっているころです。卒業アルバムには掲載されない,日常の一コマを,「校長より」のコーナーで,紹介することで,子どもたちが振り返ってみたときに,こんなこともあったよねと思ってもらえればと思います。
 2年生は,進路のことなど思い悩む時期です。授業を持っていないから,話しやすいのだと思います。校長室に話に来てくれる子たちは,帰るときに本当にステキな笑顔をくれます。話を聞いて,お互いの考えを尊重し合いながら,話を聞いて考えを伝えてよかったと感じる一瞬です。私にとっても,自分自身を見つめ直す良い機会を,子どもたちからいただいています。当然,子どもたちが帰るときには,「校長のつぶやき」と「ミライcafe」の案内を渡しています。もちろん,入室記念の名刺も忘れずに渡しています。お昼休みには,中庭でお弁当をとってくれている子どもたちもいます。この何気ない一瞬一瞬が大事ですよね。今,これまで当たり前にできていたことが,若干の制約は受けているものの,何とかできることに感謝しています。水戸二高の自由な校風が,子どもたちの日常から,うかがい知ることができることに喜びを感じています。
                                                 
  

 
 

【令和 2年 7月14日】

 昼休みの一コマです。ソフトボール部の子どもたちが,放課後の練習のために,グランド整備を一心不乱にしています。小さなスポンジで丁寧に水を吸い取り,バケツに絞るという地道な作業の繰り返しです。自分たちが練習するグランドとはいえ,一生懸命な姿に心打たれます。グランド状態は,良好とは言えません。硬式野球の公式戦が開催できる球場並みとはいきませんが,もう少し柔らかで水捌けが良くなるように,整備してあげたいですね。道具や,グランドを大切に扱うという心は,きっとソフトボールの神さまに伝わり,上手くなりますよ。この気持ちは,生きていく中で,どの場面でも大事に持ち続けてほしいですね。二高生ならできるはずです。他の部活動でも,道具を丁寧に扱ってくれているし,手入れも万全です。その心がけが自分の心を磨いてくれます。頑張れ二高生!
  
 
 

【令和 2年 7月8日】

 オンラインみやび祭も3日目です。子どもたちの創造力に日々感心しています。それはなぜか。
 思い起こせば,昨年赴任して,夏の暑い時期の儀式などの集会や,冬の寒いときそれもインフルエンザが流行しかけているときの集会を,体育館で行うことの危険性を先生方に解き,映像配信による集会を行う準備を指示しました。先生方は,いろいろ試行錯誤してくれて,各教室で動画配信で視聴する方法を編み出してくれました。当時は,録画という方法ではなく,ライブ中継を行っていました。
 あるとき,生徒会の子どもたちが,映像配信を行うために教師が行っていることを,何やら真剣に見ているのが分かりました。子どもたちは,しっかり学んでいたのですね。それが,今回の文化祭につながっていることを実感しています。何よりすごいことは,文化祭実行委員会が,各部に指示を出し,各部が決められた時間内に仕上げていることです。教師が教えるのではなく,自分たちが調べて確実なものにしていくという,学び本来の姿,本質がそこにはあります。これこそ「主体的で,対話的で,深い学び」であると思います。途中で子どもたちが悩めば,それとなく助言をする。それも,指示するのではなく,あくまでさりげなくです。これが当たり前にできるところが,教師集団と子どもたちの間に信頼関係が構築されているからだと思います。
 最近,子どもたちが教えてくれたことです。まさにここに「探究」のエッセンスが隠れているように思います。「ソッタクドウジ」と「シュハリ」の概念が大事だと思います。これこそ「探究」の極意ではないでしょうか。
 
 

【令和 2年 7月7日】

 一仕事を終えた清々しさが表れています。毎週月曜日の放課後は,「ミライcafe」の経営会議です。昨年からスタートした「ミライcafe」とは,一流の大人(自分の仕事にプライドをもった人)から,仕事の面白さややりがいを語っていただく取組みです。文字どおりcafeスタイルでお茶を飲みながら,気軽に雑談をする仕組みになっています。
 今年は,それをもう一歩進めて,子どもたちが会いたい人を決め,自分たちでアポを取って,ミライcafeの内容を伝え,ご協力をお願いするという形にしました。子どもたちにとって見ず知らずの大人と,電話で会話することは,キャリア教育としても成果が期待できます。
 今回は,7/28~7/31に実施する「ミライcafe」のお客様を戦略会議で決め,早速,子どもたちが電話連絡を差し上げた後の一コマです。当日は,どのようなお話が聴けるか楽しみです。大人にとっても,異業種の人たちのお話は,興味深いし,勉強になります。子どもたちにとっては,なおさらです。,緊張しながら電話していましたが,大きな学びを得たはずです。ご協力いただく皆様方に感謝申し上げます。これからも,多くの方にお声がけしていきますので,趣旨にご賛同いただければ幸いです。未来を託す人材を一緒に育てていきませんか。
 
 

【令和 2年 7月3日】

 日常の一コマです。思えば,1月の末日,今春卒業した子どもたちが,在学中にやり残したこととして,レジャーシートを持参して,中庭で昼食を摂っている場面に遭遇しました。それが実に長閑で,寒さも忘れしばし魅入っていました。受験勉強で頑張っている中の一瞬です。彼女たちには,思い出として刻まれたことと思います。
 「一張一弛」これは「礼記」が出典ですが,この精神が生かせる環境ということで,彼女たちの場面が印象に残っていたためか,わがままを言って整備してもらいました。枝を落としてもらい,対面にならないように木の周りにベンチを配置してもらうなど,いろいろな工夫がなされています。この場所を彼女たちの工夫で,様々な用途に使ってもらえると嬉しいですね。読書する子どもたちが,出てくるのも期待しています。新型コロナウイルスによって,人々の心が穏やかでない中,ほっとする場面に出逢えました。
 
