【令和 2年 8月3日】

 なぎなた競技,代替の大会が開催されました。COVID-19 のために県大会,関東大会,全国大会と,子どもたちが目指していた目標,その全てが中止になりました。しかし,競技役員の先生方のおかげで,小さいながらもけじめの大会を開催することができました。個人戦は,キャプテンが優勝,団体戦は,残念ながら水戸三高に負けてしまい,2位に終わりました。

 しかし,キャプテンの思い,志は後輩たちに,必ず受け継がれているはずです。彼女は,自分が出場した場面で,気迫に満ちた技を繰り出してくれていました。大会後,涙を堪えて,報告にきてくれた子どもたちに,県大会で勝つことが,君たちの目標ではないはず。全国で勝つことが目標のはず。ならば,明日からどうすれば良いのか,答えは出ていると伝えました。
 悔しさを知るものは,必ず成長します。自分の弱さを誤魔化すものには,成長は望めないでしょう。ここで逃げることを覚えたら,全ての場面で楽な逃げ道を探す人になってしまいます。困難に立ち向かうのを勇気といいます。あなたがたは,一人で立ち向かうのではありません。あなたたちには,信頼できる仲間がいるはずです。この夏,3分間動き回っても,鋭い一手がいつでも繰り出せる力を身につけることです。
 厳しいことを述べましたが,実に清々しい戦いぶりでした。
 キャプテン本当にお疲れ様でした。この代のチームは,あなたの名前を被せ...

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【令和 2年 8月1日】

 7月ミライcafeも最終日を迎えました。店長たちが,大きく成長しました。お客様との名刺交換も板についてきました。何より,参加者に意を配り,cafeをきちんと仕切ってくれています。お話に来てくれたお客様も,彼女たちの真剣さを褒めてくださいました。
 ちなみに,7月のシメは,龍ケ崎済生会病院の方々でした。看護師を希望する子どもたちにとって,COVID−19の影響は大きく,例年だと,病院などで行われる看護体験実習が,のきなみ中止となりました。
 今回のcafeでは,龍ケ崎病院で,実際に新人ナースたちの研修がどのように,行われているのか,その様子を収めたDVDを視聴しました。まさにバーチャル看護体験実習となりました。質疑応答も活発に行われ,さらに,参加した人たちの看護師になりたい,医療系の道に進みたいというモチベーションが,高まったことと思います。
 今回の参加者は,3年生が中心となりましたが,1・2年生向けに,zoomを用いての,病院関係者とのcafeを行う予定です。店長から依頼のお電話を差し上げますので,その折はよろしくお願いします。
 







 

【令和 2年 8月1日】

 中庭も有効に活用され始めています。梅雨が明けたので,これまで以上に使われるといいな。昼食での使用後は,弓道部が活用してくれています。テーブルが欲しいとの声もありました。ここで勉強もするのでしょうか?
緑陰寸暇を惜しまず。秋には,読書。読書にいそしむと自分の発する言葉に重みが出てきます。時間は,隙間時間で十分です。
 









 

【令和 2年 7月31日】

 なぎなた部の子どもたちです。代替の大会が開かれるのに伴い,校長室へあいさつに来てくれました。3年生の部長は,一旦引退を考えましたが,大会が開かれると聞くと,キャプテンシーを発揮し,自分も出場することにしてくれました。
 勝っても負けても,後輩たちにその魂を伝える試合にして欲しいと伝えました。ここまで頑張ってきたことは無駄ではありません。進路に向けては,私も微力ながらお手伝いします。
 それぞれの部活動には,そこで頑張った子どもたちの思いが込められています。その思いは,大会がなくても,やがて自分を突き動かすエネルギーになります。出場を諦めた子どもたちも,同じです。これまで精進したことは,無駄にはなりません。結果も大事ですが,そこに到達するまでの過程にこそ,大事なものが隠れています。自信と矜恃を心に秘めて欲しいと思います
 
 









 

【令和 2年 7月31日】

 ミライcafeも3日目。
 店長さんたちも慣れてきました。彼女たちも私が考える到達目標をクリアしてくれています。スタッフという名の聴衆も増えています。ここまで全て参加してくれている子は,なぜ参加しているのか理由を聞くと,「深い学びが隠されていてそれに気が付くことが楽しいし,スタッフは終了後のミィーティングで,種明かしをされると,自分たちが気が付かなかったオーナーの仕掛けを教えてもらえて,自分の気付きにオーナーの仕掛けが理解できて,自分が少しずつ成長していることを実感できる。本当に勉強しよう,オーナーが語る学びが大切なんだという,意欲とそのような気持ちが湧いてくると」話してくれます。この領域は,私が異業種の人たちのお話を拝聴して,何とか到達した領域です。むむ,やるな二高生。すごいぞ二高生。
 教員は,とかく,子どもたちの進路を決めてあげたいという,独自の視点が一番で,そのことが何より大事だと思いがちです。その視点を大事にして企画を考えてしまいがちです。それも大事な視点ですが,そのような企画を実施した時は,子どもたちは役に立った,指導者側も企画がうまく行った,良かった良かったで終わってしまうのですが,それで終わってしまうことが往々にしてあります。
 ここまで登場してくれたcafeのお客様を,そのお話などを通して考えると,私の仕掛けに気が付く子もいます。問いかけというヒントを与えると,堰を切ったように,子どもたちの視野が広がります。思考ツールなどでは届かない領域です。本来の意味の探究につながります。型を与えることを考えている人には,私が語る感覚的な領域は難しいだろうな。ヒントは,私たちの相手はさまざまな感情をもった人なのです。
 今回のお客様は,子どもたちを揺さぶってくれました。素敵なお客様を連れてきてくれた小沼先生の優しさに感謝します。
  








 

【令和 2年 7月31日】

 生物の授業の一コマです。昇降口が賑やかなので出てみると,子どもたちから生物の授業ですと声が返りました。よくよく先生の話を聞いていると,校内の植生について学ぶということが分かりました。先生は提出するレポートについて説明していくれています。
 担当の先生と,校内を見て回った後に,自分が一番お気に入りの木や植物をあげ,「なぜその木なのか。その木のどこに魅力があったのか」を,まとめるという授業だそうです。
 生物の授業に,国語の要素が入っています。どのような力をつけたいのかが指導者に明確にあるので,こどもたちへの指導も分かりやすいです。ここで指導者が意識した,付けたい力のための仕掛けがある学びは,生涯にわたって,使える力になるでしょう。子どもたちが,気が付き,一文一文を書き上げ,その後,推敲の段階で主語と述語のかかり受けを意識すると,英語に直すのはたやすくなるし,難しければ翻訳ソフトを用いてみるのもありだと思います。そして,出来上がった文を自分で読み返して,分かるかどうかを吟味して,ネィティブチェックを受けると,どこがネイティブには分かりにくいのか,そのような表現は今は用いないなど多くのことを知ることができます。それらを用いて直すと,次回から役に立つだろうし,自分で行った学びなのだから,力がつきますよね。うちには,アンディ先生がいるではないですか。二高の学びは,皆さんが考える以上に深いですよ。でも,自ら考えなくては,スタートラインにも立てませんよ。学びに迷いが生じたらいつでも校長室へ。
  









