今日は、昨日よりも気温が低く、20度に達しない薄曇りです。半袖ではちょっと寒い天気でした。
UCバークレーでは、午前中、日本人の女性科学者による研究概要やアメリカと日本の家庭と仕事の両立しやすさの違いなど、生徒達の進路を決めるのに有効な話をたくさん聞くことができました。お昼もキャンパスの芝生の上で、日本人女性科学者のほか大学院生や現地の女子高生も交えて、ランチディスカッションをしました。
午後は、空中線量の測定の実習です。CO2濃度、放射線量、PM2.5量を同時に測定できるセンサーを使って、室内、野外、自由な場所で、測定を行い、それをどう分析するにかについて、質問に答える形で講義が進んでいきました。
もちろん、全て英語です。生徒達は、聞き取れなかったところを互いに確認しながら、またはガイドさんの通訳の助けを借りながら、なんとかこなしていきました。
最後に、代表してお礼の言葉を、感動したことを、即興的に話が出来て素晴らしいと思いました。
ホテルに戻ると、生徒達は今日のブレゼンを振り返り、明日の自分たちのブレゼンの最終調整をしてました。
明日はいよいよ、トレーシー高校との交流です。
以下、生徒の感想です。
・女性が科学者として活躍していくことの話を聞いて、一つのことに特化するのではなく幅広く知識を持つことの重要性を感じた。また、自分たちの課題研究のプレゼンをした時は足が震えるくらい緊張しましたが、終わった後にUCバークレーの生徒の方に褒めて頂けてとても嬉しかったです。今日の経験をこれからの自信に繋げていきたいと思ぅ。
・研究者に必要なことの中にコミュニケーションがあり、やはり積極的に行動することはとても大切だなと思った。明日からも積極的に挑戦していきたい!
・日本人女性科学者とお昼に少し話す機会があり、素晴らしいアドバイスを頂けて有難かった。
・午後の実習では自分達で観測しながらだったので、放射線をより身近に感じることが出来た。
・現地の女子高生の発表に鳥肌がたった。また、高校生が大学に通っているなんて不思議な感じがした。
・明日のプレゼンはジェスチャーをつけてもっとわかりやすく伝えることを心がけたい。