 

【令和 2年 7月2日】

 7月初日から良いお知らせです。文芸部の子どもたちが快挙を成し遂げました。ここのところ,運動部も文化部も軒並み全国大会が中止になってしまいましたが,「第21回虚子・こもろ全国俳句大会」において,最優秀賞と優秀賞並びに学校賞という,大変栄誉ある賞をいただきました。
 本来ならば,小諸市で表彰式が行われるはずでしたが,新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止になっていました。彼女たちは,文学を志しています。ですから,島崎藤村など,文学ゆかりの小諸の町を散策してきて欲しかったですね。きっと彼女たちも,小諸の町の良さに感動したと思います。受賞した盾を持たせていただきましたが,ずっしりと重かったですよ。まずは校長に報告ということとで,校長室に来てくれました。このご時世,予防のため,マスク着用で写真を撮影しましたが,本校の健康観察シートで,朝夕の検温結果,食事時の味覚嗅覚の異常の有無,風邪症状の有無,倦怠感の有無など,多岐にわたる健康観察シートに,毎日欠かさず記載している子どもたちです。健康であり,罹患している可能性が低いため,撮影のほんの一瞬マスクを外しました。大人になったとき,郷愁に誘われ母校のwebページを閲覧したとき,若い頃の自分に再び邂逅し,力を得てくれればという思いがあります。
 
最優秀の作品は,「リボン解くように剥かれる林檎かな」,優秀賞の作品は,「制服もあと僅かだけ雪の花」です。いかがですか。瑞々しい感性がうかがえませんか。ちなみに応募した高校生も俳句は,1978句(599名)です。多数の応募があってのこの結果です。教室での学びだけでなく,様々な場面で学ぶことができる。水戸二の学びは,いたるところに隠れています。その学びに気が付き,自分のものにしていってほしいですね。
 それにしても快挙です。久しぶりに,明るい話題です。校長室へ報告に来てくくれた彼女たちに感謝です。本当にありがとう。下級生,先輩に続くことができるよう精進してくださいね。

 
 

【令和 2年 6月26日】

 26日(金)放課後の一コマ。弓道部の新入部員たちです。先輩や顧問の先生が丁寧に指導してくれています。人数が多くても,工夫して指導してくれています。弓道部員がさらりとできるのは,二高の教師集団が日々の授業を大切に,それも一人一人を大切に授業を展開してくれているからです。弟子は師匠の,身振り手振りを見て,それを真似ることが,技の継承につながると言われ,この「真似る」が「学び」の語源であるとも言われています。
 何より素敵だったのは,先輩や顧問の先生のアドバイスをそっとメモしている子がいたことです。この姿勢は,部活動以外でも,自分を成長させてくれます。水戸二高は,至る所に学びが隠れていると,日頃言っていたのが,目の前で発見できると嬉しさ倍増です。当たり前のことようにできることに,成長を確信します。何か事をおこせば失敗することもあります。そのような失敗はしても良いのです。それも大事な学びであると,自信を持って言える強さを身に付ければいいだけです。
  







 

【令和 2年 6月26日】

 6月26日(金)のお昼休みに,図書委員会が中庭で,青空図書館を実施してくれました。図書に合わせて選曲された電子ピアノによる演奏があり,その中で自分の好きな本を選んで読むという取り組みです。事前の宣伝が行き届いていないのに,多くの人が来てくれています。今回が初めてで,今後も様々なコラボをしながら発展していくと良いなと思います。飲み物やちょっとしたお菓子があっても,いいかもしれませんね。それにしても,二高生やるな。様々なこと良いと思ったら,実践あるのみです。これも大きな学びになります。
 今回の取組みから,二高生,本がもっと身近にあってほしいと願います。普段の生活で,文庫本か新書本を一冊持っていること,教養のオシャレにも気を遣える大人になってほしいですね。
  









 

【令和 2年 6月25日】

 書道部が,新入生のために,放課後,書道パフォーマンスを展開してくれました。生憎の雨模様でしたが,新入生への先輩としての思いを込めて,素晴らしいパフォーマンスを行ってくれました。新入生へのメッセージも素晴らしかったです。女子だけの学校だから,素直にこのようなことができるのでしょう。授業で学ぶ以外に,なすことすべてが学びであるという私の思いが伝わっているように思います。それにしても,袴姿凛々しいですよね。このパフォーマンスを見て,入部を希望する新入生が多くいるだろうなと思います。小中学校や特別支援学校から派遣の依頼があれば,ぜひその学校を訪問し,交流によってお互いの学びを深めていきたいですね。そして,多くの子どもたちから深い学びが得られるよう,触れ合ってきて欲しいと考えます。
  









 