 

【令和 2年 7月29日】

 面談期間に入り,午前中の授業が終了すると,部活動へ,課外へと急ぐ子どもたちを校長室前の廊下で見かけます。その後ろ姿から,元気をもらっています。しばしの感慨に浸る時間です。ホッとしていると、二人の子どもたちから相談したいことがありますと,声をかけられました。二人を校長室へ招き入れると、部活のことで相談を受けました。内容は,なるほど、しっかり考えてくれているなと,うなずくことばかりです。挑戦しよう。取り掛かることが大事なこと、うまく行くかどうかは後からのことで,そのような評価を気にする必要はないよとアドバイスしました。さらに、真剣に挑戦するなら,一番の応援団になることを伝えました。できるできないよりも,戦略を立てて,やってみようと挑戦すること,大事にしてあげたいですよね。なぜなら,これから彼女たちが生きていく時代に,求められる力ですよね。上手くいっても,いかなくても彼女たちには大きな学びになって残ります。私には,一緒に考えることくらいしかできないけれど,三人寄れば文殊の知恵と言いますよね。頑張れ二高生!
 
 









 

【令和 2年 7月20日】

 学校は,基本的には,いろいろなことを楽しむ場所だと思っています。その中で,やってみたもののまずかったかなと思う失敗や,今回は,何とかうまくできたかなという成果を繰り返すことで,子どもたちは,学び,成長し,社会にとって有為な大人になっていくのだと思います。休校が明けたことで,学校の時間も平常にもどりつつあります。
 3年生は,卒業アルバムの個人写真撮影の大詰めです。COVID-19 の影響で,様々な行事がなくなってしまいました。命が優先なのは当たり前です。しかし,通常ならば,1日ホームルーム,文化祭、部活動の大会など,大きな行事の写真がたまっているころです。卒業アルバムには掲載されない,日常の一コマを,「校長より」のコーナーで,紹介することで,子どもたちが振り返ってみたときに,こんなこともあったよねと思ってもらえればと思います。
 2年生は,進路のことなど思い悩む時期です。授業を持っていないから,話しやすいのだと思います。校長室に話に来てくれる子たちは,帰るときに本当にステキな笑顔をくれます。話を聞いて,お互いの考えを尊重し合いながら,話を聞いて考えを伝えてよかったと感じる一瞬です。私にとっても,自分自身を見つめ直す良い機会を,子どもたちからいただいています。当然,子どもたちが帰るときには,「校長のつぶやき」と「ミライcafe」の案内を渡しています。もちろん,入室記念の名刺も忘れずに渡しています。お昼休みには,中庭でお弁当をとってくれている子どもたちもいます。この何気ない一瞬一瞬が大事ですよね。今,これまで当たり前にできていたことが,若干の制約は受けているものの,何とかできることに感謝しています。水戸二高の自由な校風が,子どもたちの日常から,うかがい知ることができることに喜びを感じています。
                                                 
  

 
 

【令和 2年 7月14日】

 昼休みの一コマです。ソフトボール部の子どもたちが,放課後の練習のために,グランド整備を一心不乱にしています。小さなスポンジで丁寧に水を吸い取り,バケツに絞るという地道な作業の繰り返しです。自分たちが練習するグランドとはいえ,一生懸命な姿に心打たれます。グランド状態は,良好とは言えません。硬式野球の公式戦が開催できる球場並みとはいきませんが,もう少し柔らかで水捌けが良くなるように,整備してあげたいですね。道具や,グランドを大切に扱うという心は,きっとソフトボールの神さまに伝わり,上手くなりますよ。この気持ちは,生きていく中で,どの場面でも大事に持ち続けてほしいですね。二高生ならできるはずです。他の部活動でも,道具を丁寧に扱ってくれているし,手入れも万全です。その心がけが自分の心を磨いてくれます。頑張れ二高生!
  
 
 

【令和 2年 7月8日】

 オンラインみやび祭も3日目です。子どもたちの創造力に日々感心しています。それはなぜか。
 思い起こせば,昨年赴任して,夏の暑い時期の儀式などの集会や,冬の寒いときそれもインフルエンザが流行しかけているときの集会を,体育館で行うことの危険性を先生方に解き,映像配信による集会を行う準備を指示しました。先生方は,いろいろ試行錯誤してくれて,各教室で動画配信で視聴する方法を編み出してくれました。当時は,録画という方法ではなく,ライブ中継を行っていました。
 あるとき,生徒会の子どもたちが,映像配信を行うために教師が行っていることを,何やら真剣に見ているのが分かりました。子どもたちは,しっかり学んでいたのですね。それが,今回の文化祭につながっていることを実感しています。何よりすごいことは,文化祭実行委員会が,各部に指示を出し,各部が決められた時間内に仕上げていることです。教師が教えるのではなく,自分たちが調べて確実なものにしていくという,学び本来の姿,本質がそこにはあります。これこそ「主体的で,対話的で,深い学び」であると思います。途中で子どもたちが悩めば,それとなく助言をする。それも,指示するのではなく,あくまでさりげなくです。これが当たり前にできるところが,教師集団と子どもたちの間に信頼関係が構築されているからだと思います。
 最近,子どもたちが教えてくれたことです。まさにここに「探究」のエッセンスが隠れているように思います。「ソッタクドウジ」と「シュハリ」の概念が大事だと思います。これこそ「探究」の極意ではないでしょうか。
 
 