【令和 2年 6月20日】

 最近,校長室を訪ねてくれる子どもたちが増えています。とてもうれしいです。子どもたちと話をしていると,勇気をもらいます。中には,休校があけて漠然とした不安を覚える子ども,目標を失いかけている子ども,夢を語ることに自分で自分を抑え込んでいる子どもなど様々です。私はただ話を引き出してあげるだけです。そのための魔法はかけます。答えはこどもの心にあります。
 部活動を引退した三年生の子どもたちもやってきます。これまでは部活動で時間が取れなかったそうです。三年間やり通したこと大きな財産を得たはずですが,そこに気が付かない子どももいます。だから魔法をかけます。ここから,自分が輝けるステージを見つける精進を心がけよう。訪問してくれた子どもたちとは,小さな約束をすることにしています。訪問してくれた子どもたちが笑顔で,また来てくれることを信じています。
  








 

【令和 2年 6月19日】

 ダンス部の子どもたちが,引退発表会の後のお別れ会の写真を持ってきてくれました。単純に嬉しいです。発表会では,緊張していたのが嘘のように解き放たれている様子が分かります。顧問の先生に導かれ,この3年間で大きな学びを得たはずです。この学びを,各教科から得る知識とつなげて叡智まで高めてほしいです。二高で大切にしている学びの最終型を獲得できれば,大きな武器になります。三年生の皆さん,お疲れ様でした。さらなる飛翔を確信しています。いくらでもお手伝いします。
  








 

【令和 2年 6月15日】

 バレーボール部も引退の練習試合を行いました。力が拮抗した市内の私立高校との練習試合で,話によると連続10セット行ったとか。部活動が再開して,一週間です。全盛期の身体のキレや体力はなかったと思いますが,本当によくボールを追いかけていました。勝負ごとの世界で「モシという仮定の話」は禁物ですが,地区大会があったら,県大会があったらと思うと,返す返す残念です。きっと,子どもたちは,わたし以上に悔しさを感じているのでしょうね。その悔しさは,はらす場面が必ず訪れます。後輩たちにも悔しさは伝えてくださいね。ゲームは白熱していて,魂がこもっていました。彼女たちの今後に期待しています。お手伝いできることがあれば,最大限協力を惜しまないつもりです。遠慮なく校長室へ来てくださいね。
  





 

【令和 2年 6月14日】

 本日は,なぎなた部の引退試合でした。個人的には,今年の子どもたちには,なぎなた以外にも,「絵本の読み聞かせ」や「花生けばとる」など様々な,初めての体験を,顧問と一緒にさせました。どれくらいメンタルが鍛えられているかなど,楽しみにしていましたが,大会の全てが中止となってしまいました。なぎなたは,武道の一つですが,伝統文化の一面を併せ持っています。県内の状況で考えると,高校の部活動として,活動しているのは,数校です。かつて弁論を立ち上げた時,同じような状況です。しかし,弁論の方は,十数校が参加するまでに成長しました。裾野を広げる目的で,中学生対象の弁論大会も行っています。私も弁論専門部の部長を引き受けていますが,参加して上位に入賞した子どもたちには,次の弁士を育てるように伝えてきました。それが,大会に出場した,部活動で顧問にお世話になった恩返しであり,お世話になったと思う人の命の使い方であり,それを使命と言うのだと思います。現在,かつての弁士の中から,数名の高校教師が出ています。彼らは,各学校で弁士を育ててくれています。
 本校の引退試合の大会にも昨年,国体チャンピオンに輝いた卒業生も,裏方として手伝ってくれていました。それ以外にも歴代の卒業生が手伝いに参集してくれていることに,裾野は広がるはずだと思いました。ただし,どのような邪魔が入ってもぶれずにめげないことです。
 今回の大会も,例年行い,卒業生も含めた参加したい人すべての個人戦も面白いのではないかなと思います。見せ方・やり方,工夫の余地はたくさんあると思います。そのような試合,裏方を経験するのも子どもたちにとって大きな学びを得ることになるのではないでしょうか。
  





 

【令和 2年 6月13日】

 6月13日(土),ダンス部3年生の引退発表会でした。三年間の思いが詰まった感動的なダンスを披露してくれました。新型コロナウイルスの感染症対策の一環として,コンテストや発表の機会が全て失われてしまいました。さらに,部活動も自粛しなくてはならず,ダンス部にとっては何重もの困難でした。この引退発表会も,実施に向け,考えうる感染症対策をとって臨んでくれていました。部活動も月曜日から再開したばかり,子どもたちは,本来のキレには程遠いはずです。愚痴ひとつこぼさず,黙々とダンスする姿に目頭が熱くなりました。顧問の先生方は,一入だったと思います。各グループは,演目が終わると目に涙を溜め,堪えているのがいじらしく思えました。衣装も着ることができずに,練習着のままの演技。それでも頑張る彼女たちをみて,大人として本当に良かったのか,まだまだ考えることができたのではないかと自問自答です。確かに命は大切と言われてしまうと,思考がそこで止まってしまいます。何も言い返せません。しかし,大人が集まり,なんとか発表の機会をと考えたのならば,いい知恵があったのではなかったかと。校長としての覚悟が足りなかったのではなかったのか。彼女たちに本当に申し訳ない気持ちで一杯になりました。あいさつでは,この困難に向き合ったことは,大人になった時に必ず役に立つと述べましたが,そのような薄っぺらな慰めでなく,してあげられることを考えるべきであったと思います。ただ凛とした彼女たちのダンスは,二高の誇りです。6月14日(日)読売新聞朝刊の茨城版で記事になったことは,せめてもの救いです。関係者に感謝いたします。新聞紙面によって,多くの人に発表会の存在を示せたことを大事にしてほしいですね。彼女たちの前途に幸多きことを願っていただければと思います。
   





 