【令和 2年 7月7日】

 一仕事を終えた清々しさが表れています。毎週月曜日の放課後は,「ミライcafe」の経営会議です。昨年からスタートした「ミライcafe」とは,一流の大人(自分の仕事にプライドをもった人)から,仕事の面白さややりがいを語っていただく取組みです。文字どおりcafeスタイルでお茶を飲みながら,気軽に雑談をする仕組みになっています。
 今年は,それをもう一歩進めて,子どもたちが会いたい人を決め,自分たちでアポを取って,ミライcafeの内容を伝え,ご協力をお願いするという形にしました。子どもたちにとって見ず知らずの大人と,電話で会話することは,キャリア教育としても成果が期待できます。
 今回は,7/28~7/31に実施する「ミライcafe」のお客様を戦略会議で決め,早速,子どもたちが電話連絡を差し上げた後の一コマです。当日は,どのようなお話が聴けるか楽しみです。大人にとっても,異業種の人たちのお話は,興味深いし,勉強になります。子どもたちにとっては,なおさらです。,緊張しながら電話していましたが,大きな学びを得たはずです。ご協力いただく皆様方に感謝申し上げます。これからも,多くの方にお声がけしていきますので,趣旨にご賛同いただければ幸いです。未来を託す人材を一緒に育てていきませんか。
 
 

【令和 2年 7月3日】

 日常の一コマです。思えば,1月の末日,今春卒業した子どもたちが,在学中にやり残したこととして,レジャーシートを持参して,中庭で昼食を摂っている場面に遭遇しました。それが実に長閑で,寒さも忘れしばし魅入っていました。受験勉強で頑張っている中の一瞬です。彼女たちには,思い出として刻まれたことと思います。
 「一張一弛」これは「礼記」が出典ですが,この精神が生かせる環境ということで,彼女たちの場面が印象に残っていたためか,わがままを言って整備してもらいました。枝を落としてもらい,対面にならないように木の周りにベンチを配置してもらうなど,いろいろな工夫がなされています。この場所を彼女たちの工夫で,様々な用途に使ってもらえると嬉しいですね。読書する子どもたちが,出てくるのも期待しています。新型コロナウイルスによって,人々の心が穏やかでない中,ほっとする場面に出逢えました。
 
 

【令和 2年 7月2日】

 7月初日から良いお知らせです。文芸部の子どもたちが快挙を成し遂げました。ここのところ,運動部も文化部も軒並み全国大会が中止になってしまいましたが,「第21回虚子・こもろ全国俳句大会」において,最優秀賞と優秀賞並びに学校賞という,大変栄誉ある賞をいただきました。
 本来ならば,小諸市で表彰式が行われるはずでしたが,新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止になっていました。彼女たちは,文学を志しています。ですから,島崎藤村など,文学ゆかりの小諸の町を散策してきて欲しかったですね。きっと彼女たちも,小諸の町の良さに感動したと思います。受賞した盾を持たせていただきましたが,ずっしりと重かったですよ。まずは校長に報告ということとで,校長室に来てくれました。このご時世,予防のため,マスク着用で写真を撮影しましたが,本校の健康観察シートで,朝夕の検温結果,食事時の味覚嗅覚の異常の有無,風邪症状の有無,倦怠感の有無など,多岐にわたる健康観察シートに,毎日欠かさず記載している子どもたちです。健康であり,罹患している可能性が低いため,撮影のほんの一瞬マスクを外しました。大人になったとき,郷愁に誘われ母校のwebページを閲覧したとき,若い頃の自分に再び邂逅し,力を得てくれればという思いがあります。
 
最優秀の作品は,「リボン解くように剥かれる林檎かな」,優秀賞の作品は,「制服もあと僅かだけ雪の花」です。いかがですか。瑞々しい感性がうかがえませんか。ちなみに応募した高校生も俳句は,1978句(599名)です。多数の応募があってのこの結果です。教室での学びだけでなく,様々な場面で学ぶことができる。水戸二の学びは,いたるところに隠れています。その学びに気が付き,自分のものにしていってほしいですね。
 それにしても快挙です。久しぶりに,明るい話題です。校長室へ報告に来てくくれた彼女たちに感謝です。本当にありがとう。下級生,先輩に続くことができるよう精進してくださいね。

 
 

【令和 2年 6月26日】

 26日(金)放課後の一コマ。弓道部の新入部員たちです。先輩や顧問の先生が丁寧に指導してくれています。人数が多くても,工夫して指導してくれています。弓道部員がさらりとできるのは,二高の教師集団が日々の授業を大切に,それも一人一人を大切に授業を展開してくれているからです。弟子は師匠の,身振り手振りを見て,それを真似ることが,技の継承につながると言われ,この「真似る」が「学び」の語源であるとも言われています。
 何より素敵だったのは,先輩や顧問の先生のアドバイスをそっとメモしている子がいたことです。この姿勢は,部活動以外でも,自分を成長させてくれます。水戸二高は,至る所に学びが隠れていると,日頃言っていたのが,目の前で発見できると嬉しさ倍増です。当たり前のことようにできることに,成長を確信します。何か事をおこせば失敗することもあります。そのような失敗はしても良いのです。それも大事な学びであると,自信を持って言える強さを身に付ければいいだけです。
  







 

【令和 2年 6月26日】

 6月26日(金)のお昼休みに,図書委員会が中庭で,青空図書館を実施してくれました。図書に合わせて選曲された電子ピアノによる演奏があり,その中で自分の好きな本を選んで読むという取り組みです。事前の宣伝が行き届いていないのに,多くの人が来てくれています。今回が初めてで,今後も様々なコラボをしながら発展していくと良いなと思います。飲み物やちょっとしたお菓子があっても,いいかもしれませんね。それにしても,二高生やるな。様々なこと良いと思ったら,実践あるのみです。これも大きな学びになります。
 今回の取組みから,二高生,本がもっと身近にあってほしいと願います。普段の生活で,文庫本か新書本を一冊持っていること,教養のオシャレにも気を遣える大人になってほしいですね。
  









 

【令和 2年 6月25日】

 書道部が,新入生のために,放課後,書道パフォーマンスを展開してくれました。生憎の雨模様でしたが,新入生への先輩としての思いを込めて,素晴らしいパフォーマンスを行ってくれました。新入生へのメッセージも素晴らしかったです。女子だけの学校だから,素直にこのようなことができるのでしょう。授業で学ぶ以外に,なすことすべてが学びであるという私の思いが伝わっているように思います。それにしても,袴姿凛々しいですよね。このパフォーマンスを見て,入部を希望する新入生が多くいるだろうなと思います。小中学校や特別支援学校から派遣の依頼があれば,ぜひその学校を訪問し,交流によってお互いの学びを深めていきたいですね。そして,多くの子どもたちから深い学びが得られるよう,触れ合ってきて欲しいと考えます。
  









 

【令和 2年 6月20日】

 最近,校長室を訪ねてくれる子どもたちが増えています。とてもうれしいです。子どもたちと話をしていると,勇気をもらいます。中には,休校があけて漠然とした不安を覚える子ども,目標を失いかけている子ども,夢を語ることに自分で自分を抑え込んでいる子どもなど様々です。私はただ話を引き出してあげるだけです。そのための魔法はかけます。答えはこどもの心にあります。
 部活動を引退した三年生の子どもたちもやってきます。これまでは部活動で時間が取れなかったそうです。三年間やり通したこと大きな財産を得たはずですが,そこに気が付かない子どももいます。だから魔法をかけます。ここから,自分が輝けるステージを見つける精進を心がけよう。訪問してくれた子どもたちとは,小さな約束をすることにしています。訪問してくれた子どもたちが笑顔で,また来てくれることを信じています。
  








 

【令和 2年 6月19日】

 ダンス部の子どもたちが,引退発表会の後のお別れ会の写真を持ってきてくれました。単純に嬉しいです。発表会では,緊張していたのが嘘のように解き放たれている様子が分かります。顧問の先生に導かれ,この3年間で大きな学びを得たはずです。この学びを,各教科から得る知識とつなげて叡智まで高めてほしいです。二高で大切にしている学びの最終型を獲得できれば,大きな武器になります。三年生の皆さん,お疲れ様でした。さらなる飛翔を確信しています。いくらでもお手伝いします。
  








 

【令和 2年 6月15日】

 バレーボール部も引退の練習試合を行いました。力が拮抗した市内の私立高校との練習試合で,話によると連続10セット行ったとか。部活動が再開して,一週間です。全盛期の身体のキレや体力はなかったと思いますが,本当によくボールを追いかけていました。勝負ごとの世界で「モシという仮定の話」は禁物ですが,地区大会があったら,県大会があったらと思うと,返す返す残念です。きっと,子どもたちは,わたし以上に悔しさを感じているのでしょうね。その悔しさは,はらす場面が必ず訪れます。後輩たちにも悔しさは伝えてくださいね。ゲームは白熱していて,魂がこもっていました。彼女たちの今後に期待しています。お手伝いできることがあれば,最大限協力を惜しまないつもりです。遠慮なく校長室へ来てくださいね。
  





 

【令和 2年 6月14日】

 本日は,なぎなた部の引退試合でした。個人的には,今年の子どもたちには,なぎなた以外にも,「絵本の読み聞かせ」や「花生けばとる」など様々な,初めての体験を,顧問と一緒にさせました。どれくらいメンタルが鍛えられているかなど,楽しみにしていましたが,大会の全てが中止となってしまいました。なぎなたは,武道の一つですが,伝統文化の一面を併せ持っています。県内の状況で考えると,高校の部活動として,活動しているのは,数校です。かつて弁論を立ち上げた時,同じような状況です。しかし,弁論の方は,十数校が参加するまでに成長しました。裾野を広げる目的で,中学生対象の弁論大会も行っています。私も弁論専門部の部長を引き受けていますが,参加して上位に入賞した子どもたちには,次の弁士を育てるように伝えてきました。それが,大会に出場した,部活動で顧問にお世話になった恩返しであり,お世話になったと思う人の命の使い方であり,それを使命と言うのだと思います。現在,かつての弁士の中から,数名の高校教師が出ています。彼らは,各学校で弁士を育ててくれています。
 本校の引退試合の大会にも昨年,国体チャンピオンに輝いた卒業生も,裏方として手伝ってくれていました。それ以外にも歴代の卒業生が手伝いに参集してくれていることに,裾野は広がるはずだと思いました。ただし,どのような邪魔が入ってもぶれずにめげないことです。
 今回の大会も,例年行い,卒業生も含めた参加したい人すべての個人戦も面白いのではないかなと思います。見せ方・やり方,工夫の余地はたくさんあると思います。そのような試合,裏方を経験するのも子どもたちにとって大きな学びを得ることになるのではないでしょうか。
  





 

【令和 2年 6月13日】

 6月13日(土),ダンス部3年生の引退発表会でした。三年間の思いが詰まった感動的なダンスを披露してくれました。新型コロナウイルスの感染症対策の一環として,コンテストや発表の機会が全て失われてしまいました。さらに,部活動も自粛しなくてはならず,ダンス部にとっては何重もの困難でした。この引退発表会も,実施に向け,考えうる感染症対策をとって臨んでくれていました。部活動も月曜日から再開したばかり,子どもたちは,本来のキレには程遠いはずです。愚痴ひとつこぼさず,黙々とダンスする姿に目頭が熱くなりました。顧問の先生方は,一入だったと思います。各グループは,演目が終わると目に涙を溜め,堪えているのがいじらしく思えました。衣装も着ることができずに,練習着のままの演技。それでも頑張る彼女たちをみて,大人として本当に良かったのか,まだまだ考えることができたのではないかと自問自答です。確かに命は大切と言われてしまうと,思考がそこで止まってしまいます。何も言い返せません。しかし,大人が集まり,なんとか発表の機会をと考えたのならば,いい知恵があったのではなかったかと。校長としての覚悟が足りなかったのではなかったのか。彼女たちに本当に申し訳ない気持ちで一杯になりました。あいさつでは,この困難に向き合ったことは,大人になった時に必ず役に立つと述べましたが,そのような薄っぺらな慰めでなく,してあげられることを考えるべきであったと思います。ただ凛とした彼女たちのダンスは,二高の誇りです。6月14日(日)読売新聞朝刊の茨城版で記事になったことは,せめてもの救いです。関係者に感謝いたします。新聞紙面によって,多くの人に発表会の存在を示せたことを大事にしてほしいですね。彼女たちの前途に幸多きことを願っていただければと思います。
   





 

【令和 2年 6月12日】

 下校時に急な雷雨。本当に激しく,傘をさしても役に立たないだろうなと思っていると,1年生の子が二人で校長室の前を行ったり来たり。雨宿りして行くといいよと伝えると,入ってきてくれました。校長室に入るのは初めてで,飾られている先輩たちの絵画と掛軸に感動してくれました。学校生活のこと,将来のこと,いろいろ話が聞けました。また遊びに来てくれると嬉しいですね。本校では,通学範囲が広く,昨今の異常気象を考え,突然の天候悪化の場合,お迎えは随時可能ですし,ご家族の都合で緊急下校を待たずにお迎えに来ていただいて構いません。そのような場合は,早退しても授業については欠席扱いとはしません。私たちは最悪の場合,帰宅させるのではなく学校に泊めることも考えております。当然,私たち教員も一緒に泊まります。急な天候悪化の場合,どのようにするのかということについては,早めに迎えに来るとか,学校で様子を見るなど,あらかじめご家族でご相談しておいてください。
   