【令和 2年 6月12日】

 下校時に急な雷雨。本当に激しく,傘をさしても役に立たないだろうなと思っていると,1年生の子が二人で校長室の前を行ったり来たり。雨宿りして行くといいよと伝えると,入ってきてくれました。校長室に入るのは初めてで,飾られている先輩たちの絵画と掛軸に感動してくれました。学校生活のこと,将来のこと,いろいろ話が聞けました。また遊びに来てくれると嬉しいですね。本校では,通学範囲が広く,昨今の異常気象を考え,突然の天候悪化の場合,お迎えは随時可能ですし,ご家族の都合で緊急下校を待たずにお迎えに来ていただいて構いません。そのような場合は,早退しても授業については欠席扱いとはしません。私たちは最悪の場合,帰宅させるのではなく学校に泊めることも考えております。当然,私たち教員も一緒に泊まります。急な天候悪化の場合,どのようにするのかということについては,早めに迎えに来るとか,学校で様子を見るなど,あらかじめご家族でご相談しておいてください。
   









 

【令和 2年 6月10日】

 文化部も,「水戸二高頑張ろうウィーク」活躍しています。各部が工夫を凝らして新入生を勧誘してくれています。細部のこだわりステキですよね。どのように新入生を勧誘するか話し合いからスタートしたそうです。そしてこれだというコンセプトでいざ勧誘のスタート。これは,大人になって必要な能力の育成につながっていますよね。いつも水戸二高には,学びがたくさん隠れているよと話しています。子どもたちが,理解して学びを拾ってくれていることに感謝です。中学校でベースを作っていただき,最大限引き出して,地域に還元することが,私たちの務めですね。学力プラスアルファ。このアルファが人間力であり,創造性を育むと信じています。頑張れ二高生。失敗は成長へのビタミン剤。
   





 

【令和 2年 6月10日】

 通常登校とともに始まった部活動を紹介する「頑張ろう水戸二高ウィーク」(生徒会の子どもたちが企画立案)では,感染症予防をきちんと考え,さらに顧問も確認の上,始まりました。やはりどのような形であっても,部活動のスタートは,子どもたちにいい影響を与えてくれています。この影響は,出来なかったということを経験したことで,さらに大きな教育効果につながっていると思います。全国への道が閉ざされたとき,顧問の先生方が,様々なアプローチで子供達を癒してくれました。子どもたちの未来につながる支柱を与えてくれたと思います。今回の困難は,一人ひとりの成長に繋がると信じています。引退する子どもたちには,それぞれの舞台で輝けるように,一日一日を大切に過ごして欲しいな。私にできることがあれば,お手伝いを惜しみません。
 さらに,各部活動を引き継ぐ2年生・1年生には,まずは感染症予防を徹底し,時間の使い方や優先順位を考えながらの行動など,大人になっても使える学びを得てほしいと考えています。
   









 

【令和 2年 6月8日】

 今日から通常登校です。1年生は,入学してオリエンテーションを受けて,休校となってしまったため,部活動に加入する機会がありませんでした。
 本校では,今週から「頑張ろう水戸二高ウィーク」として,新入生の部活動見学週間を設けて部活動加入を奨励しています。それは,教室以外の仲間,先輩・後輩の関係から学ぶことも多く,学業と部活動の両立を目指すことで時間の使い方が上手くなることを期待しています。当日,なぎなた部,ダンス部,コーラス部がNHKの取材を受け,県域デジタルで放送されました。子どもたちがいきいきとした笑顔で応えていることを見るにつけても,平常に戻りつつあることを喜べます。ただ,様々な事情から罹患を不安に思っている子どもたちもおります。県内の罹患者はおりませんが,安心は出来ません。校内は安全であるかなと思えるのは,うちの子どもたちが登校にあたって,「健康観察」の全ての項目にパスしているという事実です。朝夕の検温で平熱以下。食事も時に味覚や嗅覚に異常がないこと。倦怠感や風邪の症状がないこと。登校はこれにパスしていることを基本にしています。その上で家族に一人でもこのような症状がある場合は,学校に登校することを相談するように伝えています。
 この約束を当たり前に守ってくれていることを信じていますし,市民教育として,最も大事な民主主義の根幹であると子どもたちに教育しています。子どもたちも,換気すること,換気が難しい活動は,インターバルをとって換気とうがいを適宜入れてくれています。
 どの活動も始まる前と終了後の「手洗い・うがい・手指消毒」はルーチンになっていますし,お互いに忘れないように,声を掛け合っている姿を誇りに思います。何もしないというのが最大の感染症対策なのは,そのとおりですが,学校の学びは個々で学ぶ部分と,集団で切磋琢磨して学ぶ部分とがあります。県内に感染者が出てくれば,話は別ですが,今はできるというのが私の判断です。私も見て回りながら気になることがあれば教育しますし,本校の部活動顧問は,子どもたちをよく見て指導にあたってくれています。だから学校再開・部活動再開を今の状態で行うことは,私の責任であります。ご理解とご協力をお願いします。
   



 