 

【令和 2年 6月10日】

 文化部も,「水戸二高頑張ろうウィーク」活躍しています。各部が工夫を凝らして新入生を勧誘してくれています。細部のこだわりステキですよね。どのように新入生を勧誘するか話し合いからスタートしたそうです。そしてこれだというコンセプトでいざ勧誘のスタート。これは,大人になって必要な能力の育成につながっていますよね。いつも水戸二高には,学びがたくさん隠れているよと話しています。子どもたちが,理解して学びを拾ってくれていることに感謝です。中学校でベースを作っていただき,最大限引き出して,地域に還元することが,私たちの務めですね。学力プラスアルファ。このアルファが人間力であり,創造性を育むと信じています。頑張れ二高生。失敗は成長へのビタミン剤。
   





 

【令和 2年 6月10日】

 通常登校とともに始まった部活動を紹介する「頑張ろう水戸二高ウィーク」(生徒会の子どもたちが企画立案)では,感染症予防をきちんと考え,さらに顧問も確認の上,始まりました。やはりどのような形であっても,部活動のスタートは,子どもたちにいい影響を与えてくれています。この影響は,出来なかったということを経験したことで,さらに大きな教育効果につながっていると思います。全国への道が閉ざされたとき,顧問の先生方が,様々なアプローチで子供達を癒してくれました。子どもたちの未来につながる支柱を与えてくれたと思います。今回の困難は,一人ひとりの成長に繋がると信じています。引退する子どもたちには,それぞれの舞台で輝けるように,一日一日を大切に過ごして欲しいな。私にできることがあれば,お手伝いを惜しみません。
 さらに,各部活動を引き継ぐ2年生・1年生には,まずは感染症予防を徹底し,時間の使い方や優先順位を考えながらの行動など,大人になっても使える学びを得てほしいと考えています。
   









 

【令和 2年 6月8日】

 今日から通常登校です。1年生は,入学してオリエンテーションを受けて,休校となってしまったため,部活動に加入する機会がありませんでした。
 本校では,今週から「頑張ろう水戸二高ウィーク」として,新入生の部活動見学週間を設けて部活動加入を奨励しています。それは,教室以外の仲間,先輩・後輩の関係から学ぶことも多く,学業と部活動の両立を目指すことで時間の使い方が上手くなることを期待しています。当日,なぎなた部,ダンス部,コーラス部がNHKの取材を受け,県域デジタルで放送されました。子どもたちがいきいきとした笑顔で応えていることを見るにつけても,平常に戻りつつあることを喜べます。ただ,様々な事情から罹患を不安に思っている子どもたちもおります。県内の罹患者はおりませんが,安心は出来ません。校内は安全であるかなと思えるのは,うちの子どもたちが登校にあたって,「健康観察」の全ての項目にパスしているという事実です。朝夕の検温で平熱以下。食事も時に味覚や嗅覚に異常がないこと。倦怠感や風邪の症状がないこと。登校はこれにパスしていることを基本にしています。その上で家族に一人でもこのような症状がある場合は,学校に登校することを相談するように伝えています。
 この約束を当たり前に守ってくれていることを信じていますし,市民教育として,最も大事な民主主義の根幹であると子どもたちに教育しています。子どもたちも,換気すること,換気が難しい活動は,インターバルをとって換気とうがいを適宜入れてくれています。
 どの活動も始まる前と終了後の「手洗い・うがい・手指消毒」はルーチンになっていますし,お互いに忘れないように,声を掛け合っている姿を誇りに思います。何もしないというのが最大の感染症対策なのは,そのとおりですが,学校の学びは個々で学ぶ部分と,集団で切磋琢磨して学ぶ部分とがあります。県内に感染者が出てくれば,話は別ですが,今はできるというのが私の判断です。私も見て回りながら気になることがあれば教育しますし,本校の部活動顧問は,子どもたちをよく見て指導にあたってくれています。だから学校再開・部活動再開を今の状態で行うことは,私の責任であります。ご理解とご協力をお願いします。
   



 

【令和 2年 6月5日】

 分散登校で登校してきた1年生です。月曜日から,学校が通常になることで,不安を抱えて校長室へ来てくれました。
 これまでは,1日3時間の授業が,週に3日ありました。これからは,6時間の授業で毎日あることが不安になったようです。確かに,3時間ならば余裕で学習についていけたと思います。ところが,1日6時間で,部活動や委員会活動なども始まります。これまで経験したことのない領域です。自分たちがついていけるか,不安を抱えてもおかしくありません。不安は,人それぞれですが,早いうちに吐き出してしまうことで,小さくなっていきます。
 私たちが思う以上に,子どもたちにとって,休校後の学校生活には,大きな負担を覚えていることが理解できました。写真は相談に乗った後の笑顔です。これから,校長室の役割も全開です。ここから担任の先生の邪魔をしないように,子どもたちの相談に乗ってあげようと思います。校長室で,雑談しましょう。話すことで楽になりますよ。さらに,校内には,ちょっとしたスペースがあります。写真の場所分かりますか。お昼休みにお弁当をもって外に出てみよう。気が晴れるよ。
   








 

【令和 2年 6月4日】

 放送部と生徒会の子どもたちが,平井総一郎先生(情報通信総合研究所・特別研究員)から,映像づくりの指導を受けています。平井先生は,全国の小中学校等の教育のICT化を推進している方で,全国に教えを受けた方が多数,教えを待っている方が多数と多忙な先生です。かつて教育委員会で一緒に仕事はしていたとはいえ,子どもたちのためにとても贅沢な時間をいただきました。本物を間近にして,子どもたちの目が輝いているのが分かりました。
 映像の切り替え,音のかぶせ方,絵コンテ、実に様々な技を教えていただきました。子どもたちは,理解が早いですよ。トライアンドエラーで,どんどん身につけています。映像配信とともに,映像を見ながらの感想やコメントをもらう方法も伝授されました。
 本校の先生方,映像配信授業,その技術はどんどん進んでいますが,子どもたちも真剣です。先生と子どもたちが互いに競い合って学び合う,まさに啐啄ですよね。私もうかうかとはしていられないな。

 ただ,平井先生から「ローランド」と言われて,テレビに出ている人ですか?と子どもたちが回答そたのは,びっくりしました。単純に楽器のメーカーと思う,私は遅れていますね。
   








 

【令和 2年 6月2日】

 分散登校にも慣れてきたようです。3時間の授業が終わり,下校する子どもたちが,校長室に立ち寄り,授業の報告をしながら,校長のつぶやきというエッセイを手に入れています。
 エッセイの中身ですが,今回は「消毒」に関することで,化学や生物の教科書を確認する内容になっています。もう一つは,私の専門を生かして,古典についてです。同時代に活躍した,清少納言と紫式部は,宮中でお互いの存在を確認し合っていたのかということを,「あら清少納言さん,ちょっと目立ちすぎじゃないですか」(笑)と会話していましたかと聞いています。さらに,古典文法について,学び方について,太田一高時代に,子どもたちの評価が高かった,さわりをほんの少し紹介しました。1年生の中に,過去のつぶやきから(創刊号から現在まで)読んだ感想や質問も受けています。教科はつながっているのですねという,言葉をいただきました。ありがたいな。
 来週から通常どおりになる可能性があります。掲載した写真は,校内のどこかです。このような場所で,密にならないよう,対面にもならないように気を付けながら,語り合ったり,昼食を摂ったりしてくれたらなと思います。構内を吹き抜ける風は,清々しいですよ。
   







 

【令和 2年 6月2日】

  昨日、本校ににとって、本当にありがたいご寄付をいただきました。
  同窓会長の狩野安様から、ご実家の明利酒類株式会社で醸造された手指消毒用用アルコール「魁YELLOW」が届きました。届けてくださったのが、社長室長加藤喬大様、同じく販売部課長の熊田孝典様です。
 本校は、現在は分散登校中ですが、午前・午後にそれぞれ登校してくる生徒の数を合わせると500人になります。消毒の効果を最大限発揮するため、昇降口・廊下・トイレ・すべての教室に手指消毒用のアルコールを置いております。登校してくるとまず手指消毒、共用の用具を使う前と使った後も、必ず手指消毒をします。学校中のトイレや手すり・ドアノブなどを常時消毒していると、まだ足りないのではないかというような気にさせます。同時に、いつも消毒していると化学物質に過敏な子どもたちにとっては、学校で生活すること自体苦痛になりかねません。それらを考え、まず厳しい健康観察を行い、自分や家族がすべての項目に合格している子どもたちがマスク着用で登校してきます。そのうえで、率先して先ほど申し上げたように手指消毒をし、消毒効果を高めています。今回の寄付は、本当にありがたいものです。ですから、今回のご寄付によって、休校解除になっても、手指消毒はさらにきめ細かく対応ができるようになりました。先輩のご配慮と、社会貢献の一環として子どもたちを思っていただいた明利酒類株式会社に感謝の一言です。私の好きな言葉「恩送り」があります。この頂いた恩を子どもたちが、大人になって社会のため、人様のために返してくれることを信じています。
   







 

【令和 2年 6月3日】

  昨日、本校ににとって、本当にありがたいご寄付をいただきました。
  同窓会長の狩野安様から、ご実家の明利酒類株式会社で醸造された手指消毒用用アルコール「魁YELLOW」が届きました。届けてくださったのが、社長室長加藤喬大様、同じく販売部課長の熊田孝典様です。
 本校は、現在は分散登校中ですが、午前・午後にそれぞれ登校してくる生徒の数を合わせると500人になります。消毒の効果を最大限発揮するため、昇降口・廊下・トイレ・すべての教室に手指消毒用のアルコールを置いております。登校してくるとまず手指消毒、共用の用具を使う前と使った後も、必ず手指消毒をします。学校中のトイレや手すり・ドアノブなどを常時消毒していると、まだ足りないのではないかというような気にさせます。同時に、いつも消毒していると化学物質に過敏な子どもたちにとっては、学校で生活すること自体苦痛になりかねません。それらを考え、まず厳しい健康観察を行い、自分や家族がすべての項目に合格している子どもたちがマスク着用で登校してきます。そのうえで、率先して先ほど申し上げたように手指消毒をし、消毒効果を高めています。今回の寄付は、本当にありがたいものです。ですから、今回のご寄付によって、休校解除になっても、手指消毒はさらにきめ細かく対応ができるようになりました。先輩のご配慮と、社会貢献の一環として子どもたちを思っていただいた明利酒類株式会社に感謝の一言です。私の好きな言葉「恩送り」があります。この頂いた恩を子どもたちが、大人になって社会のため、人様のために返してくれることを信じています。
   







 

【令和 2年 5月23日】

 本校の生徒会の子どもたちと大子清流高生徒会の子どもたちが,学校再開に向けて,生徒会としてどのような事を準備していけば良いのか,テレビ会議システムを用いて意見交換会を行いました。最初は,両校ともにぎこちなさがありましたが,さすが,将来地域を担う両校のリーダーたちです。学校再開に向けて,互いの生徒たちが,新型コロナウイルスの終息に向けて,自主的に守るべきルールを作っていることや,学校行事があいついで中止になっている事を憂いながらも,それにかわって学校が一体となる取組みを,新しい発想で構築していく事などを紹介し合いました。
 当日は,読売新聞の取材が入りました。学校再開に向けてというタイトルで5月22日(土)朝刊の茨城版に掲載されています。確認していただけると幸いです。子どもたちが,学校再開後,地域の人たちに応援されるよう,科学的にみて根拠のあるデータを参考に作ったルールを守るなど,
お互いの子どもたちが,新型コロナウイルスとの長期戦を,見据えて色々考えてくれていることが伝わってくれればと思います。両校の子どもたちに,改めて勇気をもらいました。大人である自分たちが,子どもたちに負けるわけにはいきません。
 掲載記事の写真では,彼女たちは,マスクを外していますが,名誉のために付け加えます。当日,機材の調子が良くなくマスク越しだと音声が聞き取りにくかったこと,十分に換気をしていること、彼女たち自身が,毎日の検温や味覚・嗅覚の確認など,かなり厳しい健康観察を行い登校してくれているという裏付けあること,お互いの顔や表情が分かるようにと考えた結果であることを申し添えます。
 両校の子どもたち,自分の身は自分で守る,さらに,自分たちで決めたルールを守るという相手のことも思いやるという,大事なことをさらりとこなしてくれています。権利を声高に主張するのではなく,まずは果たすべき義務を大事にするという,真の民主主義精神に通じるものが,その行動に表れています。そのような子どもたちを校長として誇りに思います。
   






 