【令和 2年 6月5日】

 分散登校で登校してきた1年生です。月曜日から,学校が通常になることで,不安を抱えて校長室へ来てくれました。
 これまでは,1日3時間の授業が,週に3日ありました。これからは,6時間の授業で毎日あることが不安になったようです。確かに,3時間ならば余裕で学習についていけたと思います。ところが,1日6時間で,部活動や委員会活動なども始まります。これまで経験したことのない領域です。自分たちがついていけるか,不安を抱えてもおかしくありません。不安は,人それぞれですが,早いうちに吐き出してしまうことで,小さくなっていきます。
 私たちが思う以上に,子どもたちにとって,休校後の学校生活には,大きな負担を覚えていることが理解できました。写真は相談に乗った後の笑顔です。これから,校長室の役割も全開です。ここから担任の先生の邪魔をしないように,子どもたちの相談に乗ってあげようと思います。校長室で,雑談しましょう。話すことで楽になりますよ。さらに,校内には,ちょっとしたスペースがあります。写真の場所分かりますか。お昼休みにお弁当をもって外に出てみよう。気が晴れるよ。
   








 

【令和 2年 6月4日】

 放送部と生徒会の子どもたちが,平井総一郎先生(情報通信総合研究所・特別研究員)から,映像づくりの指導を受けています。平井先生は,全国の小中学校等の教育のICT化を推進している方で,全国に教えを受けた方が多数,教えを待っている方が多数と多忙な先生です。かつて教育委員会で一緒に仕事はしていたとはいえ,子どもたちのためにとても贅沢な時間をいただきました。本物を間近にして,子どもたちの目が輝いているのが分かりました。
 映像の切り替え,音のかぶせ方,絵コンテ、実に様々な技を教えていただきました。子どもたちは,理解が早いですよ。トライアンドエラーで,どんどん身につけています。映像配信とともに,映像を見ながらの感想やコメントをもらう方法も伝授されました。
 本校の先生方,映像配信授業,その技術はどんどん進んでいますが,子どもたちも真剣です。先生と子どもたちが互いに競い合って学び合う,まさに啐啄ですよね。私もうかうかとはしていられないな。

 ただ,平井先生から「ローランド」と言われて,テレビに出ている人ですか?と子どもたちが回答そたのは,びっくりしました。単純に楽器のメーカーと思う,私は遅れていますね。
   








 

【令和 2年 6月2日】

 分散登校にも慣れてきたようです。3時間の授業が終わり,下校する子どもたちが,校長室に立ち寄り,授業の報告をしながら,校長のつぶやきというエッセイを手に入れています。
 エッセイの中身ですが,今回は「消毒」に関することで,化学や生物の教科書を確認する内容になっています。もう一つは,私の専門を生かして,古典についてです。同時代に活躍した,清少納言と紫式部は,宮中でお互いの存在を確認し合っていたのかということを,「あら清少納言さん,ちょっと目立ちすぎじゃないですか」(笑)と会話していましたかと聞いています。さらに,古典文法について,学び方について,太田一高時代に,子どもたちの評価が高かった,さわりをほんの少し紹介しました。1年生の中に,過去のつぶやきから(創刊号から現在まで)読んだ感想や質問も受けています。教科はつながっているのですねという,言葉をいただきました。ありがたいな。
 来週から通常どおりになる可能性があります。掲載した写真は,校内のどこかです。このような場所で,密にならないよう,対面にもならないように気を付けながら,語り合ったり,昼食を摂ったりしてくれたらなと思います。構内を吹き抜ける風は,清々しいですよ。
   







 

【令和 2年 6月2日】

  昨日、本校ににとって、本当にありがたいご寄付をいただきました。
  同窓会長の狩野安様から、ご実家の明利酒類株式会社で醸造された手指消毒用用アルコール「魁YELLOW」が届きました。届けてくださったのが、社長室長加藤喬大様、同じく販売部課長の熊田孝典様です。
 本校は、現在は分散登校中ですが、午前・午後にそれぞれ登校してくる生徒の数を合わせると500人になります。消毒の効果を最大限発揮するため、昇降口・廊下・トイレ・すべての教室に手指消毒用のアルコールを置いております。登校してくるとまず手指消毒、共用の用具を使う前と使った後も、必ず手指消毒をします。学校中のトイレや手すり・ドアノブなどを常時消毒していると、まだ足りないのではないかというような気にさせます。同時に、いつも消毒していると化学物質に過敏な子どもたちにとっては、学校で生活すること自体苦痛になりかねません。それらを考え、まず厳しい健康観察を行い、自分や家族がすべての項目に合格している子どもたちがマスク着用で登校してきます。そのうえで、率先して先ほど申し上げたように手指消毒をし、消毒効果を高めています。今回の寄付は、本当にありがたいものです。ですから、今回のご寄付によって、休校解除になっても、手指消毒はさらにきめ細かく対応ができるようになりました。先輩のご配慮と、社会貢献の一環として子どもたちを思っていただいた明利酒類株式会社に感謝の一言です。私の好きな言葉「恩送り」があります。この頂いた恩を子どもたちが、大人になって社会のため、人様のために返してくれることを信じています。
   







 

【令和 2年 6月3日】

  昨日、本校ににとって、本当にありがたいご寄付をいただきました。
  同窓会長の狩野安様から、ご実家の明利酒類株式会社で醸造された手指消毒用用アルコール「魁YELLOW」が届きました。届けてくださったのが、社長室長加藤喬大様、同じく販売部課長の熊田孝典様です。
 本校は、現在は分散登校中ですが、午前・午後にそれぞれ登校してくる生徒の数を合わせると500人になります。消毒の効果を最大限発揮するため、昇降口・廊下・トイレ・すべての教室に手指消毒用のアルコールを置いております。登校してくるとまず手指消毒、共用の用具を使う前と使った後も、必ず手指消毒をします。学校中のトイレや手すり・ドアノブなどを常時消毒していると、まだ足りないのではないかというような気にさせます。同時に、いつも消毒していると化学物質に過敏な子どもたちにとっては、学校で生活すること自体苦痛になりかねません。それらを考え、まず厳しい健康観察を行い、自分や家族がすべての項目に合格している子どもたちがマスク着用で登校してきます。そのうえで、率先して先ほど申し上げたように手指消毒をし、消毒効果を高めています。今回の寄付は、本当にありがたいものです。ですから、今回のご寄付によって、休校解除になっても、手指消毒はさらにきめ細かく対応ができるようになりました。先輩のご配慮と、社会貢献の一環として子どもたちを思っていただいた明利酒類株式会社に感謝の一言です。私の好きな言葉「恩送り」があります。この頂いた恩を子どもたちが、大人になって社会のため、人様のために返してくれることを信じています。
   







 

【令和 2年 5月23日】

 本校の生徒会の子どもたちと大子清流高生徒会の子どもたちが,学校再開に向けて,生徒会としてどのような事を準備していけば良いのか,テレビ会議システムを用いて意見交換会を行いました。最初は,両校ともにぎこちなさがありましたが,さすが,将来地域を担う両校のリーダーたちです。学校再開に向けて,互いの生徒たちが,新型コロナウイルスの終息に向けて,自主的に守るべきルールを作っていることや,学校行事があいついで中止になっている事を憂いながらも,それにかわって学校が一体となる取組みを,新しい発想で構築していく事などを紹介し合いました。
 当日は,読売新聞の取材が入りました。学校再開に向けてというタイトルで5月22日(土)朝刊の茨城版に掲載されています。確認していただけると幸いです。子どもたちが,学校再開後,地域の人たちに応援されるよう,科学的にみて根拠のあるデータを参考に作ったルールを守るなど,
お互いの子どもたちが,新型コロナウイルスとの長期戦を,見据えて色々考えてくれていることが伝わってくれればと思います。両校の子どもたちに,改めて勇気をもらいました。大人である自分たちが,子どもたちに負けるわけにはいきません。
 掲載記事の写真では,彼女たちは,マスクを外していますが,名誉のために付け加えます。当日,機材の調子が良くなくマスク越しだと音声が聞き取りにくかったこと,十分に換気をしていること、彼女たち自身が,毎日の検温や味覚・嗅覚の確認など,かなり厳しい健康観察を行い登校してくれているという裏付けあること,お互いの顔や表情が分かるようにと考えた結果であることを申し添えます。
 両校の子どもたち,自分の身は自分で守る,さらに,自分たちで決めたルールを守るという相手のことも思いやるという,大事なことをさらりとこなしてくれています。権利を声高に主張するのではなく,まずは果たすべき義務を大事にするという,真の民主主義精神に通じるものが,その行動に表れています。そのような子どもたちを校長として誇りに思います。
   






 

【令和 2年 5月20日】

 本日5月20日は,県立水戸第二高等学校の創立記念日です。
明治33年(1900年)に「茨城県高等女学校」の第1回の入学式が行われた日です。大正4年(1915年)創立15周年式典時に,この日が本校の創立記念日として定められました。
 分散登校により生徒はまばらな学校ですが,国旗・県旗・校旗と久しぶりに,三旗を掲揚してもらいました。このご時勢,お祝い事はとも思いましたが,せめてもの校旗ぐらいは許してください。
 今年は,創立120周年の記念すべき年にあたります。在校生は,新型コロナウイルスにより,日常とは異なる学びを経験しています。ただ,これまで先輩方が築いてこられた水戸二高にとっては,それぞれの時代に幾多の危機や困難があったことと思います。その危機や困難に果敢に立ち向かい乗り越えてきたからこそ,今の水戸二高があると信じています。困難を乗り越えるDNAは在校生である皆さんにも引き継がれているはずです。生徒会の人たちも,様々な工夫を凝らして学校を盛り上げようとしてくれています。その一つに,学校休校明けに向け,映像配信による学校紹介や,休校明けで登校・下校時や校内で守るべきことを考えてくれています。先日も,生徒会と協議しました。どのような提案をしてくれるのか楽しみです。
 OGの皆様,頑張って伝統を引き継ごうとしている水戸二高生へあたたかい応援をよろしくお願いします。
   







 

【令和 2年 5月14日】

   1年生の偶数組が1時間に10人ずつの分散登校形態で学校に登校してきました。校長室横のボードに,様々なお知らせを貼っておきました。各教科の先生方によって,映像配信授業や適度な課題も用意されていますが,このような時だからこそ,読書をしてもらいたいと思っています。本校のwebページ,「校長から」でも本の紹介を始めました。その中では,このように読むと,自然と学びにつながるようになるよというスタンスで語りかけています。さらに「校長のつぶやき」は,東洋経済オンラインの5月4日付けの神戸大学病院感染症内科の岩田健太郎教授への取材からまとめられた記事を用いて,正体が少しずつ見えてきた新型コロナウイルスについて,何が大切なのかを伝えたいと思い紹介しました。ここからが正念場です。岩田先生がおっしゃるとおり,手洗い,うがい,手指の消毒の励行。不特定多数がいるような場所で,長い時間とどまらない。最低限,これらのことを守っていきましょう。
 さらに,嬉しかったことは,校長室に来てくれた生徒たちから,入学式の式辞で紹介した本を,読みましたと話してくれたことです。中には,同じ作者の,「賢者の書」や「君と会えたから」を読んでくれている生徒もいるようです。学ぶ意義を見出せれば,個別に自分で学ぶべきものを見つけ,自分で優先順位を立ててスケジュールを組んでやれるはずですよね。私も色々なことに挑戦します。まずは,来週の分散登校までに,「校長のつぶやき」作っておきますね。お母さんも楽しみにしているんですよという一言は,俄然やる気になりました。私が皆さんをその気にさせて,学びに向かわせようとしているのに,そのお株を取られました。やるな二高生。
   