【令和 2年 5月20日】

 本日5月20日は,県立水戸第二高等学校の創立記念日です。
明治33年(1900年)に「茨城県高等女学校」の第1回の入学式が行われた日です。大正4年(1915年)創立15周年式典時に,この日が本校の創立記念日として定められました。
 分散登校により生徒はまばらな学校ですが,国旗・県旗・校旗と久しぶりに,三旗を掲揚してもらいました。このご時勢,お祝い事はとも思いましたが,せめてもの校旗ぐらいは許してください。
 今年は,創立120周年の記念すべき年にあたります。在校生は,新型コロナウイルスにより,日常とは異なる学びを経験しています。ただ,これまで先輩方が築いてこられた水戸二高にとっては,それぞれの時代に幾多の危機や困難があったことと思います。その危機や困難に果敢に立ち向かい乗り越えてきたからこそ,今の水戸二高があると信じています。困難を乗り越えるDNAは在校生である皆さんにも引き継がれているはずです。生徒会の人たちも,様々な工夫を凝らして学校を盛り上げようとしてくれています。その一つに,学校休校明けに向け,映像配信による学校紹介や,休校明けで登校・下校時や校内で守るべきことを考えてくれています。先日も,生徒会と協議しました。どのような提案をしてくれるのか楽しみです。
 OGの皆様,頑張って伝統を引き継ごうとしている水戸二高生へあたたかい応援をよろしくお願いします。
   







 

【令和 2年 5月14日】

   1年生の偶数組が1時間に10人ずつの分散登校形態で学校に登校してきました。校長室横のボードに,様々なお知らせを貼っておきました。各教科の先生方によって,映像配信授業や適度な課題も用意されていますが,このような時だからこそ,読書をしてもらいたいと思っています。本校のwebページ,「校長から」でも本の紹介を始めました。その中では,このように読むと,自然と学びにつながるようになるよというスタンスで語りかけています。さらに「校長のつぶやき」は,東洋経済オンラインの5月4日付けの神戸大学病院感染症内科の岩田健太郎教授への取材からまとめられた記事を用いて,正体が少しずつ見えてきた新型コロナウイルスについて,何が大切なのかを伝えたいと思い紹介しました。ここからが正念場です。岩田先生がおっしゃるとおり,手洗い,うがい,手指の消毒の励行。不特定多数がいるような場所で,長い時間とどまらない。最低限,これらのことを守っていきましょう。
 さらに,嬉しかったことは,校長室に来てくれた生徒たちから,入学式の式辞で紹介した本を,読みましたと話してくれたことです。中には,同じ作者の,「賢者の書」や「君と会えたから」を読んでくれている生徒もいるようです。学ぶ意義を見出せれば,個別に自分で学ぶべきものを見つけ,自分で優先順位を立ててスケジュールを組んでやれるはずですよね。私も色々なことに挑戦します。まずは,来週の分散登校までに,「校長のつぶやき」作っておきますね。お母さんも楽しみにしているんですよという一言は,俄然やる気になりました。私が皆さんをその気にさせて,学びに向かわせようとしているのに,そのお株を取られました。やるな二高生。
   







 

【令和 2年 5月12日】

    読書にはどのような意義があるのでしょうか。本を読みながら考えていくことで、各分野の一流人たちと対話をすることができるということもあります。また、本を読みながら人生を重ねていくことにより、自分の経験値を増やすことができます。これを追体験とも呼びます。一人の人が体験できる量は限られています。ですから、読書による追体験にも意味があります。いろいろな出来事への自分なりの理解アプローチ方法ができていきますし、またそれを複数の角度から捉えていこうとする姿勢もできてくるのです。自分の人生をより豊かにしてくれ、さらにそこから他の人(社会)に対して、自分はどのように貢献していけばよいのか、その基盤を読書の習慣はもたらしてくれます。今回、紹介する本は、仲野徹「こわいもの知らずの病理学講義」(晶文社)です。
 仲野徹先生は、大阪大学医学部医学科を卒業後、内科医から研究の道に進んでいます。大阪大学大学院・医学系研究科病理学の教授です。「ひとは一生の間、一度も病気にならないことはありません。ひとは必ず病気になって、死ぬんです。だとすれば、病気の成り立ちをよく知って、病気とぼちぼちつきあって生きるほうがいい」という姿勢で、学生相手に行っている「病理学総論」の内容を「近所のおっちゃん・おばちゃん」に読ませるつもりで書き下ろした本です。医学部で話されている内容ですが、高校の「生物」「化学」で出てくる「ATP」「アルコール発酵」「ヘモグロビン」や、世界史のテリトリーである「シュリーマン」など高校生にもわかる内容です。出てきた事項をそれぞれの教科書で確認するという読み方を勧めます。仲野先生は、学生に相手に「広辞苑」を調べることを課しています。私はみなさんに高校の教科書で確認することを勧めます。まずは読みながら、この言葉は、教科書で「見たな」、先生から「聞いたな」という箇所にマーカーを入れてください。同時にそのページに付箋を入れましょう。例えば生物の教科書ならば、イエローの付箋、世界史の教科書ならば、ピンクなど、色分けしておくと後で調べるときに楽ですよね。これも高等な学習になると思います。
   







 

【令和 2年 5月1日】

水戸二高が目指す学びのコンパスともいうべき,冊子が出来上がりました。これまでスタートプログラムとして、これまで1年生の「総合的な学習の時間」(茨城県では「道徳」として実施)で行っていますが、さらに「総合的な探究の時間・道徳」として、これまでの資料を新たにテキストにまとめ上げたものです。各教科で付ける資質・能力いわゆる身に付けるべき力を意識し、それらを探究の一つのツールとして活用できるようになることを狙っています。当然、図書館の活用法、レポートや論文にまとめる手法、プレゼンのお作法(発表へ)、参考文献の用い方など生涯にわたって使えるテキストを目指しています。私も巻頭言で「探求から探究へ」へというお題で文をしたためております。初版本は、一年生に配布するとともに、今年一年かけて、SSH4期目申請へ向け、バージョンアップを重ねる予定です。これから残部を有識者等へ送付させていただく予定です。配布させていただいた皆様方のご指導ご助言をいただきながら、より良いテキストを目指していきます。
新たな学びの確立へ向けて教職員が挑戦します。








 

校長より[令和2年度]

 
 