 

【令和 2年 5月12日】

    読書にはどのような意義があるのでしょうか。本を読みながら考えていくことで、各分野の一流人たちと対話をすることができるということもあります。また、本を読みながら人生を重ねていくことにより、自分の経験値を増やすことができます。これを追体験とも呼びます。一人の人が体験できる量は限られています。ですから、読書による追体験にも意味があります。いろいろな出来事への自分なりの理解アプローチ方法ができていきますし、またそれを複数の角度から捉えていこうとする姿勢もできてくるのです。自分の人生をより豊かにしてくれ、さらにそこから他の人(社会)に対して、自分はどのように貢献していけばよいのか、その基盤を読書の習慣はもたらしてくれます。今回、紹介する本は、仲野徹「こわいもの知らずの病理学講義」(晶文社)です。
 仲野徹先生は、大阪大学医学部医学科を卒業後、内科医から研究の道に進んでいます。大阪大学大学院・医学系研究科病理学の教授です。「ひとは一生の間、一度も病気にならないことはありません。ひとは必ず病気になって、死ぬんです。だとすれば、病気の成り立ちをよく知って、病気とぼちぼちつきあって生きるほうがいい」という姿勢で、学生相手に行っている「病理学総論」の内容を「近所のおっちゃん・おばちゃん」に読ませるつもりで書き下ろした本です。医学部で話されている内容ですが、高校の「生物」「化学」で出てくる「ATP」「アルコール発酵」「ヘモグロビン」や、世界史のテリトリーである「シュリーマン」など高校生にもわかる内容です。出てきた事項をそれぞれの教科書で確認するという読み方を勧めます。仲野先生は、学生に相手に「広辞苑」を調べることを課しています。私はみなさんに高校の教科書で確認することを勧めます。まずは読みながら、この言葉は、教科書で「見たな」、先生から「聞いたな」という箇所にマーカーを入れてください。同時にそのページに付箋を入れましょう。例えば生物の教科書ならば、イエローの付箋、世界史の教科書ならば、ピンクなど、色分けしておくと後で調べるときに楽ですよね。これも高等な学習になると思います。
   







 

【令和 2年 5月1日】

水戸二高が目指す学びのコンパスともいうべき,冊子が出来上がりました。これまでスタートプログラムとして、これまで1年生の「総合的な学習の時間」(茨城県では「道徳」として実施)で行っていますが、さらに「総合的な探究の時間・道徳」として、これまでの資料を新たにテキストにまとめ上げたものです。各教科で付ける資質・能力いわゆる身に付けるべき力を意識し、それらを探究の一つのツールとして活用できるようになることを狙っています。当然、図書館の活用法、レポートや論文にまとめる手法、プレゼンのお作法(発表へ)、参考文献の用い方など生涯にわたって使えるテキストを目指しています。私も巻頭言で「探求から探究へ」へというお題で文をしたためております。初版本は、一年生に配布するとともに、今年一年かけて、SSH4期目申請へ向け、バージョンアップを重ねる予定です。これから残部を有識者等へ送付させていただく予定です。配布させていただいた皆様方のご指導ご助言をいただきながら、より良いテキストを目指していきます。
新たな学びの確立へ向けて教職員が挑戦します。








 

校長より[令和2年度]

 
 

【令和 2年 4月22日】

 先生方の思い,水戸二高の皆さんに伝わっているでしょうか。先生方は,少しでも,みんなの学びが進むことを祈っています。学校の静けさを感じると,当たり前に行われていたことが,特別なことであったように思います。確かに,皆さんは,学校に来て,一日を決められたカリキュラムとおりに授業を受けていました。このような日々が来るとは思わず,毎日,そのことが当たり前のように規則的に学んでいました。その時は,そのことがあまりにも普通のことで,なくなってしまうことなど考えたこともなかったと思います。ところが,今は,いつあけるのか分からないくらい時間が永遠にあるように思われているかもしれません。皆さんの前にある時間は,やはり限りがあります。配信される授業を見るのも,自分で決めて見ているのだと思います。明日があるからあとでというような気持ちになっているかもしれません。元来,学びは自分で工夫して,手を尽くして獲得するものです。分からないことを,自分が分かっているところまで戻ることも,今なら可能です。時間に限りがあるから今がチャンスなのです。毎日1時間分からないことの復習に当てることができれば,休校明けには,かなりの力が付いているはずです。2・3年生なら、これまでの模試や苦手な教科の学び直し,1年生ならば中学校の学び直しを行うことが,それにあたります。学ぶ材料はたくさん持っているはずです。自分の不得意なものの中から,見つけ出すのも学びです。私も学んでいます。皆さんとZoomもしくはMeetを用いて面談ができるようにとその手段を考えています。皆さんがどのような学びをしているのかまずはメールで教えてください。





 

【令和 2年 4月20日】

 雨の学校。休校中のため校内は,余計にひっそりとしています。先生方は,今週から本格的に始めるオンライン授業の準備に余念がありません。録画も順調に進んでいます。先週は、2学年が導入したスタディーアプリの講習会を実施してくれました。生徒の皆さんも,教育情報ネットワークのログインIDと初期のパスワードを手にしたはずです。パスワードは,使い出したら変更してくださいね。私も,かつての仲間にZoomでできることを教えていただきました。校長室に来なくても,Zoomを用いてミライcafeができそうです。
 ただ,便利なICTを活用しないのは,勿体ないですが,始業式や入学式でお勧めした「手紙屋 蛍雪編」は,読んでいただけたでしょうか。どんなに優れた教育コンテンツも,受け手であるみなさんが,学ぶ意欲が高まっていないと成果は出ません。本を読むことは,大きな学びを得ます。
 なぜ学ぶのか。やらされる勉強から,自らの意思で獲得する学びへ,一歩を踏み出してほしいですね。Zoomを用いたミライcafeは,準備が整い次第,連絡します。参加してみようかなと思う人は,まずは,無料版のZoomをスマートフォンかカメラ付PCにダウンロードしてください。その後に,私のメールアドレスに学年と氏名と自分のメールアドレスを記載したメール本文を送信してください。おって,開催時間とログインIDなど招待メールとして送信します。
 
 





 

【令和 2年 4月15日】

 昨日から休校になっています。主役のいない舞台はひっそりとしています。しかし、主役を引き立てる脇役である担任・副担任の先生方,舞台全体の構成を考える演出家である各部長の先生方,そして全体の指揮を執る監督・助監督である副校長・教頭が,各部・各所で話し合ってくれて,素晴らしい原案を出してくれています。具体的には,総合プロヂューサーである私のところに,ICTを駆使した連絡方法や教科の指導方法,課題の提供,子どもたちの心や身体の安定を図る,相談体制や活動などの様々なセーフティーネットの構築などを提案してくれました。学校が子どもたちの学びを保障するということと,心の平安を保つということで、教職員が中心となって一体化しています。ただ,心配なのは,教師集団は,失敗は許されないと,とても真面目に考えてしまうことです。トライ&エラーで構わないと思います。それも,子どもたちのエールになると思います。子どもたちは,私たちの姿勢を見ています。失敗しても,それを良くなるために挑戦するべきものと考え,工夫してやがて克服すれば,生きた見本ですよね。
 生徒の皆さんには,緊急掲示板等で,お知らせしています。こちらも,水戸二高webページ校長からにもアップしていきます。確認してくださいね。友達にも知らせてあげてください。
 ここまで準備できたのだから,先生方も少し安心して,テレワークなどを活用して,罹患を抑えることも大事な使命と考えてください。体調は,日々刻刻と変化します。怪しいと少しでも思うことがあれば,私たちに気軽に相談して,自宅で様子を見てくださいね。まだまだ長期戦です。




 

【令和 2年 4月7日】

 本日,無事に入学式を挙行することができました。新型コロナウイルスという感染症との闘いの中,体育館を目一杯に使って出席者が密接になることを避け,窓を全開にしての換気に努め,式の簡素化による長時間の密集を避け,参加者には原則マスク着用をお願いしました。儀式は,学習指導要領特別活動にも定められた教育効果の極めて高いものです。命あっての教育ということは重々承知しており一番大事にしておりますが,子どもたちの心の教育も重要であると考えております。エビデンスから考え,今回はうつさないうつらないという最適解を模索することを大事に考えました。新入生は担任の呼名にマスク越しながら大きな声での返事,その後の私の式辞についても真剣に聞いてくれていました。生徒代表の誓いの言葉も,ほぼ暗記してくれていたのか,自信をもって宣誓してくれました。私の式辞の中でも,民主主義の大切さと関連させ,自ら責任を果たす行動を求めました。式終了後,校内を巡回しているとグラウンドの桜の木のもとで,写真を撮影している親子の集団を見かけました。声をかけて近づくと,向こうから校長先生と声をかけていただきました。せっかくなので写真を撮っていいですか,私のfacebookに掲載しても良いですかと頼んでみました。それまでマスクをしていましたが,撮影ということでマスクを外してステキな笑顔をこちらに向けてくれました。式辞をしっかり受け止めてくれていて,水戸二の学びに頑張ってついていきますと約束してくれました。自分たちが目指すべき舞台を,早く見つけて,その舞台で輝きを放てるように,学びを深めてほしいですね。校長室は,水戸二高すべての子どもたちにwelcomeです。かつての子どもたち(卒業生)も遊びに来ます。ですから雑談をしに来てくださいね。雑談を重ねるうちに,自分の舞台が見えてくるかもしれませんよ。こんなにステキな笑顔の持ち主たちです。相対的な順位に惑わされることなく,自分の舞台を見つけられるように学び続けよう。応援しています。頑張れ二高生.。

 

【令和 2年 4月6日】

 会議室からの,YouTube配信で各教室に,新任式・始業式・生徒会役員信任式を流して行いました。撮影は,放送部の子どもたちが担当してくれました。手際の良い仕事ぶりです。ついつい私の話は、長くなってしまうのが,反省点ですね。前期生徒会役員の子どもたち堂々としていました。水戸二高を良い方向へ導いてくれる,と確信した瞬間です。前期生徒会長は,公約であった電子マネー対応の自動販売機導入を,事務室長と交渉をして勝ち取ってくれました。きっと次の一手を考えてくれていると信じています。新入生は,18歳成年年齢の該当学年です。民主主義の大切さを後輩に伝えてくれるものと思います。

 
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