【令和 2年 4月22日】

 先生方の思い,水戸二高の皆さんに伝わっているでしょうか。先生方は,少しでも,みんなの学びが進むことを祈っています。学校の静けさを感じると,当たり前に行われていたことが,特別なことであったように思います。確かに,皆さんは,学校に来て,一日を決められたカリキュラムとおりに授業を受けていました。このような日々が来るとは思わず,毎日,そのことが当たり前のように規則的に学んでいました。その時は,そのことがあまりにも普通のことで,なくなってしまうことなど考えたこともなかったと思います。ところが,今は,いつあけるのか分からないくらい時間が永遠にあるように思われているかもしれません。皆さんの前にある時間は,やはり限りがあります。配信される授業を見るのも,自分で決めて見ているのだと思います。明日があるからあとでというような気持ちになっているかもしれません。元来,学びは自分で工夫して,手を尽くして獲得するものです。分からないことを,自分が分かっているところまで戻ることも,今なら可能です。時間に限りがあるから今がチャンスなのです。毎日1時間分からないことの復習に当てることができれば,休校明けには,かなりの力が付いているはずです。2・3年生なら、これまでの模試や苦手な教科の学び直し,1年生ならば中学校の学び直しを行うことが,それにあたります。学ぶ材料はたくさん持っているはずです。自分の不得意なものの中から,見つけ出すのも学びです。私も学んでいます。皆さんとZoomもしくはMeetを用いて面談ができるようにとその手段を考えています。皆さんがどのような学びをしているのかまずはメールで教えてください。





 

【令和 2年 4月20日】

 雨の学校。休校中のため校内は,余計にひっそりとしています。先生方は,今週から本格的に始めるオンライン授業の準備に余念がありません。録画も順調に進んでいます。先週は、2学年が導入したスタディーアプリの講習会を実施してくれました。生徒の皆さんも,教育情報ネットワークのログインIDと初期のパスワードを手にしたはずです。パスワードは,使い出したら変更してくださいね。私も,かつての仲間にZoomでできることを教えていただきました。校長室に来なくても,Zoomを用いてミライcafeができそうです。
 ただ,便利なICTを活用しないのは,勿体ないですが,始業式や入学式でお勧めした「手紙屋 蛍雪編」は,読んでいただけたでしょうか。どんなに優れた教育コンテンツも,受け手であるみなさんが,学ぶ意欲が高まっていないと成果は出ません。本を読むことは,大きな学びを得ます。
 なぜ学ぶのか。やらされる勉強から,自らの意思で獲得する学びへ,一歩を踏み出してほしいですね。Zoomを用いたミライcafeは,準備が整い次第,連絡します。参加してみようかなと思う人は,まずは,無料版のZoomをスマートフォンかカメラ付PCにダウンロードしてください。その後に,私のメールアドレスに学年と氏名と自分のメールアドレスを記載したメール本文を送信してください。おって,開催時間とログインIDなど招待メールとして送信します。
 
 





 

【令和 2年 4月15日】

 昨日から休校になっています。主役のいない舞台はひっそりとしています。しかし、主役を引き立てる脇役である担任・副担任の先生方,舞台全体の構成を考える演出家である各部長の先生方,そして全体の指揮を執る監督・助監督である副校長・教頭が,各部・各所で話し合ってくれて,素晴らしい原案を出してくれています。具体的には,総合プロヂューサーである私のところに,ICTを駆使した連絡方法や教科の指導方法,課題の提供,子どもたちの心や身体の安定を図る,相談体制や活動などの様々なセーフティーネットの構築などを提案してくれました。学校が子どもたちの学びを保障するということと,心の平安を保つということで、教職員が中心となって一体化しています。ただ,心配なのは,教師集団は,失敗は許されないと,とても真面目に考えてしまうことです。トライ&エラーで構わないと思います。それも,子どもたちのエールになると思います。子どもたちは,私たちの姿勢を見ています。失敗しても,それを良くなるために挑戦するべきものと考え,工夫してやがて克服すれば,生きた見本ですよね。
 生徒の皆さんには,緊急掲示板等で,お知らせしています。こちらも,水戸二高webページ校長からにもアップしていきます。確認してくださいね。友達にも知らせてあげてください。
 ここまで準備できたのだから,先生方も少し安心して,テレワークなどを活用して,罹患を抑えることも大事な使命と考えてください。体調は,日々刻刻と変化します。怪しいと少しでも思うことがあれば,私たちに気軽に相談して,自宅で様子を見てくださいね。まだまだ長期戦です。




 

【令和 2年 4月7日】

 本日,無事に入学式を挙行することができました。新型コロナウイルスという感染症との闘いの中,体育館を目一杯に使って出席者が密接になることを避け,窓を全開にしての換気に努め,式の簡素化による長時間の密集を避け,参加者には原則マスク着用をお願いしました。儀式は,学習指導要領特別活動にも定められた教育効果の極めて高いものです。命あっての教育ということは重々承知しており一番大事にしておりますが,子どもたちの心の教育も重要であると考えております。エビデンスから考え,今回はうつさないうつらないという最適解を模索することを大事に考えました。新入生は担任の呼名にマスク越しながら大きな声での返事,その後の私の式辞についても真剣に聞いてくれていました。生徒代表の誓いの言葉も,ほぼ暗記してくれていたのか,自信をもって宣誓してくれました。私の式辞の中でも,民主主義の大切さと関連させ,自ら責任を果たす行動を求めました。式終了後,校内を巡回しているとグラウンドの桜の木のもとで,写真を撮影している親子の集団を見かけました。声をかけて近づくと,向こうから校長先生と声をかけていただきました。せっかくなので写真を撮っていいですか,私のfacebookに掲載しても良いですかと頼んでみました。それまでマスクをしていましたが,撮影ということでマスクを外してステキな笑顔をこちらに向けてくれました。式辞をしっかり受け止めてくれていて,水戸二の学びに頑張ってついていきますと約束してくれました。自分たちが目指すべき舞台を,早く見つけて,その舞台で輝きを放てるように,学びを深めてほしいですね。校長室は,水戸二高すべての子どもたちにwelcomeです。かつての子どもたち(卒業生)も遊びに来ます。ですから雑談をしに来てくださいね。雑談を重ねるうちに,自分の舞台が見えてくるかもしれませんよ。こんなにステキな笑顔の持ち主たちです。相対的な順位に惑わされることなく,自分の舞台を見つけられるように学び続けよう。応援しています。頑張れ二高生.。

 

【令和 2年 4月6日】

 会議室からの,YouTube配信で各教室に,新任式・始業式・生徒会役員信任式を流して行いました。撮影は,放送部の子どもたちが担当してくれました。手際の良い仕事ぶりです。ついつい私の話は、長くなってしまうのが,反省点ですね。前期生徒会役員の子どもたち堂々としていました。水戸二高を良い方向へ導いてくれる,と確信した瞬間です。前期生徒会長は,公約であった電子マネー対応の自動販売機導入を,事務室長と交渉をして勝ち取ってくれました。きっと次の一手を考えてくれていると信じています。新入生は,18歳成年年齢の該当学年です。民主主義の大切さを後輩に伝えてくれるものと思います。

 
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